このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
カーテンの隙間から、朝日がキラキラと差し込む。久しぶりの青空か? カーテンを開け、窓を開けると、少しヒンヤリとする爽やかな風が部屋の中に太陽の光と共に流れ込んでくる。 今日は何か起こりそうな予感が・・・ アニキと出会った朝はそんな朝だった。 Σ(‾□‾ノ)ノゲ!! トレンディドラマのオープニングかい!! (‾∇‾;) 今回はドラマ仕立てですか?? 折角の晴天の休日に、外に出ないと言うのは勿体無い。 オイラの相棒のおじさんを連れて、少し遠いが隣町の公園、 糟屋郡粕屋町の駕与丁公園(かよいちょうこうえん)まで足を伸ばす事にした。 ベンチに腰を降ろし、ふと見上げた風景は息を飲む程美しかった。 木漏れ日がおいらの白い毛に・・・ (‾_‾|||) どよ〜ん おじさんは、まめに連れて行かれた訳ですか・・・ この調子でまとまるのか?? (;‾□‾)ゝおじさん、うるさい!! だまって聞いてろよ!! byまめ!! 見上げた木の緑の合間に、まるでチューリップのように可憐な花が見隠れする。 フッ、何気なく立ち寄ったベンチの横にチューリップツリー(Tulip tree 英名)とは・・・ 花紀行ばかりしているおいらの身体は知らず知らずの内に、 花の近くに行ってしまう習性を持ってしまったと言う事なのだろうか?? 日本名、ユリノキ(百合の樹)モクレン科ユリノキ属の高木。 (´-ノo-`)ボソッ...黙ってろて言われたので、補足だけね!! 成長が早く、高木の為、この花の撮影は難しいと言われている。 しかし、おいらには相棒のおじさんが居る。 この程度の高さなら、二人で力を合わせれば、問題無い事だ!! ε=(‾。‾;A フゥ… 綺麗な物との写真はそれなれの苦労も付いて回るって事だろう。 葉の形が左右対称で、着物のハンテン(半纏)に似ているということから、 ハンテンボク(半纏)とも呼ばれているらしい。 左右対象・・・シンメトリーか・・・ フフフフッ おいらの柄と同じシンメトリー。気に入ったぜ!! (´-ノo-`)ボソッ...あのー、折角自分の世界に入っておられる所に誠に恐縮ですが ΣΣ┗(|||`□´|||)┛ンガァァー!! 突っ込み所多過ぎ!! 早く、本題に行かんかい!! それでは今回の本題、「アニキ」について語る事にしよう。 この駕与丁公園(かよいちょうこうえん)はバードウオッチングの場所としても有名 なんだ。 数多くの鳥達が生息している。その中で頂点の鳥として君臨し居てるのがこのアオサギなんだ。 常連の釣り人の隣に静かにたたずみ、釣り人が魚を釣るのを静かに待つ。 そして、釣れた魚を釣り人から頂くのである。 そんな光景をこの公園に一度でも訪れた事が有る人なら見かけた事が有るだろう。 と言う事は、この鳥に認められた釣り人は、ある意味釣りの達人と回りから羨望を集める事となるのである。 そんな彼を、尊敬と畏怖の念を込めてこの場所にいた釣り人は「アニキ」と呼んでいたのである。
その釣り人は、皆にせかされる様に、アニキに釣れた魚を進呈する様に言われている。 しかし、魚を針から外そうとしているその手は 喜びと極度の緊張から小刻みに震えていた事はおいらだけの秘密にしておこう。 こうして、ここに新たな釣りの名人が誕生した訳である。 この釣り人は、以後ここにくれば、横に「アニキ」を携えて皆から「名人」として見られる事となるである。 生涯、この時の手の震えは忘れる事が出来ない宝となる事だろうとおいらは思った訳だ。 アニキ、良い時を見せて頂いたぜ!! そして、アニキは帰って行った。新たな伝説をここに作って・・・ この時においらは、ふと思った。 釣り人でないおじさんが居たのにアニキは何故やって来たのか?? おいらはうさぎだから、分かる様な気がするが、おいらの相棒のおじさんは人間。 何故、アニキは、警戒しなかったのだろうかと? 振り向きおじさんを見ると・・・ 分かった様名な気がして来た。警戒に値しない人間もこの世には存在するんだと・・・ (‾‥‾a;)ぽりぽり 「アニキと呼ばれる鳥」終了です。 いつもと違った感じになってますが、笑って許してね!! 偶然出会えたアニキの話は本当の事。 まめと一緒だと不思議な事によく出会うは・・・ |
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