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高館は北上川に面した丘陵で、判官館(はんがんだて・ほうがんだて)とも呼ばれている。地元で判官館と呼ばれているのは、義経が判官の位にあったことに由来する。この地は、源義経最期の地として有名である。 現在、高館はその半ばを北上川に侵蝕され狭くなっているが、この一帯は奥州藤原氏初代清衡公の時代から、要害地とされていた。 <所在地>岩手県西磐井郡平泉町 <築城年>中世 <形式>丘城 (訪問日)平成25年(2013年)10月 |
柳之御所は、平安時代の末、(12世紀)に、平泉を拠点に繁栄した奥州藤原氏が政治を行った場所と考えられているところで、歴史書「吾妻鏡」に記されている「平泉館(ひらいずみのたち)」にあたると推定されている。 高館は、柳之御所から北西約500mに位置し、平泉で唯一の独立丘陵を形成しており、丘陵式の築城がなされている。遺構として、土塁や空堀が残る。 | |
空堀跡から義経堂(ぎけいどう)裏手を望む | ここは現在、駐車場として利用している所 |
空堀と土塁 | 空堀 |
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