このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


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(‾‥‾a;)ぽりぽりいゃー、今回はこんな表題になる予定でサギソウを見に行ったのですが・・・

(;‾□‾)ゝなぬっ? まだ咲いて無い!!
と言う事で急遽、息子のブタ吉にイラスト作成を依頼したおじさんです。

(‾∇‾;) イラストは、まめから、サギソウが生えてる見たいですが・・・
サギソウって冬虫夏草だったっけ??

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で、表題も変更です。今回訪れたのは樫原湿原(かしばるしつげん)です。
樫原湿原は、佐賀県背振山地西部、東松浦郡七山村にあり、
九州ではとても貴重な湿原で、ここは絶滅危惧種のサギソウがやはり有名です。

おじさんが住んでる福岡県の隣の県、佐賀県側の背振山系に有る七山村。
車で2時間程度の移動時間で到着。途中多少迷ったので、すんなり行ければ1時間30分程かな?

この樫原湿原は、九州有数の湿原植物の宝庫であり、凸(`∀´ ) ゥヶヶおじさんの花紀行に持って来いだぜと
朝の5時に出発し7時には現地に降り立っていた訳ですが・・・・
(‾_‾|||) どよ〜ん サギソウはまだ咲いて無かったと言う落ちだった訳です!!

ちなみにこの湿原は昭和51年3月に「佐賀県自然環境保全地域」に指定され、
現在、保護されています。

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駐車場から、樫原湿原に向かう途中にある溜池に広がるヒツジグサと思い込んでいましたが、
これを書いてる時点で、もしかしたらジュンサイ?? って気もして来てます。
池の浮葉を大きく撮った物が無くて、おじさんの思い込みかもしれません。
(‾_‾|||) ウ~ン?? 確か浮葉に切れ目があったと思うんだけど???
(=´▽`=)ノ まぁ、どちらにしても前回も出て来た睡蓮系の水性植物です。

まだ、朝早い時間帯なので、涼しい風が吹き抜けて行ってました。
ε=(‾。‾;A フゥ…取りあえず、ごまかしておこーっと!!

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ようやく、湿原の入口に到着!!
が・・・(;‾□‾)ゝなぬっ? ペット不可ですか!!

(‾‥‾a;)ぽりぽり 予想通りか!!
環境保護区に指定されているのは知っていたので、多分、まめは出せないと思ってました。

o(`⌒´*)oエッヘン 準備万端です!!
その為に暑くなる前に全てを終わらせるつもりで、朝早い時間からやって来たのですから!!

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(〃⌒ー⌒)ノ じゃぁ、まめ、籠の中で待機宜しく!!
まかせなさい!! (‾ヘ‾)凸 30分で撮影終わらせるから!!

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さて、一番最初に出迎えてくれた花はユウスゲです。

夕方暗くなりかけると咲き、翌日にはしぼんでしまう言うユウスゲ。
早朝のこの時間少し気の早い夕萓(ユウスゲ)が咲く準備をしてました。
とても綺麗な明るい黄色のユウスゲ。

夕方になってそれまではポッポッと黄色が見えていた湿原に、
気がつくと一面ユウスゲの黄色い花で埋まっていく様子はそれは見事だそうです。
今の時間に来られてる方々は、時間が許す限りここに足を運んで、そんな瞬間を楽しんでいらっしゃる見たいです。

(=´▽`=)ノ いゃー羨ましい限りです。

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(´-ノo-`)ボソッ...まめは待機なので、イメージ写真で登場です。
まめの写真は湿原内部の物では無く、湿原を出て、迷惑にならない場所で撮った物ばかりです。
(‾∇‾;) 実際、まめの撮影場所の選定の方が時間が掛かりました。

おまけに日も高く上がり、暑いし・・・
まめと二人で、熱中症で倒れるかと思いましたよ!!
v(*^ー^*) でも、現場で撮った見たいに見えるでしょ!!

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続いての登場は、ヌマトラノオです。サクラ草科の花で名前の通り沼や
湿ったところに地下茎をのばして群生している多年草だそうです。

花序の形が虎の尾に似ているから虎尾(トラノオ)って事らしいですが・・・

(´-ノo-`)ボソッ... 虎の尾なんて近くで見た事無いけど、しっぽも虎模様じゃ無い訳??
正直、納得出来ないんですけど??

さてさて、まめと一緒に写ってるのはオカトラノオ
オカトラノオは日当たりの良い草原に生育する多年生草本。
こちらの方が長く伸びた花序がお辞儀するように垂れ下がって来るのでトラのシッポに見えない事も無いかな?
写真じゃほとんどまめしか写って無いので、分からないけどね。
まめの後ろにちょっとだけ白く写ってのがオカトラノオです。

今回の主役はヌマトラノオと言う事で凛と伸びた花序が清楚なイメージです。

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サクラ草科という事もあり、一花一花はとても綺麗です。
朝露が花弁について、とても涼しそうです。
毎回思いますが、花はアップで撮るとまったく別の顔を見せてくれます。

(´-ノo-`)ボソッ...まめの写真は「じゃま」って思いますが・・・
ガッデム(‾ヘ‾)凸 ここはうさぎのHPなので、たとえ意味無くても入れちゃいます!!

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コオニユリは湿原の周辺地域や湿った草原に生育する多年生草本。との事。
オニユリと比べるとおじさんには一回り小さく思えました。
調べてみると名前のコオニは小鬼じゃなくて、小さい鬼百合という事らしです。

(´-ノo-`)ボソッ...「コオニ・ユリ」って呼ぶんじゃなくて「コ・オニユリ」って呼ばなきゃね!!
(‾∇‾;) どうでも良いか??

実は、おじさん鬼百合ってちょっと毒々しい感じで好きではありませんでした。
特にあの赤に黒の斑点がどうしてもね!!
気のせいかもしれませんが、花の色が美しいオレンジ色でちょっとイメージが違うぞって思いましたよ。

鬼百合との違いを調べて見ると・・・
オニユリによく似ているが、湿地の周辺に生育することと、むかごを作らない点、茎に顕著な毛がないことで区別できる。

(‾‥‾a;)ぽりぽり なるほど、茎がかなりすっきりしてるから、毒々しく見えないのか?


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さてさて、まめの為にイメージ写真を作らなくては・・・
(‾‥‾a;)ぽりぽりまめの写真の後ろの方に写ってるの紛れも無く「コオニユリ」です。
草むらの中の方に咲いてるので近付けない・・・

ガッデム(‾ヘ‾)凸 花だけ画像処理してこっちに持って来ました!!
これでどうだ!!

コオニユリには別名が有り、萓百合(スゲユリ)って名前があるそうです。
この話を聞いて、ふと同じユリ科の野萓草(ノカンゾウ)の事を思い出しました。
と言うより萓草と言う言葉なんですが
(萓草)の意味はこの美しい花を見ていると嫌な事も忘れると言う意味だったと記憶してます。

同じ「萓」って字だけですが、先程紹介した夕萓(ユウスゲ)も同じ字が使われています。
湿原の花は憂いを忘れさせる「忘れ草」が多いのかな??

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コバキボウシはユリ科の耐寒性多年草で、やはり湿地を好む花で「ミズキボウシ」とも呼ばれている見たいです。
いかにもユリって感じでとても清楚な感じなんですが、逆にそんなに珍しく無いのか、
調べても「これは」って話も出て来ません。
でもね、おじさんには忘れられない花になりました。

(´-ノo-`)ボソッ...HPをはじめて苦節6年、はじめて写真プログなんかで見るような、
花にみつばちがとまってる写真が撮れた!!

(‾◆‾;)うっ・・・嬉しい!!
自己満足と言われようとも・・・・


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この樫原湿原にも「自称カメラマン」さんが沢山いらっしいました!!
こう言う写真が撮れた時がやはり一番嬉しいのかな?

おじさんも少し、そんな気持ちが分かったような気がした1枚です。
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ここを訪れるにあたって、植物の方はある程度、下調べはして出かけてましたが、
湿原に住む昆虫達についてはまったく調べてなくて、入口に「赤とんぼ」の写真か?ってのが掲載されていたのですが、
実はこれが「ハッチョウトンボ」と呼ばれる日本最小のトンボの事でした。

全長2センチ以下のトンボなんですが、全長と言う事は一円玉にトンボの統べてが入るサイズなんですよ。
正直、想像を絶するサイズでほとんど大きめの蚊と同じサイズです。

(´-ノo-`)ボソッ...普通に写真を撮っても、まったく分かりません。
見つけても、ちょっと油断すると(‾∇‾;) あれ?? 何処に行ったって感じで・・・

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ハッチョウトンボは学名をpygmaeaと言い「ギリシャ神話のPygmaei ピュグマイオイ(伝説上の小人)」の意味です。

ピュグマイオイ、別名ピグミーとはギリシア神話に出てくる小人族の名前で、
彼らは約27センチほどの身長しかなく、北方は山脈によって守られ南に海岸を持つ温暖な地域に住んでいると言われ、著述家プリニウスによれば羽毛と鳥の卵のかけらを混ぜ合わせた泥で小屋を建て住んでいると言われている伝説の小人の事です
 

(‾◆‾;)うっ・・・和名のハッチョウトンボより、センスのある命名ですよね!!
見事にこのトンボを表した言葉だと思えます。

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w(‾□‾)w いやーまめにも見せてあげたかったなー!
まめにハッチョウトンボが止まってくれれば、大きさとか色合いとかうまく伝える事が出来たのに残念です。

さてさて続いて、この湿原で、出会った生き物達の中で得に印象深い二人を紹介しますね。
まずは蛙のニホンアカガエル

(‾◆‾;)うっ・・・久しぶりに見た気がする。昔はよく見かけたのになぁー!!

調べて見ると
このニホンアカガエルですが、最近は急激に数を減らしているという報告もあります。
原因は、産卵時期に水を蓄えている田んぼが減ったことといわれています。

(‾o‾*(_ _* ) ウンウン 確かにたんぼは減ったよね。
でも何故この湿原には沢山居るんだろう?

カエルの産卵場所として田んぼというイメージが強いですが、このカエルは1月〜3月という早い時期の産卵の為、まだ田植え前の時期であり、この時期に水が入っている田んぼは最近は大変少ないです。
w(‾□‾)w なるほど!! 納得!! そんな早い時期から水があるのは現実に湿原位しかもう無いのかもね。
いかにも蛙って顔したニホンアカガエル。じっと見つめてると落ち着くのは日本人の遺伝子のせいかな?

(‾∇‾;) それともうさぎ飼いだから、跳ねる者には必然的に目が行くのか??
恐るべし!! うさぎ好き症候群!!

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続いて蝶のアサギマダラです。

おじさんが何故この蝶に興味を示したかと言うと、この蝶の飛び方が実に優雅だった事なんです。
細かく羽ばたかずにふわふわと楽しそうに滑空し、今までおじさんが見た蝶とはまったく違う飛び方でした。
又、あまり人を怖がる事も無いようで、木の葉に止まって休憩してる時に近付いても悠然としてます。
(‾∇‾;) こ・こ・こ奴何者・・・後で調べて見ると。

模様が鮮やかな大型のチョウで、長距離を移動することでも知られている。
(‾o‾*(_ _* ) ウンウン 納得、納得、だから飛び方が他の蝶と全然違うんだ!!

夏に日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れるという行動が明らかになった。
(;‾□‾)ゝなぬっ? 親子2世代で渡り鳥と同じ渡り行為をするのか!!

中には直線距離で1,500km以上移動した個体や、1日あたり200km以上の速さで移動した個体もある。との事。
この蝶はここで休憩を終えれば、南下を続けて、いずれ海を渡る事になるのだろうか?
今これを書いてる時にふとそんな事を考えています。

v(*^ー^*) ありがと♪ 貴重な出合いだったんだね!!

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うさぎのHPなのに、まめがしばらく登場しませなでした!!
w(‾□‾)w Oh My God!!随分話が脱線してしまったぞ!!

さてさて、話を湿原に戻しましょう。
左の写真のまめの後方に人影が写ってますが、あの辺が樫原湿原の一番のポイントです。
少し離れた場所でまめと二人でゆっくりとした時間を楽しんでましたよ。

(‾∇‾;) まめは御機嫌ななめですが・・・

さあ、夏の日射しが、もうすぐこの湿原にも降り注ぎそうな感じです。
まめ、そろそろ退散しょうか?
(‾∇‾;) 二人とも溶けちゃう前にさ!!

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長い記事最後まで読んで頂いてありがとうございます。
記録的な猛暑が続く中の花紀行。
まめの体温調整に環境保護区と言う特別の環境下でのまめとのお出かけで
色んな意味で大変でしたが、終わって見るとそれなりの収穫はあったと今、思ってます。
後書きにも書きましたが、まめが何かを感じてくれれば幸いだと思っています。

(〃⌒ー⌒)ノ どもっ♪ それでは又、次回お会いしましょう!!
博多のおじさん&まめ

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オサイセン◎⌒ヾ(‾_‾。)   (-人-。) パンパン 誰か書き込んでくれます様に!! 神頼み中



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