想い出の碓氷峠



  長野新幹線が開通する以前、峠の釜飯で有名な横川と軽井沢とを結ぶ碓氷峠を通過する列車は、粘着運転が可能な2両のEF63型電気機関車を横川側に連結して、低速走行で峠を上り下りしていました。宇都宮からは150キロ程度と遠い距離にあった碓氷峠ですが、1997年の春頃から大凡2ヶ月毎に通い、旧丸山変電所やめがね橋周辺で撮影を行いました。列車主体の写真が好みなので、結果的には線路際からの編成写真ばかりになってしまいましたが、画像を見る度に長い編成の「あさま」や「白山」を従えたEF63のブロワー音が鮮明に蘇ってきます。
  このコーナーでは廃止が間近に迫った碓氷峠の様子を、改めて振り返ってみようと思います。


深緑に埋もれそうな、旧丸山変電所をバックに


峠を下るEF63の4重単


14系客車を使用したイベント列車

「あさま」のHMを掲出した、定期列車の「あさま」


信越本線の客車列車や貨物列車を支えたEF62


検査後間も無い13号機


茶色と青色のペアが短い編成の115系をリードする


若番の3号機


パノラマエクスプレス アルプスを従えて


こちらはリゾートエクスプレス ゆう


4重単が峠に挑む


1日限り、特別に取り付けられた「あさま」のHM


峠を下り、最後の長い直線区間を行く 「あさま」


丸山付近のカーブを登る 「あさま」


旧丸山変電所付近は碓氷峠の聖地だった


185系を従えて峠を下る


白山カラーも過去のものとなった

横軽廃止当時、現役最若番だった2号機は軽井沢駅で保存中


ヨコカル廃止の日まで現役を貫いた3両のEF62

EF6243


EF6246










     54号機は碓氷峠鉄道文化むらに静態保存中
EF6254








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