このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 岡山県立高松農業高等学校資料館・1棟
(旧岡山県立農学校堆肥舎)

 校舎南側の現場実習作業地内に建つ煉瓦造平屋建て、入母屋造茅葺き屋根の学校施設。壁面上部は、漆喰塗り。煉瓦造に茅葺き屋根の特異な建物として貴重である。旧岡山県立農学校時代に堆肥舎として建てられたもので、現在は学校の資料館として使われている。
<所在地>岡山市北区高松原古才(JR吉備線備中高松駅から徒歩5分)
<竣工年>明治42年(1909年) <国登録指定年>平成19年10月2日
<国登録有形文化財(建造物)>
 ■大賀家住宅主屋ほか
■岡山県立高松農業高等学校資料館
 大賀家住宅主屋ほか9棟
 大賀家は畳表の取引を江戸と直接行っていた商屋で、幕末には名字帯刀を許されました。住宅は江戸時代後期から明治中期にかけての建物で構成されており、表門の内に主屋や離座敷、2階座敷、内蔵、土蔵、納屋、作業場などの建物が建ち並んでいます。また、主屋・離座敷の南側には庭瀬藩別邸から移築されたと伝えられる見事な庭園があります。屋敷の北側は旧今保港に隣接しており、かつては海へ直接舟が出入りしていました。明治期には銀行業を行なうなど、この地域の歴史的景観や近代化を象徴する建物群です。(現地説明板より)
<所在地>岡山市北区今保(足守川と笹ヶ瀬川の合流地内、老人ホーム喜福園西へ約150m)
<国登録指定年>昭和14年6月25日  ※内部は非公開   ※駐車場無(周辺道路狭し)

表門と主屋〜東面して表門を構え、主屋(しゅおく)屋根は煙出付の入母屋造・本瓦葺。
窓ガラス越しに内部を撮影
壁面の煉瓦は、煉瓦の長手と小口を交互に積むフランス積みと呼ばれる方式が採用。
大賀家住宅の北側
旧岡山藩加子浦今保港と大賀家住宅
東側に残る堀。右奥の北側は旧今保港に隣接していた。
南側の庭園

小口→

←長手

レンガ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください