このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

天籟庵 / 加茂川歴史民俗資料館
 
【解説】地元出身の庭園研究家である重森三玲(しげもりみれい)氏の設計による茶室ならびに庭園。1913年、三玲が18歳のときに自宅に設計した処女作。現在は生家から、1969年(昭和44年)に、重森三玲記念館横に移築されている。四畳半の茶室、三畳ほどの水屋、庭という構成。紅白のコントラストが斬新な庭は、現在地に移築される際に三玲自身が作ったものである。ここには彩色セメントで渦を意味する大胆な文様があしらわれ、海と陸とを抽象的に表現している。
【公開状況】
入館:平日9:00〜16:00、日・祝日10:00〜15:00、無料。休館:土曜、12/28〜1/4 。(2012年10月現在)

■庭はコンクリート製で、一木一草もない。水流と渦が彩色セメントで凹凸をもって施されている。

■飛石は京都鞍馬石を用い、竹垣は八幡の文字をデザインしたもの。
 
 
 【解説】
 1896年(明治29年)の「葉煙草専売法」公布に伴い、翌年に建設された桁行29mの長大な木造平屋建の施設。屋根は和小屋組の寄棟造、桟瓦葺、外壁を押縁下見板張とし、当初は後方に建物が連続していた。全国有数の葉たばこの産地であった当地域の歴史を今に伝えている貴重な産業遺産でもある。収蔵品は、古くからの生活用具、農具、祭礼具等を展示している。
【公開状況】
 土・日・祝祭日のみ開館、無料
 入館:10:00〜16:00
 (2012年10月現在)
 
 
【天籟庵】
 所在地=岡山県加賀郡吉備中央町吉川
 アクセス=JR岡山駅から車で50分
【加茂川歴史民俗資料館】
 所在地=岡山県加賀郡吉備中央町下加茂
       (吉備中央町加茂川庁舎の隣)
 アクセス=JR岡山駅から車で60分
      

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