このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

愛知県昭和の森の直近立寄日:2006.11
(最初の立寄日:2006.10)

アクセス
 名古屋市内から県道6号線で「モリコロパーク」方面に向かい、猿投グリーンロードに入り、中山ICを出てすぐで、昭和の森に到着します。

公園構成・駐車場
 愛知県昭和の森は、昭和天皇御在位50周年を記念して整備され、昭和56年に開放されたそうです。また、昭和の森に隣接して、「緑化センター」があります。愛知県緑化センターは、県制100周年を記念して、積極的に環境緑化を進めるために建設され、昭和51年に開所されたそうです。
 駐車場は第1から第6まであるので、目的に応じて利用してください。

平成子どもの丘
 第6駐車場に駐車すると、道を挟んだ正面に「平成子どもの丘」があります。こちらは平成14年に完成した比較的新しい施設で、斜面に幾つかの遊具が設置されていて、小さい子どもが楽しそうに遊んでいました。昭和の森のなかでは一番子どもウケする場所だと思います。
 丘の一番下にある「シーソー」などは、かなり低年齢でも楽しめる場所で、息子たちもおにぎりを片手にカブトムシ・イノシシの形をしたイス?に腰掛たり、コンビネーション遊具で遊んだりと、かなり楽しめたようです。
 丘を登るとその他にも遊具があって、楽しみながら体力造りができます。丘の最上部にある遊具は砦のような造りになっていて、こちらもかなり楽しめそうです。
 注意点としては、丘は結構急斜面なので、体力の消耗には気をつけましょう。ちなみに我が家はここに来る前に山登りをしたせいもあって、子どもとお母さんは丘の上にある砦には行きませんでした(お父さんだけ下見で写真撮影へ行ったのですが、疲れて帰ってきました)。

野外炉
 平成子どもの丘の脇には20基の野外炉があり、バーベキューができます。申し込みは第6駐車場脇にある交流館でできます。利用料は1回1区画500円です。交流館内には多目的トイレがあり、オムツ替えもできるので、小さなお子さん連れでも大丈夫そうです。(授乳室は見つかりませんでいた。)

各種の森
 昭和の森内には「野鳥の森」「学習の森」「ふるさとの森」「体育の森」など、いくつかの森林があり、体力造りから自然観察まで色々なことができます。これらを一日でまわり切るのは難しいですが、各所に山道があって、自然を満喫しながら散策するのもよいかもしれません。森林浴コース(一般向け4.3kmとファミリー向け2.1km)もあります。
 この日は後で紹介しますが、昭和の小径を歩いたので、「体育の森」は見ることができました。
 体育の森はフィールドアスレチックがある森で、体力造りに挑戦してみてください。

昭和の小径
 昭和の森・緑化センター内の代表的な散策路の一つに「昭和の小径」があります。緑化センターの本館から第4駐車場付近を経由し、体育の森を経て、平成子どもの丘付近までつながる山道です。
 気軽に歩ける程度に整備がされているので、小さなお子さんとでもちょっとしたハイキングができます。
 (この日は第1駐車場に車をとめ、家族4人で第4駐車場付近まで行き、息子とお母さんは平成子どもの丘までそのまま進み、お父さんは一人で平成の小径(=園内道路沿いの平坦な散策路)を途中にある施設を見ながら第1駐車場まで戻り、車を第6駐車場まで移動させました。)
 気軽とは行っても、アップダウンはかなりあるので、それなりの体力は必要です。ちなみに先に進んだお母さんは思った以上に体力を消耗したらしく、車を取りに行くほうを選べばよかったと少し嘆いていました。

緑化センター本館
 第一駐車場から地下連絡路を通ると本館に出ます。本館には事務室・展示室・講堂などがあるほか、レストランもあります。また、カスケード(右写真)と呼ばれる水路と広場もあって、のんびりムードが漂っています。どんぐりなどもいっぱいで、水路には大きな鯉がいて、息子たちはかなりはしゃいでいまいた。

オーストラリア庭園
 本館脇にあるオーストラリア庭園は綺麗な造りになっていて、気持ちいい感じです。芝生内は入れないので、見て楽しむといったところです。なお、ここが昭和の小径の起点になります。

日本庭園・ロックガーデンなど
 本館の南側には、日本庭園・ロックガーデン・芝生園などがあって、森を中心した「昭和の森」とは違った、庭園などの人工美を楽しむことができます。芝生園はかなり整備されていて、お弁当を広げるのにも丁度良い感じです。
 なお、芝生園は庭園見本を目的として整備されているため、遊具の持込は禁止だそうですので、注意してください。
 (樹木見本林側の芝生広場なら遊具も大丈夫です。)
 ところで、こちらも意外にアップダウンがあります。

樹木見本林・芝生広場
 本館から階段を下り、園内道路を渡ったところに樹木見本林と芝生広場(全国育樹祭記念広場)があります。芝生広場はとても広くて緑鮮やかなので、気候が良いときはレジャーシートを広げて贅沢な気分で気持ちよく過ごせると思います。昭和の森に来た際は、目の保養としても一見することをお勧めします。
 なお、芝生広場は第27回全国育樹祭を記念して整備され、平成15年に開放された新しい施設です。
 芝生広場脇のトイレにはオムツ替えシートがあるほか、自販機も設置されています。

全体
 昭和の森、緑化センターとも見応えがあって、猿投グリーンロードを利用すれば名古屋市内からも手軽に行くことができるので、結構お勧めの場所だと感じました。名古屋方面から香嵐渓に行く途中にあたるので、寄り道として利用するのもいいかもしれません。
 授乳室はないのですが、オムツ替えシートなどはあるので、小さなお子さんを連れてきても大丈夫です。
 アップダウンがあるので、体力は使いますが、ハイキングや芝生でボール遊びなどちょっと開放感に浸るにはよい公園だと感じました。また、グリーンウォッチングコースがあるので、第1駐車場の南端付近にある「緑化相談コーナー」で用紙をもらい、樹木の名前を書き込みながらオリエンテーリングをするのもよいと思います。
 なお、秋も深まってきて、園内の木々は少し色づいてきていました。紅葉の季節にはもっと楽しめるような気がします。

愛知県昭和の森 愛知県緑化センター

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住所愛知県西加茂郡藤岡町大字西中山字猿田21-1
アクセス本文を参照
最寄駅:名鉄豊田市駅又は梅坪駅からバス
入場料無料
利用可能時間緑化センター管理事務所
 9:00-17:00
 休業日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
駐車場847台(無料)
その他 緑化センター公HP
野外炉は利用日の3ヶ月前の1日から予約可能。予約状況は上記HPで可能。

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