このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

多摩川線 近影

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i池袋線、新宿線から離れて存在している多摩川線。古くは是政からの砂利輸送も担っていた線です。
本線から離れている事や輸送量の関係からか、常に西武鉄道の旧形式が走っています。
今は101系初期型が5編成配置され、ワンマン運転で最後のご奉公につとめています。
延長8キロほどの路線なので、全線歩いて撮ることも可能です。

2004年の初冬に久しぶりに多摩川線を訪れました。曇りがちの天気だったのが、是政に着いてすぐ、
降ってきてしまいました。手がかじかんでしまう寒さの中、1973年とほぼ同位置の写真を撮ってみました。
撮り歩きのページと同じ写真ですが、ここから再訪の始まりという事でお許しください。
建物など、ほとんど変化がないのが驚きでした。背後にこだまするボートのエンジン音も昔から同じです。
ただ、線路脇にガードレールが設置されているのが、今を物語っています。

寒さに負けて足早に競艇場前駅に急ぎました。白糸台駅まで行き、ここで少し撮って見ました。ここも撮り歩きに
のせたように、車庫の写真を比較しようと行きました。小さいとはいえ、「車庫」というのは、鉄道ファンを引き込む
何かがあります。ホーム位置が昔と変わって、駅舎も変わりました。でも、行き交う電車がすべて101形というのに
うれしいものがあります。釣り掛け式の電車が唸っていたのも、遠い話なのでしょうか。

多摩川線は白糸台駅のすぐ先で
京王線をアンダークロスします。
またここからはJRの送電線もかかり、
変わった景観も見られます。
次の武蔵境行が見えてきたところに、
ちょうど京王線が通過していきました。

交換の電車も到着し、ちょうど車庫から首を出したところで、3編成が並びました。夕暮れの早い初冬の、しかも
雨模様の空はかなり暗く、前照灯の光がとても目立つほどです。

やはり、ワンマンの運転手さんは忙しい。
もうすぐ発車です。
ドアを閉めたら急いで席について
マスコンをにぎります。

白糸台車両基地の植木はきれいに刈り込んであり、フラワーポットや百葉箱と並んだ景色は、
ちょっとした箱庭みたいです。寒さにめげて引き上げました。武蔵境の駅は高架工事で、仮ホームです。

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