このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

アクセス
 北陸自動車道福井北IC経由のほうが時間面では優れていますが、この日は東海北陸自動車道白鳥IC経由で恐竜博物館に向かいました。家を8:00に出て、到着したのは12:00少し前でした。ただ、途中寄り道や渋滞もあるので、スムーズならもっと短縮できると思います。
途中の 立ち寄り場所 は別ページにまとめたので、そちらも見てください。
 立寄場所も充実していて、白鳥ICから恐竜博物館までの距離は苦になりませんでした。

福井県立恐竜博物館 直近立寄日:2006.8
(長尾山総合公園)

《看板》

《レインボーザウルス》

文字サイズは中又は小にしてください。

題名
住所福井県勝山市村岡町寺尾51-11
アクセス北陸自動車道福井北ICから23km(小牧ICから福井北IC=3950円(162km))
東海北陸自動車道白鳥ICから68km(小牧ICから白鳥IC=2450円(89.3km))
最寄駅:えちぜん鉄道勝山永平寺線勝山駅(駅からタクシー又はコミュニティバス)
入場料恐竜博物館(常設展):一般500円 高校・大学生400円 小中学生250円
 ※特別展に入場する場合は別途料金が必要
恐竜博物館
利用可能時間
9:00-17:00(入館は16:30まで)
休園日:第2・第4水曜日・年末年始
長尾山公園
利用可能時間
ゲート 8:30-20:30
遊歩道利用時間 9:00-16:00
バーベキューガーデン 9:00-16:00(予約制、無料)
駐車場400台(無料)
その他公式ホームページ
  ・福井県立恐竜博物館HP
  ・長尾山公園HP

福井県等
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【立寄場所】
 行き=道の駅九頭竜、国道脇の流水   帰り=川で水遊び、やまと温泉

恐竜博物館へ入館
 駐車場に車をとめ(恐竜博物館に行く場合は、レインボーサウルス広場の駐車場を利用)、博物館に向かいます。
 想像していたよりかなり立派な博物館で驚きました。入口前には観光地で定番?の「顔出しパネル」があるので、記念にぜひどうぞ。
 入口を入ると券売所があるので、観覧料を支払って入館です。ちなみにこのエントランスホールが恐竜博物館の3階になっています。常設展は入口正面のエスカレータで地下1階に下りたところがスタート地点になっています。
 特別展は3階の左手にあります。(我が家はこの日は常設展しか見ませんでした。)

《恐竜博物館外観》

《顔出しパネル》

《エントランスホール》

《常設展へのエスカレータ》

ダイノストリート(地下1階)
 地下1階に下りると、博物館展示室につながるダイノストリートがあり、化石標本が展示されています。突き当たりにボーンヘッド(骨化石が密集して産出する層のことらしい)の標本があり、ここの脇の階段を上るとメインの展示が始まります。

《ボーンヘッド》

恐竜の世界ゾーン(1階)
 恐竜博物館のメインの展示ゾーンで、30体以上の恐竜骨格が展示されています。一部は実物骨格だそうです。それもあって、館内はフラッシュ厳禁で、通路以外への立入は厳しくチェック(監視員があちらこちらに)されています。ゾーン中央、、やや奥の部分にある「ダイノシアター」は人気の場所です。
 息子たちもこのゾーンは大喜びで、かなり満足したようです。1階の詳細は以下で紹介します。

【恐竜のからだとくらしのコーナー】
 地下1階から上がってきた正面にある円形のコーナーです。
 ここで目を引くのは恐竜のタマゴです。よく見ていると時々タマゴが動きます。息子たちは結構真剣に見入っていました。

【恐竜骨格の展示コーナー】
 中央部にある「恐竜のからだとくらし」の両脇に、恐竜骨格が展示されています。照明の配置などは結構凝っていて、幻想的な感じです。
 恐竜骨格のうち、カンプトサウルス、プロサウロロフス、エドモントサウルス、ヒパクロサウルス、ユーオプロケファルス、カスモサウルスは実物骨格だそうです。
 そのほかにも、ティラノサウルス、アロサウルス、ディノニクス、イグアノドンなどなど様々な骨格恐竜が展示されているので、子どもたちも退屈しないと思います。

【ダイノシアター】
 ダイノシアターは、2台の大型スクリーンで恐竜が歩き回って、格闘する姿を放映しています。スクリーンは向かい合って設置されているので、その間で映像を見ます。見ている頭を恐竜が飛び越えていくといった感じの演出もあります。
 これは子どもウケがよいですね。息子たちも結構長い間見ていました。ただ、この日は夏休みということもあり、かなり混雑していて、落ち着いて見ることができなくて、ちょっぴり残念・・・。もう少し人出の少ない日だともっと楽しめたと思います。
 いずれにしても、ここは、かなりお勧めできる場所です。

【中国四川省の恐竜たち】
 一番奥に位置する場所で、中国四川省の恐竜が展示されています。動く展示物があるので、子どもは喜ぶと思います。(写真は暗くてうまく撮れませんでした。)

生命の歴史ゾーン(2階)
 2階に上がると生命の誕生から恐竜時代を経て、人類の誕生までの進化の歴史を標本などで紹介しているコーナーになります。
 中生代の哺乳類の展示やマンモスの骨格などの展示があります。恐竜という感覚ではないので、1階から比べると息子たちもやや足早でした。

地球の科学ゾーン(1階)
 恐竜の世界ゾーンと同じ階にあるゾーンで、エントランス側になります。海の堆積物や隕石などが展示されています。

その他・恐竜博物館内全体
 エントランスホール側の1階(一部2階)には、ダイナラボがあって、ティラノサウルスの全身骨格があるほか、化石の観察をしたり、クイズに挑戦したりできます。少し大きくなったら、楽しめる場所だと思います。
 博物館内ですが、とてもきれいに整備されていて、とても好印象でした。ベビーカーも問題ないですし、授乳室も準備されていて、小さな子ども連れでも楽しめると思います。ただ、恐竜に関心があることが大前提なのは、言うまでもありませんが。

恐竜博物館の外へ(長尾山総合公園)
 恐竜博物館は勝山市長尾山総合公園の一部となっていて、博物館の外にも恐竜をテーマとした遊具や施設等がいくつもあります。細かいところでは、ダイノベンチが博物館の周辺にあるので、恐竜と一緒に一休みというのもよいかもしれません。

《ダイノベンチ”恐竜博士”》

恐竜コンビネーション遊具
 駐車場の南東側に、ちょっとしたアスレッチク設備があります。ターザンロープの先が恐竜の頭だったり、恐竜の口の中に入ったり、恐竜の背中からローラー滑り台を滑ったりできて、気候が良ければ楽しく遊びまわることができると思います。

チャマゴンランド広場
 恐竜コンビネーション遊具のローラー滑り台の出発地点にあるのが、チャマゴンランド広場です。ちなみにローラー滑り台の出発地点は、スギヤマリュウの背中です。チャマゴンランド広場は芝生広場になっているので、ここでお昼ご飯を食べるのもよいですね。
 チャマゴンランド広場の先には、管理棟があり、自由に入ることができます。冷房が効いていて、なかなか離れられなくなってしまいました。

《管理棟内

どきどき恐竜発掘ランド
 チャマゴンランド(管理棟)では、発掘探検を受け付けていて、1日に2、3回どきどき恐竜発掘ランドで発掘探検をすることができます。この日は残念ながら、受付が終了していました。

ティラノサウルス広場、バーベキューガーデン
 長尾山総合公園の一番奥にあたるのが、ティラノサウルス広場です。ここには、ティラノサウルスとアパトサウルスのコンビネーション遊具と水辺があります。水遊びは禁止とは書いてありませんでしたが、ちょっと難しいそうです。
 広場の脇にはバーベキューガーデンがあって、事前申込(当日は13時までに受付)で利用することができます。

その他の恐竜広場
 園内道路の各所に恐竜の置物が設置された、小さな広場があります。時間があれば、幾つか周ってみてください。ちなみに息子たちは、いろいろな置物に乗れて、とても満足だったようです。

《カツヤマリュウ広場》

《フクイリュウ広場》

《トリケラトプス休憩所》

その他
 長尾山総合公園の北側は、森になっていて、ウォーキングコースや森の博物館(観察デッキ)などがあります。森の中を散策したり、昆虫とふれあうのも楽しそうです。

全体
 予想よりかなり良かったです。少し遠いですが、施設はそれを補ってくれる内容だと思います。すでに書きましたが、ベビーカーに対する配慮、授乳室・オムツ替えについては、心配はないと思います。恐竜好きなお子さんがいる方はぜひ一度訪問してみてください(できれば空いているときがよいですね)。展示替えなどで臨時休館することがあるそうなので、休みは事前に調べておくことをお勧めします。
 なお、名古屋方面から油坂峠経由ルートの場合、立ち寄り施設もなかなか楽しかったので、福井までの道のりは距離ほど感じませんでした。

立寄場所紹介ページ

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