このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

本蓮寺本堂(ほんれんじほんどう)本蓮寺番神堂(ばんじんどう)[三棟]・本蓮寺中門(ちゅうもん)
<国指定重要文化財>本堂(指定年月日:昭和17年6月26日) 番神堂(指定年月日:昭和33年5月14日) 中門(指定年月日:昭和45年6月17日)なお、境内全域は朝鮮通信使遺跡として国史跡に指定。三重塔、祖師堂は県重文に指定されている。
所在地:瀬戸内市牛窓町牛窓3194
番神堂内の建物3棟
(写真左)中祠(ちゅうし)
屋根は入母屋造、杮葺(こけらぶき)、向拝付。

(写真下左)西祠(さいし)
屋根は流造(ながれづくり)、柿葺。

(写真下右)東祠(とうし)
屋根は西祠と同じく流造、柿葺。

東祠、中祠、西祠とも保存が良く、室町時代の小形社殿の様式を示すものとして貴重な文化財である。
本堂
 現在の建物は、明応元年(1492)に再建されたものである。

 平面は正面5間、側面5間、正面中央に
向拝(こうはい)をつける。寄棟造り、本瓦葺きの均整のとれた外観で、大棟隅棟の曲線、白漆喰の小壁の軒廻りなどに室町調の端整な美しさを見せている。

※向拝=本屋から張り出してひさしを設けた部分。参拝者の礼拝する所。
中門
 山門をくぐって右方向(東)に位置する。明応元年(1492)頃の建立と伝えられている。門の形式は、2本の柱を主柱とする棟門と呼ばれる形式のものである。

 この中門から奥の境内に国・県の重要文化財が並び建つ。
※文は現地説明板より一部引用    岡山県の文化財に戻る

番神堂
 法華経を守護する三十番神を祀った神堂で、江戸時代中期に建てられた覆屋(おおいや)の中に、東(向かって右)より東祠、中祠、西祠の3棟の建物が並んでいる。建築年代は何れも室町時代後期とされている。
海遊文化館と後方の本蓮寺
本蓮寺入口。石段上は山門(市重文)

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