このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


豪渓(ごうけい)
 清流と紅葉の調和した渓谷が壮大な自然美をくりひろげる景勝の地。花崗岩のきりたったがけや石柱など変化に富んだ形態は他に例をみないといわれ、名勝地として、大正12年3月7日に国から指定を受けた。

■所在地:総社市槙谷、吉備中央町岨谷

 豪渓は、高梁川の支流、槙谷川の上流にある渓谷。国道180号線総社市明治橋から槙谷川沿い8Kmを上がる。車で約20分。

豪渓駐車場(無料)
 豪渓のみどころは、駐車場付近から上流1Kmの間。槙谷川の清流のせせらぎ、奇峰岩、絶壁の自然美が展開する。途中には休憩所、茶屋もある。

茶屋辺りの紅葉


駐車場から茶屋にかけての眺め

豪渓の清流
 高梁川の支流、槙谷川。

槙谷川
 この前方に天柱峰、剣峰がそびえる。

 
奇岩と紅葉
 槙谷川左岸の眺め。奇岩がつづく絶壁に木々の緑が映え、秋は紅葉が美しく、見頃は11月中旬から下旬。


花崗岩の絶壁と石柱

剣峰と天柱峰
 みかえりばし(上流側)から望む「剣峰(左)」と「天柱峰(右)」。


奇峰絶景
 豪渓は、岩石美と清流・紅葉の調和が自然美を造り出す景勝地。 

 天柱(てんちゅう)
 この文字は、享和元年(1801)に備前の国和気郡の武元登々庵(たけもととうとうあん)が書し、石工2人が14日かかって刻したものです。
 武元登々庵(1768~1812)は漢詩人医者で名は質(ただし)、号は登々庵という。頼山陽の開いた塾で当時一流の文人と交流した。また書家としても有名です。
(現地説明板より)
 
天柱峰
 自然がつくり上げた壮大な渓谷美。この峰の下に「天柱」の文字が刻まれている。

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