このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

日本神社100選
吉備津彦神社
【所在地】岡山市北区一宮

 この神社は、社名のとおり吉備津彦命を祭神とし、古くから備前国の一宮として崇敬を集めてきました。十六世紀後半に、金川城主松田氏に迫害され、社殿は焼き払われましたが、元禄十年(一六九七)に再建されました。しかし昭和五年、在殿・随神門・宝物殿を残して焼失し、現在の拝殿等は、昭和十一年に建てられたものです。
 「本殿(写真右端の建物)」は、桁行三間・梁間二間、屋根は、流造り・檜皮葺の流麗な建築です。元禄時代の建立で、県指定重要文化財となっています。
 このほか、「子安神社社殿」(市指定重要文化財)、「神事絵巻」(県指定重要文化財)や、毎年八月におこなわれる「御田植祭」(県指定重要無形民族文化財)、十月の「流鏑馬(やぶさめ)神事」(市指定重要無形民俗文化財)等が貴重な文化財として広く知られています。
(神社内説明板より)


岡山県指定重要文化財(建造物) 吉備津彦神社本殿


県重文指定年月日〜昭和43年4月19日
三間社流造(さんげんしゃながれつくり)・檜皮葺(ひわだぶき)の流麗で清楚な本殿は、厳粛な雰囲気に満ちている。


案内図


<案内図は神社内案内板より>
夏至の日には、太陽が随神門の正面から来光し本殿正面を通って沈むことから別名「朝日の宮」ともいわれる。


正面参道
吉備の中山の北東麓に位置する。


正面参道から随神門に至る

参道脇の神池(地泉廻遊式庭園)


安政の大石灯籠

拝殿


子安神社

周辺案内図

「交通」JR吉備線一宮駅から徒歩5分
※青い点線は備前国と備中国の境界線とされた

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