このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
「あー天気が良いなぁー!! こんな日は抜けるような青空を広ーい所で見て見たい!!」 誰もがそんな事を考える日和に、息子のブタ吉とまめとで 佐賀県神崎郡にある「吉野ヶ里歴史公園」に突然の思い付きだけで、蒼い空を見に行きました。 (=´▽`=)ノどうですか? 蒼い空と弥生時代の建物がちょっとしたタイムトラベル気分でしょ? この地は、吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)が発掘された場所で、 当初は邪馬台国ではないかと大きく報道にも取り上げられた所なので 御存じの方も多いのでは? 今回は、「弥生人の声が聞こえる」をテーマにタイムトラベルでーす!! 蒼い空をまめと写真に撮るには何処が良いかなぁー? 「あーそうだ、吉野ヶ里遺跡だったら、弥生時代の竪穴式住居も復元されているから絵になるかも?」 って軽い気持ちでやって来ましたが・・・ (;‾□‾)ゝなぬっ? いつのまにか、吉野ヶ里大集落が略完全に復元されています。 集落の内外には木柵、土塁、逆茂木(さかもぎ)といった敵の侵入を防ぐ柵までも復元されてました。 私事ですが今月は日・祭日は総て仕事の為、休みは平日へ統べて振り替えです。 訪れたの11月2日の平日の為、観光客も少なく、こんなゆっくりした写真が撮れました。 (´-ノo-`)ボソッ...そのうえ、専属カメラマンの息子のブタ吉も休みだったので、今回の撮影はブタ吉まかせでーす。 (‾∇‾;) おじさんが撮るより、綺麗な写真が多いのが、ちょっと・・・ いや、かなり悔しいかも!! さてさて、最初の集落は、南内郭と呼ばれている所で、王や支配者層が住んでいた場所と推測されています。 見ての通り、復元された竪穴式住居の内部にも入る事ができ、弥生人の生活を垣間見る事が出来ます。 右上のまめの写真の風景はとても現代とは思えない雰囲気を出してるいるでしょ!? 遠くには背振山系が見えています。弥生時代にもうさぎさんはいたのかな? (‾∇‾;) バンダウサギはいないだろうけどね。 支配者層が住む区画なので、四方に物見櫓も立てられ、他の区画との間に濠も掘られています。 まめも、物見櫓の上から得意の足ピースを決めてる様に見えますが・・・ (´-ノo-`)ボソッ...おじさんは知ってる!! ちょっとビビってるので、足の指が全開で開いている事を!! (‾∇‾;) まめ、ダメじゃん!! (=´▽`=)ノ おっ!! まめ君、随分余裕が出て来たね。足ピースも今回は決まってます。 気持ちの良い、秋空の下をまめとうさんぽです。 木々の間から、この集落の最大建築物の楼閣が見えて来ました。 (;‾□‾)ゝなんと、三階建ての建造物なんですよ!! 頑丈な二重柵に守られた北内郭。一般の弥生の人々は立入りを禁止されていた区域だったそうです。 こうやって眺めていると、城を連想してしまう風景です。 弥生時代にこんな風景が既にあったとは、ちょっと驚きです。 北内郭はまつりごとを行った特別の区域で、 吉野ヶ里集落だけでなく、吉野ヶ里を中心とするクニ全体にとって、 最も重要な場所であったと考えられています。 写真の楼閣は現代の国会議事堂の役割を果たしてました。 2階で王を中心に、 田植えや稲刈りの日取りを決めたり、季節ごとのお祭りの日を決めたり、 また大きな「市」を開く日取りを決めるなど、 吉野ヶ里を中心とするクニ全体の重要な物事についての話し合いの場所として使われていました。 話し合いで決められない事は、3階にいる最高司祭者(巫女・祖先・神の声を聞くことができる特殊な能力を持った人)に 祖先の声を聞いてもらい、お告げとして王に伝えられて物事が決定していったと考えられています。 正に、邪馬台国の「卑弥呼」の世界です。 ここは、神が舞い降りる地なのかもしれません。 で、我家の神は・・・ (‾∇‾;) 威厳が足りませんぜ、まめ君!! うさんぽをしながらの歴史散策。とても贅沢な時間が流れて行きます。 日本の原風景と言ってよい素晴らしい眺めが次々に目に飛び込んで来ます。 ペンチに腰を降ろして、ひと休み。 何処を撮っても、弥生時代。本当にタイムスリップした見たいな気がして来ました。 現代に戻れるのか?? と、独り感傷に浸っていると・・・ (;‾□‾)ゝなぬっ? まめが腹減ったと言ってモコモコのだんごになっちまいやがった!! かまど跡からごはんを連想するとは恐るべし、まめ!! 今回は、史跡と言う事もあり、移動時はカゴに入ってもらって、要所要所で出してたのですが、 いつもは、だっこされての移動がほとんどなので、お腹が減ってると言うより、多少イジケてる見たいです。 仕方ないので、芝生で少し遊ばせてあげましたが、膝の上から降りません。 まめの一番の安全地帯でご休憩の御様子。 (=´▽`=)ノ まめ、気は済んだかい? ここは、ペット可の施設だから、別にだっこして移動してもかまわないんですが、 (´-ノo-`)ボソッ... やっぱりうさぎは目立つので・・・ うーん、この持ち方なら、おみやげのうさぎのヌイグルミしか見えないのでは・・・? 只今、まめをダンゴ状態にして移動中でーす!! この時代は集落が一つの国として機能しており、海外との交易品や日本各地の同様の国々の特産品などが集まり、 紀元前3世紀から紀元後3世紀までの600年間の弥生時代は、日本での稲作文化の始まりと言われ 思いつきと、おじさんの気まぐれだけで訪れた今回の歴史紀行、弥生時代へのタイムトラベルは 当初、思っていたより、とても楽しい時間でした。 又、訪れた日が平日と言う事と、午後からの訪問と言う事で、 観光のピーク時間を過ぎたこの時間は、正に貸しきり状態でした。 お陰で、まめのこんな写真も心置きなく撮る事が出来たんですよ。 うさぎを連れた、変な親子の旅はこれで終了です。 皆さんにも、「弥生人の声が聞こえましたか?」 この後、このデコボコトリオで体験コーナーに行き、勾玉(まがたま)を石から作ると言う暴挙に出ました。 その話は又、次回。 |
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