このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
■弥生時代の集落復元 発掘調査の成果にもとづき、弥生時代前期に存在した集落(微高地、湿地、水田)を復元 | |
(現地説明板より) | |
水田 弥生時代になると、河川による土砂堆積で、このあたりに広い土地が出現しました。人々はその中の高い場所(微高地)に住み、低い土地には水田をつくりました。 津島遺跡の水田は、あぜにより細かく区画されています。これは、土地に起伏があるため、広く一面に水をためることができないので、水を張るために区画を小さくしたものと考えられます。水田には、用水路も設けられていました。水田からは、イネの穂を摘みとる石包丁が発見され、またイネが栽培されていた証拠(花粉やプラントオパール)も見つかっています。 | |
湿地 「湿地」とは、周辺より低いため、水がたまったり、流れたり、よどんだりしている場所のことです。弥生時代前期ごろ、このあたりは湿地(低位部)であったことが発掘調査でわかりました。旭川から分かれて流れていた支流(旧河道)の一部と考えられています。 | |
微高地イラスト (現地説明板より) | 微高地に復元された建物 右より |
■出土遺物 | |
過去に実施された発掘調査の様子 (写真は現地説明板より転載) | 弥生時代の土器 史跡指定地内の発掘調査で出土。 |
陸上競技場の中を流れていた川から出土した部材 木材は、通常、朽ちてなくなってしまうので、これほどまとまって、しかも多くの種類の建築部材が発見されることは、極めてめずらしく、当時の建物の構造を考えるうえで、貴重な資料となっている。 | 空から見た津島遺跡 津島遺跡は旭川西岸にいとなまれていた遺跡。 (写真は現地説明板より転載) 岡山県の文化財に戻る |
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