2005年12月16日「321系」 |
12月1日から営業運転に就いている321系、この間ようやく初めて乗務で来ました☆
で、そのときの感想を書いて見たいと思うんですが・・・。
まず始発駅。流星は確認項目というか・・・には無いんですが、折り返したときや乗り継いだ時はブレーキ全緩解を確認し、
「緩解よし」と喚呼するんですが(本当はその後で流しノッチをやりたいんですが、例の高速ダイヤwだと遅れるし、車掌も
他の運転士がしないことをするとビビるかなw?って思ってやらないんですが^^;
(確認項目にあるのは非常ブレーキから常用ブレーキに移し、非常ブレーキ表示灯が消灯したこと及び常用ブレーキ
表示灯(該当ノッチ数表示)が点灯し、所定のBC圧力があること)
207系や223系のM車だと、「ヒューン」という緩解音の後にしばらくしてから聴こえる「フィ〜」というVVVF独自の起動音、
この絶妙な間に自分的萌えを感じるわけなんですがw
この321系は緩解音が無いと言っていいくらいすぐに抜ける&音が悪い_|‾|○
抜け方が「スコーン」って感じ・・・まぁ早く抜ける→すぐに起動開始できるという点ではいいんでしょうが。
で、1ノッチで起動を開始してみると・・・ものすんごいなめらか!!
起動は全ノッチ投入が基本なんですが、223系とか全ノッチで起動開始するとえらいことになりますがwこれは無問題!
で、少々荒いノッチ操作をしたとしても、即答性いいから前後揺れも無いし、何より運転士の思うように運転できる!
で、最初の停車駅・・・試験ブレーキの駅なので、他の車両同様同じ地点からブレーキをとってみると・・・
そんなに悪く無いって感じ・・・と思っていたら、60Km/hを下回った辺りからのびてくるような感じがし、そのまま低速まで
その状態・・・かなり粘ってブレーキ5ノッチを残したまま停止位置20mくらい手前まで来て、ここで急激に効いて・・・と
思うほども効かなかったかな^^;3ノッチを残したまま停車。
停車時の自動緩解はしていそうなんですが、3ノッチより高いブレーキで止まるとあまり効果がなく、停止してから自動緩解して
るような感覚でした(汗
1〜2ノッチで停止した時はそれなりに効果がありそうですが・・・ただ、自分で全緩解するとこの列車こそBC圧力がすぐに抜ける
ので転びます。勾配のある駅での全緩解は禁止にした方がいいかも・・・今度指導に相談してみます。
一応上下で乗務したんですが、どちらもクモハで、NO.2位台車(まぁ下り方はNO.1位ですが)にモーターがあるんですが、
上り方はモーター音がよく聞こえるんですが、下り方はほとんど聴こえませんでした・・・残念_|‾|○
しかし初めてハンドルを握るとすごく緊張する!(営業開始前は車両研修しかしてないので)
初乗務・・・ほどの緊張では無いですが、ちょっとテンパリました^^;
途中駅でカーテンを降ろそうと思い、後ろで見ていた人(外国の方でした)に頭を下げて降ろそうとしたら・・・さすが外国の人!
「バイバイ」って手を振られたんですが、流星緊張してて、手を振り返したり出来ず、ただ笑顔で閉めるしか出来なかったorz
カーテン下ろしてからは「俺緊張し過ぎだって!」って何度も一人ゴト言ってましたw
途中高槻で営業活動してる人がいたんで、発車する時にメロディーフォン鳴らしてあげたら・・・ビックリして逃げちゃったし(汗
(ノ∀`)お〜い!サービスなんだけど〜w
え〜っと、一応総評というか・・・起動。これはかなりいい。ただ、加速が悪く、もう一つか二つくらいはM台車を増やしてほしいか
たぶん出力を調整していると思うんですが、限界ヨロまで(変電所に負担かから無い程度)上げてくれれば、207系と同じくらいの
加速力&高速域でののびを得られると思うんですが。
ブレーキは・・・甘いというのは最悪ですが、ノー階段で止まれるように自動で調整している(と思う)のは自分の理想的です。
後は・・・停車時の自動緩解をもう少しうまくしてくれれば・・・まぁこれは全緩解しないで停車する列車に乗車してみての衝動
というのを調査してから、今後全緩解をした方がいいかは研究してみたいと思います。
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2005年12月13日「全緩解」 |
この間高槻の車庫で折り返し列車を引き継ぎ、西明石まで207系を運転してました。
途中の駅から指導助役が添乗してきて、まず一言。
「これがボディーライン変更した207系なんやな」
( ゜д゜)えっ!
というわけで待避駅だったんで外にでてボディーラインを確認・・・確かに321系と同じ色でした(笑
というか高槻からその待避駅まで約1時間、流星まったくそのことに気づかずに運転してました^^;
そういえば大阪駅でバシャバシャ写真撮られてたなぁ〜って、今更ながら気づく(笑
で、流星最近はその全緩解に疑問を抱いていたので、よくブレーキ1〜3ノッチ残したまま停車したりするんです。
まぁ指導が乗ってきたときは指摘されないように全緩解するんですが、つい癖で1ノッチ残したまま停車。
するとさっそく助役から指摘が(汗
で、思い切って助役に全緩解する必要ってありますかね?という質問を投げかけてみました。
助役の回答は「衝動防止のために全緩解をする・・・という取り扱いになっている(直通ブレーキ及びブレーキ設定機を
装備した電気指令式車両)から・・・一応」と。
助役自身も全緩解は完全推奨じゃなさげですが・・・とりあえず雲の上の偉い人が作った取り扱いには従えと。
しかし衝動防止の全緩解といいますが、これってBC圧力がブレーキ1ノッチ時に得られるBC圧力(概ね3〜4kPa)よりも低い
時に初めて効果があると思いますし、流転を注意するあまり全緩解する前にすぐにブレーキ5ノッチくらいまであげる人が
いますが、それは逆にBC圧力が150kPaくらいまであがるので、逆に衝動大きくなりませんか?
それなら初めっからブレーキ1ノッチ残して止まるほうが安全だし・・・それに全緩解出来ないままで停止する衝動と、ブレーキ
1ノッチで止まる衝動は、お客にとってどれほどの違いがあるのかははっきりいってわからないくらいだと思う。
そりゃプロとしては毎駅限りなくBC圧力0kPaで停止するのは理想だし、そういった運転を心がけるように技量をあげなきゃ
いけないはずだし・・・でもそれによって流転が起こるリスクを背負うのはどうなんだろうって。
というわけでここまで長々書いてきて「?」という運転士の方もいるとは思うんですが・・・これ、全ての車両がそうじゃないんです。
自動緩解という装置があるのかどうかはわからないんですが、207系2000番代や223系2000代、たぶん321系もそうだと
思うんですが、こういう車両は全緩解するとなぜか停止直前に編成が縮まる?先頭車両で運転していると、後ろに
ひっぱられる感じがするんです・・・というか確実後ろにひっぱられてるw
MとTでBC圧力が違い、抜けに差が出て、ある車両は全緩解してるのにある車両は全緩解してないとか・・・先頭の車両は
その抜けのタイミングでは微量の流転を起こしているが、後ろの車両が少し高めにBC圧力込めてるから引っ張られる感じに
なったりだとか・・・だと思うんですが、はっきりいってこういう車両でブレーキ3ノッチ以上で衝動なし、流転無しで
全緩解するのはほぼ神業wというかタイミングが本当につかめない。
衝動なし、流転なしで止めるには最悪停止前の・・・速度10Km/h程度の時点でブレーキ1ノッチで停止位置にあわせる
ブレーキをしておかないと難しい。
ところが、これでブレーキ1ノッチ残したままで停止すると・・・ブレーキ5ノッチくらいから一気に1ノッチ残しで停止するとそれほど
↑にあるような流転や衝動が無いんですよねぇ・・・って、思いません?w
ん〜・・・ほんとながなが書いてきたんですが、でも223系でもブレーキ5ノッチから全緩解で停止させても衝動無く止まれた
こととか結構ありますし・・・結局のところ車両の癖だったり、編成(併結しているかとか)にもよるとは思うんですが。
それに運転している車両では衝動が無くても、中間や最後部車両では衝動があったりするのかも・・・
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2005年12月11日「寝台特急」 |
この間用事で関東に行った際、でんでんくんと一緒に色々鉄活動をしてきましたのでそのご報告を。
まず最初に行ったのは横須賀線全線制覇をめざし、久里浜へ。
無事に横須賀線を全線制覇し、京急久里浜から横浜へ戻りました。
乗車したのは2100形だったんですが・・・先頭がM車と気づかず、2両目のT車へ_|‾|○
しかし2100形、起動時に前後ギシギシという音が・・・
たぶん運転しづらい車両なんだろうな〜なんて思ったりもしたんですが・・・どうなんでしょうか?
続いては今年開業したつくばエクスプレスに乗車してきました。
秋葉原からつくばまでかぶりつきしてたんですが・・・やっぱATOは運転楽だ(・∀・)!
130Km/h運転するって聞いてたんですが、頑張って128Km/hくらいでストップ。これはATOならではって感じで。
この間交直流電車の構造を少し勉強したんで、交直切替区間とか見ていてワクワク
しかし東も東海もそうだと思うんですが・・・
ブレーキ3ノッチくらいだったら衝動回避の全緩解しなくても衝動ってそんなないですよね?
BC圧力100くらいなら緩解しないほうがいいかも・・・流転防止の観点から考えても。
そこいらは大鉄局の独特な技法なんでしょうかねぇ・・・うちの会社もそれを引き継いでって感じで。
え〜っと、つくばから戻ってきて、ここからは「別冊ジャーナル」の夜行列車特集を読んでいて、ブルトレが激しく見たかったので
東京駅で1列車(富士・はやぶさ)の出発を見てました。
昔のような食堂車も無ければロビーカーも無く・・・なんか東海道・山陽を走破する優等・・・という感じじゃなかったです。
これなら31列車(なは・あかつき)の方がよっぽど優等らしい・・・編成こそ短いけど。
本当に・・・寝台列車の末期が近づいている気がしてならないです。
1列車を見送り、次に3列車(出雲)を引っ張る65PFの機回しがあるのでそれを見て・・・続いて上野へ。
上野では3列車の入線〜出発を見てました。
平日だったんでそれほど利用者は多くは無かったんですが、それでも北斗星、華があるな☆
この後はでんでんくんと飲みながら寝台についていろいろと話をして、流星が一度は見てみたかった
上野発の北陸をみるため、再び上野へ。
こちらはまさにビジネス向きって感じで・・・でも個室率が高くて、一度は乗りたいんですよねぇ。
発車時刻になったので先頭に行って、64のブロワー音を聞くことにw
この64のブロワー音がいいんですよねぇ〜*^^*すごく萌えるw
この後はでんでんくんと能登に乗り、でんでんくんとは大宮でお別れして流星は帰路に就きました。
うん、久々鉄分吸収した関東旅行でした☆
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