このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  阿波地域(旧阿波村)は、岡山県の最北東部に位置し、中国山脈の中服にあり、四方を1000メートル級の山に囲まれた静かなところです。全面積の94%が山林で占められており、標高約380メートルから600メートルの間に農地が開け、8集落を形成しています。  少し足をのばすと尾所の桜、深山渓谷、布滝、白髪滝、大滝といった自然の造形物を見ることが出来ます。                                    (阿波周辺図は現地案内板より)
「所在地
津山市阿波大高下大杉
「アクセス」
中国自動車道津山ICから30Km、車で約30分。
国道53号を鳥取方面へ約4Km、野村三叉路
(信号、標識あり)を阿波方面へ県道6号線を
直進。因美線美作河井駅を過ぎて左折(阿波4Kmの標識あり)し、県道118号線を北上。
阿波の入口には、一の渡り道路公園(写真左)と、右写真の壁面表示がある。
 
阿波地域
 ここから北へ、にほんの里「阿波」が展開する。訪れた時は雨で、霧が山林を覆っていた。


もえぎの里
 プチホテル・あば交流館と、あば温泉・やすらぎの館などが併設。あば温泉はラドン含有のアルカリ性単純温泉。


津山市阿波支所の周辺
 阿波観光協会は阿波支所内にある。
 
 
(現地案内板に追記し転載)


大高下ふるさと村
 昭和49年(1974)に、郷土の風物を開発から守ろうと岡山県が指定した「ふるさと村」七ヵ所のひとつがこの「大高下ふるさと村」。標高500メートルの大高下、大杉の2地区にまたがるエリアで、山あいに茅葺屋根が点在する山里の風景がひろがる。しかし、開村当時30数棟あった茅葺屋根もいまは、わずかに数棟を残すのみとなった。とはいえ、往時のくらしぶりをしのぶには充分な一画である。 

 
民具展示館(右の茅葺屋根)あたりの風景


 阿波森林公園

 
氷ノ山後山奈義国定公園にもなっている自然いっぱいのエリア
 阿波森林公園は、めぐまれた自然を、体験・満喫できるように施設をととのえた川沿いの公園。渓流釣り場のほか、バンガローやテントサイトなど宿泊施設も充実。近くには黒岩高原遊歩道もあり、滝めぐりなどができ、トレッキングに格好の拠点にもなっている。


園地のひとつ落岩園地
 渓流釣り場、渓流茶屋、バンガロー、あずまや等の施設をそなえた園地。写真上右。他に数ヵ所の園地が設けられている。


落岩園地


阿波渓流釣り場
 山岳部を流れる渓流に釣り場を設けてニジマスを放流。天然アマゴも生息する穴場。


落岩園地近くの山村風景

阿波の滝

白髪滝
 標高1000メートル級の山々に囲まれた阿波には、布滝、白髪滝、大滝、観音滝の四つの滝がある。

 落合渓谷にある白髪滝は、鳥取県境の山地が源流で、落合川の支流のひとつ、黒ナメラ谷の一角に位置する。

 正面の岩間を約15メートルの高さから老人の白髪のごとく幾条にも流れ落ちていることからこの名がついた。
 布滝(のんだき)  黒岩高原の水を集めて落下するこの滝は標高830メートルに位置し、春から夏にかけては高原の雪どけもあって比較的水量が豊富である。通常の滝とは異なり、周囲は落葉広葉樹に覆われ、黒色の玄武岩の積層の上を、約50メートルにわたり放物線を描いて水しぶきをあげながら落下しており、滝の全容を一望に見ることは難しい。その姿はまるで白布をさらしているように見えることから「布滝」と呼ばれるようになった。 (文は現地説明板より)
 

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