このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


誕生寺山門
 正徳6(1716)年築造の山門は、浄土宗寺院の中では非常に規模が大きいもの。

誕生寺山門(さんもん)(境内側)公孫樹(こうそんじゅ)(イチョウの別名)
 比較的例の少ない山門薬医門(やくいもん)の典型的な様式を示しており、装飾的にも優れた特色を持つ非常に価値の高い建築物。(山門説明文は久米南町HPより

御影堂(本堂)
 御影堂の位置はかって850年前、美作の豪族、漆間(うるま)時国公、秦氏君夫婦の館であった。時国公は久米の押領使(おうりょうし)(その地方の治安の維持を任務とした役)で長承2年の4月7日(1133年)に2人の間に、のち浄土門開祖、法然上人(幼名勢至丸)が御誕生され、上人が幼少9才まで御両親とすごされた場所である。

御影堂(本堂)
 開山は法然上人の弟子、熊谷蓮生法師で現在の御影堂(みえいどう)は元禄8年の3度目の再建である(御影堂説明文は現地説明板より。公開状況〜外観のみ)
尚、正面の唐破風向拝、背面と北側面の下家は、後世に加えられている。
 誕生寺の大イチョウ
推定樹齢 850年
目通り周囲5.9m 樹高10m
 
法然上人が菩提寺のイチョウを、杖として持ち帰り庭に挿され、これが活着したと言われるこの大老樹は、幹が逆円錐型に太り、枝は扇状に延びるさまから「逆木の公孫樹」の別名がある。

無垢橋(むくばし)(国登録有形文化財)
 誕生寺境内の南を流れる片目川に架かる石造桁橋。

所在地:久米南町里方
アクセス:JR津山線誕生寺駅から徒歩10分


国指定重要文化財(建造物)
誕生寺 御影堂、山門 附 棟札(元禄期から嘉永期)
指定年月日:昭和55年12月18日

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