このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

岡山県の文化財に戻る

乾蔵(左の白い建物)とその右は酉蔵
土塀越しに見る蔵座敷2階部分
旧大国家住宅(きゅうおおくにけじゅうたく)
 旧大国家住宅は江戸時代後期に成立した大型の民家です。酒造業・運送業で栄えた家で、幕末には大庄屋格となっています。主屋(1760年創建)は、入母屋造の屋根を二つ並べ、その間を一段高い屋根でつないでいます。上から見るとエの字形の屋根は、その規模ともに全国的に例のない独特な形式です。蔵座敷(1801年創建)は座敷の縁側が池の上に張り出すなど風雅な造りとなっています。また大国家には建築に関する多数の資料が残されており、この建物の価値を高めています。
※(文)は現地説明板より

指定物件主屋(おもや)蔵座敷(くらざしき)・中蔵・(いぬい)蔵・(とり)蔵・井戸場 (つけたり) 土塀 宅地
所在地:岡山県和気郡和気町尺所38番地
交 通:JR山陽本線和気駅から徒歩10分
     (県立和気閑谷高等学校 隣)
(注)通常は外観しか見学ができません。住宅内の見学は一般公開日と、一般公開日以外で見学する場合は、5人以上で1週間前までに所定の申請書により事前に申し込みが必要となる。
問い合わせ:和気町歴史民俗資料館 TEL(0869)92ー1135

 ※2011年10月現在

通常閉館を知らずに訪問したため、外観のみ見学となりました。
塀越しに望む主屋の屋根(東側より)〜茅葺き屋根の入母屋造2棟を平行に配置し、その間を直角方向に本瓦葺・切妻造の最上部の棟でつなぐ比翼入母屋造である。
主屋〜1階の屋根は本瓦葺き、2階の屋根は茅葺きとなっている。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください