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花図鑑 馬酔木(アセビ) アセビ(馬酔木)は、厳冬〜春に、白または桃色の小花を房のように多数つける ツツジ目ツツジ科アセビ属の耐寒性常緑低木です。 樹高は通常3m程度に収まりますが、山地に自生している齢を経たものは6mもの高さ達することもあります。 葉は濃いグリーンで光沢があり、春にスズランのようなつぼ形の花を房状にたくさん付け、 満開時期は花穂が樹を覆うように咲き誇ります。 新芽はやわらかな光沢のある赤色で、花と同じくらい美しいです。 おじさんが住む九州では「アシビ」とも読みます。 複総状花序をした花穂は、スズラン(鈴蘭)や、ドウダンツツジ(満天星躑躅) の花に似た壷形、 または、釣鐘型をしており、下垂して咲きます。 小花の先端は浅く5裂します。 万葉集にも10首が読まれており、古くから日本で親しまれている花木だと言うことがわかります。 漢字で「馬酔木(あせび)」と書くのはアセボトキシンという有毒成分をもち、 馬が食べると神経が麻痺し酔ったような状態になるところに由来し、 かつては葉を煮出して殺虫剤としても利用されていました。 基本種は白花ですが、園芸品種には赤花の「クリスマス・チア」やピンク花の「ダイセン(大山)」などがあります。 また、葉に白い縁取りの入るフクリンアセビ、小型種のヒメアセビなどが知られています。 学名のピエリスはギリシア神話に登場する9人の娘、ピエーリデスに由来します。 一般名:アセビ(馬酔木) 学名:Peris japonica 別名:アシビ 、アセボ、アセミ(いずれも、漢字は馬酔木) 分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ツツジ目ツツジ科アセビ属 原産地:日本、中国 生活型:落葉低木 樹高:200〜500cm 花色:白・桃 花長:0.7〜1cm 開花期:2〜5月 結実期:9〜10月 果実径:0.5〜0.6cm 葉身:5cm まめとの花紀行で撮りためた写真集です。 福岡県春日市「白水大池公園」まめ4才0ケ月 2012年4月15日 記事No.219 福岡県春日市「白水大池公園」まめ4才0ケ月 2012年4月15日 記事No.219 福岡県春日市「白水大池公園」まめ4才0ケ月 2012年4月15日 記事No.219 福岡県春日市「自宅周辺遊歩道」まめ3才0ケ月 2011年4月21日 記事No.173 福岡県春日市「自宅周辺遊歩道」まめ3才0ケ月 2011年4月21日 記事No.173 |
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