このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
おじさんとまめが最近始めた、時空紀行は基本、近代産業遺産系の場所にうさぎさんと行って楽しむ。 そして、ありえない場所でうさぎさんとのツーショット写真を撮って帰って来る。 これがこの時空紀行企画の最重要コンセプトです。(笑) 今まで、まめ&クリで色んな所に行って来ましたが基本B級の穴場的な所が多かったのですが そろそろ超A級の場所に行って、みんなを驚かしてみるかと、ある計画を準備してました。 先頃ドイツのボンで開かれた第39回ユネスコ世界遺産委員会において、日本政府が推薦した 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されました。 皆さん御存じですよね。 世界遺産に登録された場所は全部で23の施設になります。 (゜ロ゜;)....う・・うそ。まさか、うさぎ連れで世界遺産に行くつもりですか? そうです。その通りです。この中から1ケ所抜粋して、まめと行ってみようと言う恐ろしい計画です。(笑) さてさて、はたしてうさぎ連れで世界遺産を見る事が出来るのか? 入念な下調べの結果、中間市の遠賀川水源地ポンプ室なら、 まめと行ってもどうにか見れそうな気がします。極秘ルートから入手したパンフレット片手に まめとお出かけしましたよ。 訪れたのは夏休み空けの9月4日です。夏休みの間は流石に訪れる人が多いだろうと思って 夏休み空けの平日を狙って行って見ました。 中間市に到着すると・・・おぉ(゜ロ゜屮)屮 気合い入ってますよ。 あちこち幟は立ってるし、市役所の壁に横断幕はあるわ、横のスペースには右の写真のような物も作られてるわ。 想像以上の賑わいです。 (゜ロ゜;)....しかし、こ・こ・これは・・・まめ連れで見れるかな? 正直、ちょっと不安になって来ましたよ。 所で皆さん明治日本の産業革命遺産の定義ってご存知でしょうか? 日本は、幕末から明治にかけて、短期間のうちに近代工業化を果たし、飛躍的な発展を成し遂げました。 近代化に必要な燃料である「石炭」、それをもとに発展した「製鉄・製鋼」「造船」に焦点を当て、 世界に特筆すべき重工業分野での発展過程を示す産業遺産群として、世界遺産に登録されたんですよ。 注意!! この施設は現役です。 ですから、当然のように中に関係者の車があったりします。 当然ですが、非公開施設のため敷地内への立ち入りはできません 。 塀の外から眺めるだけって事になります。 (撮影には有る程度、望遠が効くカメラが必要だと思います) 但し外には土日はボランティアの方がこの施設の説明をしてくれるらしいです。 この日は、警備の人が4名いらして、簡単な説明はしてくれましたよ。 平日ですから、ゆったり見る事は可能でした。 ですから、まめがビローンと伸びてる写真なんか撮る事が出来ます。警備の人に笑われましけどね(笑) 写っている写真はポンプ室の表札です。 もう写真では字は薄くなってよく見えませんが「八幡製鐵所 遠賀川水源地」と書いてあります。 この表札が創業当時の物なら、ポンプ室の創業が1910年ですから105年前って事に・・・ ε=(‾。‾;A フゥ…文字も薄くなって当たり前かな? 105年の歳月を刻み込んだポンプ室の正面です。 古き煉瓦のポンプ小屋。なんとも言えない雰囲気を出しています。 毎日、遠く離れた製鐵所に水を送り続けています。 とても稼働施設とは思えない外見。特にこの蔦が凄いです。 逆にこれほど蔦が似合う建物もそうないのかな? ところで、製鐵所で何故?水のポンプ室と思いませんか?調べてみると・・・ (=´▽`=)ノ丸窓がイカシテルと思いませんか? 建設当時は石炭ボイラーでポンプを可動させていた訳ですから、 排気孔の役目も兼ねた、丸窓なのでしょうかね? この窓装飾が、この建物に親近感を与えている様な気がします。 とても愛嬌があって可愛いですよね。 遠賀川水源地ポンプ室のココがすごい! その1 イギリスから輸入されたボイラーとポンプ 遠賀川水源地ポンプ室に導入されたボイラーとポンプは ともにイギリスから輸入された当時最新鋭の蒸気機関でした。 その2 飲料水も送っていた 八幡製鐵所への工業用水だけでなく、当時の若松町や八幡市、 戸畑市にも上水道を供給し北九州地区の伝染病予防に大きな成果を上げました。 こんな説明がパンプに書いてありましたが、 一番凄いのは、この独特の雰囲気だとおじさんは思います。 日本の近代化を切り開いた製鉄業をこの遠賀川水源ポンプ室が支えたと言う事でしょうね。 100年前からこの姿のまま、今に至まで頑張って来ている訳です。 こちらの写真はポンプ室の裏手になります。(〃⌒ー⌒)ノ どもっ♪ 単純に写真を撮るだけだったら、こちらの方が撮り易いです。 電線もあまりありませんしね。 窓の形が左右で異なる独特のデザインや緑の蔦に覆われた赤れんがの建屋は一瞬、教会かぁ? と思わせる独特の雰囲気はこちら側でも十分、堪能出来ますよ。 (=´▽`=)ノまめともこんな感じで写真を撮りました。 因にこのポンプ室と水を送る先の八幡製鐵所は11キロも離れています。 正直、凄い距離を送るんだなぁってびっくりしました。 日記を書いてて、思います。┌(_ー_ ;┌ )┐ムムム・・・ おじさんは、どうしてこんな感じの煉瓦作りの建物が大好きなんだろうと? 所詮はポンプ室なのですが、ある意味、変なこだわりがある所が好きなのだと思います。 だって、ただ建てるのは嫌だって言ってる様に、壁や柱に装飾が施されていると思いませんか? 業務上は絶対に必要だとは思えませんしね。(笑) でもそんな変なこだわりを持って作ってくれたお蔭で、100年後に (゜ロ゜;)....う・・うそ 凄いっておじさんが感動している訳ですけどね。 そんな変わり者だと思う、(おじさんの偏見)設計・工事に携わった人たちを調べて見ました。 遠賀川水源地ポンプ室を含む送水システムの設計監理は、日本近代水道の父と称される中島鋭治東京帝国大学教授。 測量や現地工事には、横浜や東京市など各地の水道に携わった亀井重麿。 ポンプ室建屋の設計は奈良帝国博物館(現奈良国立博物館)や迎賓館の設計・工事に関わった舟橋喜一。 遠賀川水源地ポンプ室の建設には、明治時代の土木工学の第一人者たちが関わっています。 (゜ロ゜;)....う・・うそ みんなお偉いさんばかりですね・・・ (´-ノo-`)ボソッ...でもきっと、「この柱には装飾を施さないと機械の性能が低下する」とか 訳の分からない事を言ったんじゃないかなぁ? (おじさんの妄想だけどね) こちらは遠賀川沿いの取水口の施設です。 ここからポンプ室まで水を送る訳です。当然こちらも現役です。 世界遺産と言っても、現地で見ると「えっ!?これだけ」って 言われる方がほとんどでは無いかなぁって思います。 世界遺産登録されなかったら、本当に目だたないポンプ室ですからね。 (´-ノo-`)ボソッ...因に、世界遺産登録される前から、この施設の事は知ってました。 世界遺産登録されてなかったら、いかにもおじさんがまめと行きそうな所でしょ(笑) でも近くの方は騙されたと思って立ち寄って見て下さい。 きっとこの不思議な建物が好きになりますよ。 それでは又、次回お会いしましょう。 博多のおじさん&まめ ε= (ヽ`◇) あっ!!忘れてた。 ここでの裏技撮影方法を伝授するんだった。 (=´▽`=)ノこの写真、凄いでしょ? この写真の撮り方を皆さんに伝授します。とても簡単なんですよ。 誰にでも出来ますから、メモを取って下さいね。 この日記の、はじめの所に出て来てた、ウエルカムオブジェ。皆さん覚えてますか? このオブジェにポンプ室の写真パネルがはめ込んであります。 このパネルの前に、うさぎさんを置くと・・・ (=´▽`=)ノ はい、素敵な写真の出来上がりです。 いろんなモードで撮って見ましたが、このトイカメラ風も中々良い感じに仕上がってました。 (´-ノo-`)ボソッ...教訓。 パネルがあったら取りあえず押さえに写真を撮っておく。 これ大事です(笑) |
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