このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


トップへ戻る


01

博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)とは福岡県福岡市で毎年7月に開催される700年以上の伝統のある祭です。
博多に住んでいて、この祭りの事にふれないのは、絶対まずいよねってずっと思ってたんですが、
(‾∇‾;) あくまで、うさぎさんのHPと言うスタンスを崩したくないおじさんとしては、
山笠は中々敷き居が高いお祭りでもあるんです。

元々、写真の櫛田神社にまつられる素戔嗚尊(スサノオ)
「日本神話に登場する神様ですよね。天照大神の天の岩屋の話や、ヤマタノオロチの話しとか・・・
この話をはじめると、凄ーく永い話になるので今回は省略。
しかしやはり、剛のイメージが強い神様ですよね。この祭りに合ってると思うおじさんです」
に対して奉納される祇園祭のひとつで
神社の祭りは正式には「櫛田神社祇園例大祭」と呼ばれている神事なんでよ!!

(´-ノo-`)ボソッ...うさぎ連れの変なおじさんが介入するには恐れ多い祭り・・・
m(_ _;)m 礼儀正しく致しますので何卒まめにも見せてあげて下さい!!

この大祭に応じて氏子の町内が始めた村祭りが発展し神社の祭りも含めて
「博多祇園山笠」と呼ばれるようになったそうです。

祭り自体が大きくなって、福岡県の祭り見たいに思われてますが、上に述べた通り、あくまで櫛田神社の神事なんですよ。
通常は親しみを込めて「山笠」とか「ヤマ」と呼ばれている祭りです。

0203

博多祇園山笠の起源については色々ありますが、ごく一般的に言われいるのは、昔、博多で疫病が流行した際、とある住職(誰だったか忘れました)が村人に今の舁き山の土台部分に似た物を担がせ水を撒きながら町を清めてまわり
疫病退散を祈祷したことを発祥とするのが一般的です。
追い山の時の勢い水(参加者に水を掛ける行為)はこの事により発祥したと聞いた事があります。

豊臣秀吉の時代の時に博多の街をいくつかの区分けした単位を「流」(ながれ)と言います。
今で言う区画整理ですね。(太閤町割と呼ばれていたそうです)
この「流」が博多祇園山笠のグループ単位の発祥で
現在の「流」は恵比須流・大黒流・土居流・東流・西流・中洲流・千代流の7流です

写真の飾り山は櫛田神社常設なので、この流には含まれません。

0405

まめに見せてあげたかった、走る飾り山の写真です。
まめもちょっと興奮してる感じでしょ?
さてさて、この山を見る為におじさんとまめは・・・

0607

山笠には飾っておくだけの静の「飾り山」(かざりやま)と実際に運行する3メートル程の
動の「舁き山」(かきやま)があります。
理由は当初は今の飾り山で追い山を続けていたのですが、山笠が電線を切断する事故が相次いだことです。
とは言ってもこの当時の事は流石におじさんも知らないのですが??

そんな中、昭和39年、川端通商店街(上川端通)は山笠の分化前の山笠の本当の姿を彷彿とさせる「走る飾り山」を復活させ
その後も櫛田入りし奉納を続けています。

今回は、この山をメインにまめに見せてあげようと思い、訪れた訳ですが・・・

(‾‥‾a;)ぽりぽり まめと一緒に行くとなると、写真のように、商店街の中に飾ってある訳で、
この祭り真只中の時期に行くのなら
(‾∇‾;) あはははは朝の5時に現場にいる不審者のおじさんとまめ・・・
o(`⌒´*)oエッヘン 意気込みだけは買って下さい!!

0908

博多祇園山笠は女人禁制の祭りです。また女性は舁き手の詰め所に入れないしきたりとなっています。
おじさんも憶えてますが、かつては舁き手の詰め所の入口に
「不浄の者立入るべからず」
と書かれた立て札が立てられる風習になっていました。
この「不浄の者」は喪中の人と女性のことを指していますが、女性差別につながるとして
平成15年に立て札の設置は中止されました。
(´-ノo-`)ボソッ...今はたしか普通に「関係者以外立入り禁止」って味気ない立て札だった様な気がします。
この事に意義を申し立てる気はありませんが、山笠にはもう一つ「山のぼせ」って言葉があります。

山笠(やまかさ 山・ヤマ)に熱中する男のことを「山のぼせ」又は「のぼせもん」という。
7月上旬は、博多の町は山笠一色になり、山のぼせたちで町が熱く燃えあがる。

この言葉の裏には祭りの間、家を守ってくれる女性がいるからのぼせられると言う側面があります。
山笠が終われば、秋の祭り「放生会」です。
この祭りで、家を守ってくれた女性に毎年着物を買い与えると言う風習が昔はあったそうです。
男達の感謝の意味で。

そして、春になれば、別名「女の祭り」博多どんたくで踊りを披露する美しき女性達・・・

本当はそんな博多の祭りだったんだけどなーってちょっと思ってしまう訳なんですよ。
決して差別とかじゃないんだけどね??

10

おめでたい席ではもちろん色々な集まりの最後に締めとして唄われます。
博多に住んでれば絶対唄った事がある唄で、普通に会社の宴会の最後とかに唄う所もまだまだ多いと思います。
追い山櫛田入りには、一番山笠にだけ許される唄で山笠では重要な唄ですね。

11

博多手一本と呼ばれる独自の手締めです。博多祇園山笠で行われるほか、公私の式典、商談の成立などで行われます。
これも、比較的普通に行う行為ですね。
手一本には、今回の件に後日異議を唱えないという含意があります。

と言う事で、今回はこれにて博多手一本で終了です。

では皆様
w(‾□‾)w よー シャン シャン
まひとつ シャン シャン
祝うて三度 シャン シャン シャン

m(_ _;)m  今回も見て頂いて、ありがとうございました。


ご意見ご感想などは掲示板 「みんなの広場」 に書き込んで頂けると、
(=´▽`=)ノとっても嬉しいです!!
オサイセン◎⌒ヾ(‾_‾。)   (-人-。) パンパン 誰か書き込んでくれます様に!! 神頼み中



トップヘ戻る






このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください