このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
MY FAVORITE TRAIN TRAVEL
大糸線
(写真左)穂高駅が最寄の「大王ワサビ農場」
ここでは、ワサビ料理がいろいろ食べられるのだが、ソフトクリームやピザなど何でもあります。
でも結構美味しかったり。
(写真右)大糸線で、今でも現役のキハ52形ディーゼルカー
最も新しい車両でも1966(昭和41)年製という40年選手です。
大糸線は、南小谷から北が非電化路線となっています。
乗車日;1991-7、1992-7、2001-8
大糸線は、長野県の松本と新潟県の糸魚川を結ぶローカル線である。南小谷駅を境に南は電化され、北は非電化路線である。夏はハイカーや避暑、冬はスキーやスノーボードなどのウインタースポーツとして利用される観光路線である。また途中の信濃大町駅は「立山黒部アルペンルート」の入口にもなっている。
そういう大糸線だが、初めて利用したのは北陸への抜け道、という感じでの利用だった。松本で乗り換えた大糸線の電車は暫くは松本市内のベッドタウン的な車窓であるが、北へ行けば行くほど北アルプスの山並みが広がってくる。
この路線は、一見ローカル路線といった感じだが、新宿からの特急「あずさ」の他多客時には名古屋からの「しなの」も乗り入れてくる。また京阪神からの直通の夜行列車も以前は多く乗り入れていたが最近はめっきり減ったようである。
この大糸線の沿線は山葵田が多く、途中の穂高には近くに「大王ワサビ農場」が存在する。ここではワサビの栽培風景を見ることができたり、ワサビの花も季節によっては見ることができるが、何とワサビ料理を園内の食堂で食べることが出来るのである。ソフトクリームにもワサビ味が有ったりするのだ。でもなかなか美味しいのだが、とれたてと言うのもあるのだろう。
また、電化区間は南小谷で、この路線を直通する場合はそこでの乗換えを余儀なくされるが、91年に乗車した時は白馬からの直通運転列車に乗った。この白馬、夏はハイカー、冬はウィンタースポーツとして賑わっており、冬場にはスキー客への臨時列車が運転されているのは前述したが、長野オリンピックの会場の近くでもあった。白馬三山が美しく見える駅である。
非電化区間も、姫川にそって走るローカル線であり、なかなか美しい車窓である。
糸魚川近辺は、ヒスイが取れる山も多かったのが印象に残っている。この非電化区間、一時期災害により長期の不通となっており、山岳地方の鉄道の厳しさも感じさせられる。
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