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2008年3月の業務日誌





2008年3月17日「すごいさぼってますw」
 どうも、お久しぶりですw電車区に戻ってきて早1カ月と半月。ダイヤ改正も無事に終了し、世間では「銀河」廃止や「なは・あかつき」の
廃止などで湧き上がってはおりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?w
 え〜っと、まぁ確かに戻ってきた時はそれなりに忙しかったんですが、2月の中旬ともなれば今度は私用でいろいろ忙しくw
結局こんなにほったらかしになってしまったわけでw申し訳ですm(_ _)m
 さて、それでは電車区に戻ってきてからのお話ですが・・・
2月の頭に戻り、まずは数日間机上教育。半年ほど受けていなかった訓練だったり、規定類の訂正、信号設備の覚えなおしや停止位置
目標の覚えなおしなどなど。で、「思い出し」と呼ばれるいわゆるハンドル練習を行い、2月中旬には一人乗務に戻りました。
最初は助士席側で見ていると、正直「怖いw」だったり、「こんな速度で止まれるの!?」とか思ったりもしたんですが、やっぱ3年以上
乗っていたらすぐに勘は戻り、今は車掌区に行く前にやっていたような無駄のない運転だったり、ノー階段になるべく近い運転を試し
たり、回復運転の新しい方法(2・6ブレーキ)を発掘したりなどしてます。
今まで自分の頭の中にあったデータが初期化されたのでwいい意味で新しい運転ができたりで、「概念」というか、そういうのを一度
リセットするのも大事だなって思ったりしてます。
例えば、この駅間でこの運転時分だと、過去のいろんなデータからこの速度でってのはあったわけですが、そのデータが一掃された
ことで、実は5km/h低い速度でも走れるとわかったり、絶対この位置からでないと停まれないといったところも、「え?こんなに入って
とっても大丈夫だったんだ」とか。
あとは出区時の車内温度調整なんかも、運転士の時は全自動にお任せだったんですが、車掌から戻ってきたら自分で温度をいじって
調整してみたりw
あとはなんだろなぁ・・・区長や助役には「車掌経験を生かして運転してほしい」ということを言われたんですが、ぶっちゃけ「じゃあ車内
放送します」だったり、「ドア扱いします」だったりは出来ないわけでww
極力ブレーキを使わない運転であったり、ドアが閉まってすぐに発車しないとかだったり、運転士としては当然なんでしょうが、極力
停止位置に合致する運転を行うだったりなのかなって。
 よく「後ろを見る」ということを車掌を助けるみたいな感覚で思われがちですが、自分が車掌に戻ってやっぱ「やって欲しい駅」と
「やって欲しくない駅」ってのはあるなってのを改めて思いましたね。曲がってる駅なんかは見ててくれると安心しますが、直線の、
それも閑散とした時間にやられると、「俺のドア扱いを信用してないのか?」みたいな車掌としてのプライドにもさわりますし。
12両編成で混雑した時間、曲がってる駅だったり、入口が運転士側にしかないみたいな駅だと、安心はしますね。
あとは列車監視ってのは結構大変なお仕事でw特に冬場なんてほんと凍え死にそうになるわけなんですがwそんな時に長いブレーキ
(雨や雪が降ってるような状況は滑走の危険があるので仕方ない)とられると「ピキピキ」ってくるわけですよwwだから無駄のない
ブレーキってのも重要なのかなって。
 とりあえず現在は回復運転用に考えた「2・6ブレーキ」ってのを、常用で使えないかってのを試行錯誤してます。これを自分のものに
出来れば、衝動が少ない上にブレーキ時分の短縮にもつながりそうなので。
まぁ、こういう無駄のない究極ブレーキはちょっとした車両のご機嫌が悪くなれば、行き過ぎも発生するので冷や冷やではありますがw
ただ、遊んでたり技量が低いために発生する停止位置不良とはわけが違うというのをご理解いただければ。
と言っても結局結果がすべての自分たちは、技術向上に向けて努力しても、停止位置不良は停止位置不良として処理されてしまうん
ですが_|‾|○





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