東武博物館 日産TN714





  今から14年程前にオープンした東武博物館には、戦後の箱型バスの創世期に製造されたキャブオーバーバスが大切に保存、展示されています。このバスは昭和26年に製造され、昭和40年初頭まで栃木県足利市で活躍し廃車されましたが、その後20年以上に渡り第三者の元で奇跡的に保管されていたものをフルレストアしたものです。エンジン、シャーシは日産製、ボディは富士重工製で、メーカーズプレートにはTN714と刻印されています。富士重工ではこのボディはR5型と呼ばれており、立窓はバス窓登場以前のアーチ型になっています。大きく傾斜したフロントガラスは後のR7〜R13型へと受け継がれていきました。


表情豊かなフロントマスク


芋虫の様な、ずんぐりむっくりしたボディ


小さなライト類が点在する、シンプルな後部デザイン


キャブオーバーの特徴はフロントホイールのトレッドが短い事


隣にはED5015が並ぶ


          内側に入り込み傾斜したフロントガラス
          ワイパーの取り付け方がユニーク

最後部の側窓にもRがついている


R11型まで継承された後部2枚窓


      出入口付近に立って後方を望む
      現在の日本人の体格では天井が低過ぎる

最後部の座席に座るとこんな感じである
運転席横のカバー内にエンジンが収まる

富士重工の銘盤


日産の銘盤


50年前のワンステップバス


          最後部右側にある非常口
          最後部の三角窓は後方へまわり込む

立窓はまだバス窓形状ではない


天井には丸っこいベンチレーターが4つ


歩道橋くらいの高さから俯瞰する


後部の矢印型方向指示器



日光軌道 203号
(1954年 汽車会社製造)

日光軌道 203号の内部


ED5015
(1959年 日立製作所製造)

1720系1721号
(1960年 ナニワ工機製造)

5700系
(頭頂部のみ)

デハ1型5号
(大正13年 日本車両製造)
B1型5号機関車
(明治31年 ベヤーピーコック社製造)

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