このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

西武多摩川線

武蔵境から是政まで、他の西武線とは
切り離された区間、8キロ6駅の短い線に
いつの時代も旧型車両が走っています。
この頃は311形2連が主体で、351形の
4連も多客時に使われていたようです。

わけもわからず振り回したカメラで撮った
写真で、尻切れ、傾き、ピンボケばかりで
悲しい出来ですが、時代を物語る写真と
思い、まとめてみました。
最近の写真のページも作る予定です。

北多磨検車区です。建屋は今もあまり変わらずに使われています。
奥の電車は311形2連です。

右が現在の白糸台の写真です。使われている
車両は、101形の初期型で、これまた今現在
ここと、多摩湖線のワンマン仕様だけが生き残って
走っている状態です。

1972年夏の写真です。
是政、競艇場前間で、線路横の道路から
撮っています。ここも背景の建物は殆ど今
も変わりがありません。ただ線路脇にガー
ドレールがつき、足回りが見えなくなって
います。上は317号です。

右の二枚は是政折り返しの同じ編成です。ピントが甘く車番が読めませんが、クモハが
自動連結器をつけています。写真掲示板で指摘があり、自分でも初めて気がつきました。

この日は、この後北多磨へ行ったようですが、撮れていたのは冒頭の機関区と右のワフ34の写真だけでした。ネガを見ると、電車の待ち時間に、走る自動車で流し撮りの練習を繰り返していました。その割にはいまでも下手なのですが。左は上の電車の追い撮りです。手目の看板にピントが合ってしまっています。

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つづく

この、多摩川競艇場の前あたりで撮った写真を、現在と比べてみました。(雨にたたられ暗いのですが)
意外と変化がありません。後方の建物はそのまま残っています。ガードレールがついた事、木が増えた事などが違うようです。
ただし、競艇場側は大きな塀が道路際に立ち、引きが取れなくなりました。

西武線最後のタブレット閉塞だった多摩川線です。左の写真にもある腕木式の信号機が立っていました。この写真は是政かと思っていましたがどうも競艇場前のようです。後方に跨線橋が写っていました。
この日も北多磨に移動しています。貨車はト31形です。ワフ31と同様多摩川線と縦書きで書かれています。

北多磨駅で撮った写真です。当時はあまり駅で写真を撮っていませんでした。このように駅が写っているのは珍しいです。おかげで現在の白糸台駅との違いがわかります。右の写真は新小金井方向です。後方に構内踏切があって左方に駅舎がありました。駅員さんが大きなタブレットを持っています。

ホーム端から是政方を向いて撮った写真です。後方には京王線のガードと築堤が見えています。ホームは今よりかなり踏み切りに近い位置にあったようです。

この時も下河原線を撮った後に立ち寄った形で、多摩川線の記録はこのくらいしかありません。ご容赦ください。

いつも旧型車が配置されている多摩川線に、101形が入線したのはいつの事だっただろうか。今ではその101形も初期型の低運転台車も、旧型と呼ぶべき存在になってしまいました。ここ多摩川線が多分最後の活躍の場になりそうです。

時間がなかなか出来ないのですが、多摩湖線と多摩川線には出来るだけ足を運び写真を撮っています。ある程度まとまったところで、ここにアップしていきたいと思っています。

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