このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

■ 天 守

天守(重文)
現存する唯一の山城の天守。1681年(天和1)から3年をかけて、藩主水谷勝宗が修築したものとされる。2重2階。天守中央部分の唐破風出格子窓(からはふでごうしまど)が特徴。



▼鉄砲狭間穴の枠が、外側の口に対し、内側の口を倍ほど大きくする技法を「アガキ」という。

▼囲炉裏
籠城時、城主の食事暖房用に用いられたといわれている。板石造り。

▼装束の間
階段の奥の部屋。籠城時の城主一家の居室。床下に石を入れ隙間のないようにし、忍びの者でも侵入できないように工夫がされている。

▼武者窓

▼石落し

写真には写ってないですが、接続廊下から階段で天守一階に上がる。

天守一階入口

■天守の内部

▼備中松山城の天守の特徴は、唐破風の部分。唐破風にあわせて出格子窓が設けられており、石落し(出窓型)の機能もあわせ持っている。

蕪懸魚(かぶらげぎょ)
妻の拝みに取り付けられている装飾。左右一対の鰭(ひれ)を有する。

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