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2007年7月の業務日誌

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2007年7月25日「突然ながらw」
 人生とは何が起こるかわからないものでw先月下旬のとあるお休みの日、職場から電話がかかりました。

「あ〜天川、お前車掌に興味はあるのか?」
「え!?まぁ・・・僕は車掌も好きですし、1年半ほどで運転士科に入りましたから、まだまだ研究したいと思っていた部分も
 たくさんありましたし・・・それに優等列車に乗務がしたかったんです。」
「そうか・・・どうだ?自分のスキルアップの為に、少しばかり車掌を経験してくるか?」

( ゜д゜)!<・・・なんだって!?ww

 まぁ、大体こんな感じですw
最初はもちろん即答なんかできず、少し悩んでいたんですが・・・むかし聞いた話だと、新幹線では運転士と車掌というのを
何年か毎に交互にするらしいです。もう車掌を離れて4年半、営業も全然勉強をしていないですし、確かに幹線を目指す
自分のスキルアップのためにはいい機会なのかなぁと。

「あの・・・今年もあると思うんですが、僕は新幹線の試験を受けようと思っていたんですが・・・」
「そうか、それなら大丈夫だ。兼務だから籍は電車区にあるから新幹線の試験も受けられる」
「はぁ・・・そうですねぇ・・・とてもいい機会だとは思うんですが・・・」
「まぁ、すぐには決められないものだろう。今度出てきたときにゆっくり話し合おう」

 ということでその場は終わったわけですが・・・次に出勤したときには99%本決まりで話が進められてましたw
とりあえず職場の権力ツートップと話し合いが行われ、現在非常に車掌の数が足らずに、車掌区から助勢の要請が来た
こと、そして幹線を目指す自分にとっては接客サービスを学び直すいい機会ではないかという話。
後者の話は自分が幹線を目指しているからという話をしたときに浮かび上がった話な訳なんですが、打診が来た背景は
とりあえず車掌区の手助けという内容と、いろんな職業を経験して、自分のスキルアップを目指すという内容。
いろんな職業と言っても・・・流星は既に車掌を経験済みなんですがねwそこらは大人の事情の味付けw
で、なんで流星にこの話が来たのかが未だよくわからないんですが・・・とりあえず今月20日付で車掌区に兼務となりました。
えぇ、今は運転士を降り、「車掌見習い」として乗務中ですw

 最初の話では既に車掌経験があり、車掌時代に乗務していた線区でもあるので、「見習」という名札ではなく、昔使って
いた「車掌」の名札をして最初から乗務するはずだったんですが、車掌区に行くと「車掌見習」の名札が用意されてましたorz
もちろん、流星は何度も言いますがw既に経験があり、一度辞令ももらっているので職名は「車掌」なんですが、名札は
そうらしいです・・・ショック_|‾|○
さらに!!4・5徹見習いをして、車掌の仕事を思い出して一人立ちするのが今までの傾向だったらしいんですが、
今回からは本当に車掌見習の人が乗務する9徹分を「見習」期間として乗務するらしいんですが・・・
いや、別に流星は車掌の仕事をなめてるわけじゃないですし、きちんと一から覚え直すつもりで来た訳ですが、そうは言っても
既に1年半も車掌として一人で乗務をしていたわけですし、本当に何も車掌の仕事をわからずに一から覚えていく見習いとは
また違うわけじゃないですか?なんかあまりにも見くびられているような気がしてくるわけですよ。本意はそうじゃないにしても。
こっちだって運転士として3年半も一人乗務をしてきたプライドだってあるわけですし。
実際にもう1徹乗務をしてきたわけですが・・・放送ポイントの思い出し、基本動作の思い出し、信号位置の思い出しなどは
乗務しながらやっていくわけですが、一往復すればもう体が思い出していきましたし、先生もほとんど教えることがなく、申し訳
ないような感じにもなってくるわけで。
とりあえず4・5徹してその話は区長にはしようと思っています。人数が足りないから来ているのに、逆に今まで以上に見習い期間
を延ばす話も意味がよくわからないですし・・・。


 さて、ではこの間の乗務のお話でも。
この間は平日の朝ラッシュが終わりかけの時間から乗り出しでした。もちろんいきなり放送・ドア扱いをやらせてもらったんですが、
4・5駅過ぎると体も慣れてきて、スムーズに出来るようになりました♪
放送はマナー放送が流星がいたときよりも増えているので、これを覚えるのがまずは課題かと。
あと基本動作も見習車掌だけは特別により多くの動作が含まれる基本動作をするんですが、今回助勢で来た数名もこの動作を
させられているんですが、これが確認項目が多すぎて大変!
停車時間は基本20秒停車なんですが、20秒じゃなかなか出来ない。一度乗務経験のある流星達でも時間かかるから、本当に
駅から見習いできた新人さんはパニクると思う。実際、1徹して3人がこの動作ではどうしても見れない信号があることに気がつき、
担当の上司に報告をしたわけですが、そこで初めてそういう話があがったらしく。
この基本動作も半年以上前に決まってやっているらしいんですが、今までの新人車掌さんは何を見て確認をしていたんだろうかw
あれもやれ!これもやれ!って、指導者は簡単に決めるけど、やるのは乗務員だし・・・まず自分達がやって、出来るかどうか、
不備がないかどうかを確認してからやらさないと、全然意味ないじゃん・・・やることばっかというか、その形?ばっかに気をとらわれ
過ぎ、本当に確認しなきゃいけないことが流れ作業になってんじゃないのかなぁ・・・
とりあえず作業が多くなりすぎてるのにびっくりしました。
あとは・・・立ちっ放しなのがやっぱ辛い(ノ∀`)ww
 というわけで、今後はしばらく、流星の車掌見習い乗務日記をお楽しみくださいw
2007年7月6日「最近の流星」
 6月は高頻度で更新する!とか思いつつ、1ヶ月以上も放置状態とか、ほんとうに申し訳でございますm(_ _)m
え〜っと、まぁどういった日記を更新しようかという悩みもあるんですが、懲りも無くもう一つ新しいHPを作ってしまいましてw
その立ち上げ作業などをしていた関係で1ヶ月以上の放置状態がw

 そうですねぇ、最近は相変わらずブレーキの研究ばかりの日々です。免許交付から3年が経ち、指導操縦者にも
成れる年齢にきてはいるものの、全然お声は掛からずw流星だけじゃなく同期みんなそんな状態なので、指導操縦者が
定員を満たしている状態みたいで・・・では交直転換?内燃転換?って簡単には行かず、そうなると今度は転勤をしないと
いけないので(さらにその転属先で何年間かは乗務しないといけない)・・・とりあえずは1年に1度ある新幹線への転換を
目指して日々乗務してるって状態でございます。


「指令と運転士と車掌」


 そういえば最近はよく乱れることが多く・・・以前なら乱れてもそこそこに戻ったりしていたのに、最近のはなんというか・・・
一度乱れるとなかなか元に戻らないですね。指令も試行錯誤して、新しい方法を試しているみたいですが、ほんと戻らないですね。
この間のは特に思ったんですが、判断が遅い。切るなら切る!行かせるなら行かせる!!こういった時間に追われる仕事は、
慎重且つ大胆にそして迅速に判断が要求されるわけで、もちろんその判断は正確でなければならず、その決断力に信頼感を持たせるには
常日頃からの知識の蓄えが絶対であって。そういうのが弱いのかなぁ〜って。
 あとは一応流星達もプロだから、もっと運転士や車掌を信頼して欲しい。
と言っても、踏切支障や人身事故再開後の現場通過でも手前で汽笛鳴らさないで通過するような運転士もいるから、やっぱ指令も
信頼できないか・・・沿線からうるさいという苦情が出るから、汽笛は極力鳴らすなとか言って指導してる上司にも問題なんですよね。
沿線住民に、運転士だって遊びで汽笛鳴らしてるわけじゃなく、安全の為に鳴らしてる、そう説明して納得させることが
出来ない会社も。結局萎縮して、汽笛も鳴らし辛く、安全運行に支障が出る。

 あとは、最近は少なくなってきたと思っていたんですが、駅間停車。基本は禁止なはず。まぁ朝ラッシュとかは常に駅間に在線している
状況なので仕方ないとして、この間起こった夜の人身で駅間停車させられたのには参りました。指令から機外停車が発生する旨の通告は
受けてはいたんですが、まさか20分もホーム手前で止められるとは。
しかも先行列車が止まっている向かいのホームは20分間列車が到着したことがなく、それならあらかじめ機外停止が発生するとわかっていれば
そっちに振ればいいだけで、そういう単純な考えすらも出来ない指令が多すぎなんですよねぇ。
 基本は一旦全線抑止にして、動かせれるものを順次動かしていくという方法が駅間停車を防ぐにはもっともよいと思うし、駅間停車
しているならば、先行を回送扱いにして後続を駅に収容できるように手配しなければならない。今の状況を考えれば(以前のようにすぐには
人身事故で運転再開は出来ない現状、駅間停車を多数発生させている現状を考えて)。
 ん〜、なんだろ、自動閉そく式に慣れすぎっていうかw列車の運行の基本は通信式というのを思い出さないといけないというか。

ダイヤ上仕方ないと思える場面では、流星も旅客に対して極力辛抱願うようには案内するが、最近のはどう考えても指令の下手さが目立ち
さすがに何回か指令にキレました。キレてどうにかなる問題でもないんでしょうが。しかし要請や要望を行う時でも、強い口調で応答しないと
なかなか相手にもされない現状があるのも事実。
 流星からこうしてみては?という提案も何度もしたけれど、指令のプライドか知らないけど、運転士からの提案はほとんど却下でしたし。
もうどうしようもないですね、最前線で現場見てるのは運転士・車掌なのに。
確かに全線を見つめている指令と、その場しか見れない乗務員とは全然考え方も違うだろうし、それこそ木を見て森を見ず状態なんでしょうが、
全列車が要望すると収集つかなくなりますが、「こうだ!」と思うことはプロの乗務員として要望してみて構わないと思う。
運行管理を行う指令が一番偉いのでなく、運転する運転士が一番偉いのでなく、列車の状態を管理する車掌が一番偉いのでなく、
全員同じ立場であるという認識を持ち、人任せじゃなく、例えば自分は運転だけしておけばいいとかじゃなく、いろいろ考えて、行動し、
ダイヤ乱れの沈静化に務めないとダメだと思う。それぞれがプロなんだから、それぞれの得意分野を第一にしつつ、補えるところは補ってって。



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