このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 ▲この桜は、ヒガンザクラの一種「アズマヒガン」で、推定樹齢は1000年、根元の周囲9.2メートル、枝の広がりが四方に10メートル伸び、高さは18メートルある。
 「醍醐桜」の名前の由来は、鎌倉末期の元弘の乱により後醍醐天皇が、隠岐に流される途中ここに立ち寄り、美しさを賞せられたとの言い伝えによる。
 規模・樹齢ともに県下一であり、昭和47年12月9日、岡山県の天然記念物に指定されている。

▲満開の醍醐桜


醍醐桜周辺の道路状況
 醍醐桜の周辺には数か所の駐車場がありますが、空きを待つために待機している車。混乱を避けるため道は一方通行にしている。


醍醐桜付近の集落

(上)周辺から見た醍醐桜
(右)小高い丘にそびえる醍醐桜

※新日本名木百選=1990年(平成2)、読売新聞社と国際花と緑の博覧会協会が、共催で企画し、選定された名木。

醍醐桜近くの休憩所


休憩所から醍醐桜を見る

満開の「醍醐桜」根元(周囲9.2メートル)


枝張り東西南北20メートルに及ぶ醍醐桜


2代目醍醐桜


2代目醍醐桜(左)
 右奥は醍醐桜。


2代目醍醐桜

岩井畝の大桜


 山間部の小さな集落の一角に、ひっそりと清楚にたたずむ名桜で、真庭市指定天然記念物にしていされている。目通り5.8メートル、枝張り(東西)20.5メートル、(南北)23メートル、樹高14メートルの見事な老樹は急な斜面に力強くそびえ、その姿は下からも上からも眺めることができる。
 樹種はアズマヒガンで、推定樹齢800年とされている。伝説では、平家の落ち武者が京都から持ち帰った苗木を植えた3本の苗木の中の一本といわれ、本種のものでは県下2番目の大きさとされている。


醍醐桜ルートマップ


■醍醐桜所在地=真庭市別所
交通:JR姫新線美作落合駅から車40分。中国自動車道北房ICから車25分。ICから醍醐桜まで各所に案内標識があり迷うことなく行くことができます。

■岩井畝の大桜所在地=真庭市岩井畝(いわいうね)
交通:中国自動車道北房ICから車40分。醍醐桜から岩井畝の大桜まで距離は約2Km。

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