このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 国史跡
しもつみちしはか
下道氏墓

【所在地】矢掛町東三成

下道氏公園〜郷土の偉人吉備真備公が中国の優れた文物を請来して1250年に当たるのを記念し公の学んだ中国西安市に顕彰碑が建立された。これにちなみ公の先祖下道氏の当墓域に公園を整備し遺徳を顕彰するものである。(現地説明板より)

史跡下道氏の墓〜元禄12年この地から吉備真備公祖母の銅製骨臓器が発見された。これには公の父下道圀勝とその弟圀依2人の母の骨臓器である旨が記されており国の重要文化財に指定されている。又墓誌等も発見されこの一帯が公の先祖下道氏の墓域と明定され奈良時代の火葬墓制遺跡として大正12年3月7日国史跡に指定された。(現地説明板より)
周辺の史跡・名勝
 八高(はっこう)廃寺(県指定史跡)

塔心礎が残る八高廃寺

<所在地>倉敷市真備町妹八高1
<指定年> 昭和34年3月27日

塔心礎
塔跡以外の伽藍の配置等は不明であるが、明治初年頃には数個の礎石が露出していたという。出土物は鉄製の風鐸の外鬼瓦や各種の古瓦があり軒丸瓦は時代を異にしたものが三種類ある。寺院の創建は白鳳期であり天平期も続いていたらしい(説明板より)。
<花崗岩の心礎>
長径約189cm 短径約141cm 厚さ約90cm
<中央の円孔>
直径24cm 深さ15・3cm
琴弾岩(ことひきいわ) 

奈良時代に右大臣として中央政界で活躍した吉備真備公が、晩年父祖の地に帰り、中秋の名月の夜に、小田川に臨むこの岩の上で琴を弾かれたと伝えられているところから琴弾岩と呼ばれている。
<所在地>倉敷市真備町妹猿掛

昭和24年以来、町民は毎年中秋の名月の夜にこの岩に集い、真備公の故事にちなんで弾琴祭(だんきんさい)を催し、岩上で琴・尺八を演奏して公の遺徳をしのんでいる。(説明板より)

<下道氏墓・八高廃寺・琴弾岩周辺図>
下道氏墓〜三谷駅から国道486号を東に行くと標識あり。徒歩15分


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