東濃鉄道 いすずBXD30/川崎航空機工業 1964年製造


  かつて岐阜県に有ったプラモデルメーカー、エルエスからいすずBXD30前期型が発売された時、そのモデルとなったのは当にこのバスである。四国交通の廃車体を名鉄自動車整備が1988年8月にレストアを完了し、この地で稼動を開始した。外装は落ち付いた旧色、内装は観光バスに準じたデラックスな仕様となっている。一時は休眠状態となっていたが、その間も車検は継続取得され、近年再び美しい姿となって活躍している。








2灯式の前期型の現存数は少ない。

窓上に何も無いスッキリしたリアビュー。

新旧の計器類が並ぶ運転席から見るボンネット。

床は家庭用のフローリングの様だ。

最後部のシートはリアウインドーと隙間を設けている。

旧字体の「鉄」が良い味を出している。

社紋の裏には、いすずマークが有るはず。

直線と曲線とを巧みに織り交ぜたフロントデザイン。



角部に三角窓が有るのが、川崎ボディの特徴。

側面には、2005年版のペイントが施されている。

少し立体的になったテールライト。


2005.4.16 恵那営業所にて撮影


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