このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 紅葉の名所 奥津渓
 
国指定名勝“奥津渓”は、春はこぶし、しゃくなげが咲き誇り、秋には見事な紅葉に包まれ、あたり一帯が燃えるような赤色や黄金色の染まる美しい渓谷となる。
<指定年月日>昭和7年4月19日
<所在地>岡山県苫田郡鏡野町奥津
<交通>車:中国道院庄I・Cから約25分 バス:JR津山駅前<津山広域バスセンター>から中鉄北部バス「石越」行で約1時間、「小畑」下車徒歩5分

大釣橋周辺
 大釣橋から下流に向かって続く遊歩道一帯が奥津渓の紅葉スポット。

奥津渓谷
 大釣橋から見た紅葉と渓谷。
 
渓谷沿いにある約700mの遊歩道は奥津渓の紅葉スポット

吉井川に彩りを添える紅葉

 もみじ祭り期間中はライトアップされ、近くの奥津振興センターでは観光イベントが繰り広げられる。なお、祭り期間中の土日・祝日は町道のマイカー乗り入れが禁止され、同センターから有料シャトルバスが運行。
 渓谷美の奥津渓

臼淵(うすぶち)甌穴群(おうけつぐん) 

 
 名勝奥津渓は、天狗岩の奇岩、女窟の断崖、琴淵臼淵の甌穴群、鮎返しの滝、笠ヶ滝、般若寺の太子岩、石割桜の八景からなっています。この渓谷一帯は、深山幽谷であって、大釣の霊地と人々は呼んでいました。その後、大正の初期にこの渓谷を切り開いた陰陽連絡道が、今の落合橋から石割桜のところまで開通し、勝れた景観が世に出ることになりました。春はこぶし、しゃくなげ、つつじが咲き乱れ、夏は新緑にかじかの鳴声。山女(土地では「ヒラメ」と云う)釣り、鮎掛けと冷涼な気候にあるため避暑客がたえません。又、秋には、全山錦を織りなす紅葉に、冬は、自生のイイギリの赤い実に白い雪のあざやかさ、寒い朝などの見事な樹氷による雪景色と四季を通じて楽しむことができます。(現地説明板より)

奥津渓の甌穴


現地説明板より

臼淵付近の急流

臼淵付近の岩場
奥津渓谷「遊歩道」を歩く 

遊歩道
臼淵から上流へ800m、大釣温泉までの遊歩道は自然探究歩道として整備。 


奥津渓は、吉井川が歳月を要して花崗岩を浸食してできたV字渓谷。

絶壁の岩場


奇岩

大釣橋から上流を望む
建物を過ぎた先は笠ヶ滝、さらに前方1Km先が奥津温泉。

笠ヶ滝

奥津渓

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください