このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

第7話、FF7サイドストーリー編(1)ミッドガルへ

戻る時はブラウザで”戻る”を指定してください。

「いつのまにか光の昔話になってしまったわね・・。でもなかなか興味深いわ。」
「・・・ありがとう。まだ続くけど、聞いてくれる?」
「いいわよ。」
回想シーン、西暦1996年10月中旬、光は学校生活と、FF財団そして修行という強行スケジュールを
なんなくこなしていった。普通の人間なら、もう根をあげたり、途中で逃げ出してしまうようなそれはもう
凄いものであった。でも光は耐えている。何がそうさせているか・・・それは異世界へのさらなる好奇心
であった。そして背もかなり伸びこの時点で高校入学当時は150しかなかったが、新体操をしている
こともあって、いまでは156ぐらいにまでのびていたのである。そして日増しに光はたくましくなっていた。
髪型はいまだにおさげ一本のヘアースタイルだが、FF財団オフィス内の服装は白い上下のスーツに黒い
ノースリーブのブラウスそして短めのタイトスカートに白いハイヒールとても高校生には見えなかったのである。
一方、龍崎は紺色のクールバンダナに紺色の上下の戦闘装束を着たままであった。どうやらこの方が動き
やすいらしいのだ。場所はFF財団の総長室、光は学校から帰るとすぐここへ毎日立ち寄るのである。
「龍崎さん、私今度の春のインターハイに代表として選ばれたんですけど・・・。」
「そうか!!それはよかったなおめでとう、インターハイに出たいのだろ。いってこいいってこい(^^)。」
「ありがとうございます(^^)。」
光は笑顔で喜んだ。それからしばらくして内線電話がなった。光がピックする。
「はい総長室です。」
「龍崎と獅堂は直ぐに総帥室へ出頭するように。それから龍崎に伝えてくれ。背広着用とな。」
「はいかしこまりました。」
電話の相手は総帥秘書の宮崎ナオトであった。治安維持部門統括の柴田英治(Hideharu Shibata)とは
親友である。龍崎は紺色のビジネススーツに着替え、クールバンダナをはずし銀縁のメガネをかけたもちろん
”伊達”である。
「背広姿も似合うんですね、龍崎さんは。」
「茶化すな光・・。」
そして総帥室の前でドアをノックした。
「入りなさい。」
その声の後にふたりはドアを静かにあけ中へ入った。中では正面に紺色のビジネススーツ白いYシャツに
紺のネクタイの姿をした女性が、碇ゲンドウのようなあのポーズ(両手を顔の前に交差せて両肘は机に乗
せているだったかな・・・)でキツイ目つきで二人をにらんでいた。この女性こそFF財団総帥、村上成美
(Narumi Murakami)である、1969年4月13日生まれ、血液型A型身長170センチ声のイメージは進藤尚美
そばには秘書の宮崎ナオトが立っている。
「よう、宮崎。」
「龍崎、おまえはいつも自分勝手な行動ばかりだな・・・・。」
「てめえ(自分)が生き残るためにな・・・・。所詮あいつは自衛隊上がりだ・・・オレのように傭兵でもない、それに
実戦経験はオレのほうが上だし治安維部門の統括はこのオレだ・・・おれは自分のやりたいようにするのがなぜ
悪い!!あいつの命令どおりにやっていては勝てる戦いも負ける、戦場では机上どおりにはいかないんだよ
宮崎!!。」
「き・・・・貴様・・。」
「二人ともやめなさい!!。現に龍崎君の部隊は殆どのミッションで実績を上げているのは事実!!ミッションは
内容ではない、結果なのよ!!。」
「さすが話がわかるね、あんたも確かオレと同じ元傭兵だったよな、もっとも”お空”のほうだけどね・・・。」
「貴様の態度はいつも目に余るものがある!!お前は村上総帥のおかげでここにいられる事を忘れるな!!。」
「そのへんにしておきなさい宮崎、光ちゃんが見ているでしょ。龍崎君も言葉に気をつけなさい。」
「総帥は甘すぎますよましてやこんな小娘までつれてくるなんて・・・・。」
FF財団において龍崎はいつも単独行動ばかりで他のものから嫌われていた。でも村上総帥と龍崎の部下は別だった。
また龍崎はFF財団ではかなり貢献しており、実績もある。だから龍崎はここにいられるのであった。ただ総帥のお気
に入りもあってみんなおもてに出していないのだ。
「さて本題に入るけど、二人には異世界にある神羅カンパニー(※FF7より)に出向を命じる。場所はジュノン支社よ。」
「私は・・・。」
「光ちゃんはまだ高校生だから、学校生活を優先していいわよ。でも寝泊りはジュノンで滞在してもらうわ。」
「ジュノンからだとどのくらい・・・。」
「通学時間なら心配しなくていいわよ。空間ゲートを用意しておくから、数分でつくわよ。そういえば今度に春にインター
ハイに代表としてでるんですってね。がんばってね。」
「あ、ありがとうございます。ナルミさん(^▽^)。」
「よろしいのですか総帥!!。」
「光ちゃんは高校生ながら人一倍努力しているし、それにミッションでも活躍している。学校生活と部活動をかけもちでよ。
あなたにできて!?。本当は遊びたい年頃なのに不憫でならないからだから私はその分こうしたオマケをしているのよ。」
「は・・・はい。」
「ジュノンか・・・・・・。」
「この男をみて欲しい。」
成美は一枚の写真をだした。長い銀髪の男が映っている。
「ずいぶんキザッポイ、ヤローだな。」
「この男の名はセフィロス。かなりの凄腕だ。5年前のニブル魔光炉で行方不明になっている。だが今でも神羅は捜索している
それに協力して欲しいとプレジデント社長からの依頼でね。それとテロリスト集団アバランチの一掃・・そのアバランチでマーク
すべき男はこの男だ。」
「すごい針金のようなへアースタイルですね。」
「名前はクラウド・ストライフ、うわさでは元神羅のソルジャーだったらしい・・・。」
「セフィロスはともかく・・こいつはたいしたことなさそうだな・・目が死んでる。」
「侮らないほうがいい・・・。クラウドによってあの世へいった神羅のソルジャーはゴマンといるのだ。」
「・・・わかった。引き受けよう正し条件がある。」
「なんだ?。」
「このミッションはオレのやりたいようにさせてもらう。いいだろ。」
「・・・・いいでしょう。これは私の親書だ。コレをプレジデント社長に渡すように。」
「たしかに引き受けた。」
「頼んだわよ龍崎君。」
二人は総帥室を後にした。
そして龍崎と光は神羅の本社のあるミッドガルへ到着した。
「なんか薄暗いですね。」
「ここは8つの魔光炉の煙せいで空を覆っているのでいつも夜にみえるんだろうよ・・・・。」
二人は紺色の戦闘装束を着ている。龍崎は紺色のクールバンダナで、光は髪を上げて紺色のベレー帽で固定している。
そして本社ビルに到着したあと受付を通し、一気に展望エレベータで69Fへ・・・。69Fの秘書室へ入った。
「お待ちしておりました。龍崎さん、獅堂さんいま社長と連絡を取りますのでしばしお待ちください。」
一人の女性が二人にコーヒーをだしてくれた。しばらくして・・・
「社長がお会いになるそうです。こちらへ。」
案内係が二人を70Fへ案内する。そこには赤茶色の背広を着た小太りぎみな中年が座っており、白いスーツをきた青年がそば
に立っていた。
「神羅カンパニーへようこそ、龍崎君そして獅堂さん。わしが社長のプレジデントだそしてこっちはわしのせがれで副社長である
ルーファウスだ。」
「お初にお目にかかります。私が副社長兼ジュノン支社長のルーファウス・神羅と申します。」
ルーファウスは右手を胸にあておじぎをしたのである。プレジデントは村上総帥からの親書に目を通している。そして・・・。
「んん・・・・かなりの実績を残しているね・・・・。」
「龍崎くん・・・私は親書だけでは信用はしないのだよ。証を見せて欲しい。」
「証?。」
「なに、君はタークスのメンバーと戦ってもらうだけだ。」
「タークス?いわゆるテストかい。」
「そうだ。タークスは治安維持部門のなかでも選りすぐりのツワモノだ。それに一人でも勝てたら。認めよう。」
そしてルーファウスは電話をした。そして数分後、紺色の背広を着た長い黒髪の男(ツォン)と褐色でヒゲがあり黒メガネをしたハゲの大男
(ルード)そして、ラフな格好で赤い髪をした三人の男(レノ)がやってきた。
「彼らはタークスのメンバーだ。」
「ツォンです。」
「・・・・・ルードだ・・・。」
「レノだぞっと・・。」
「誰か一人好きに選びたまえ・・・そのものと君は戦ってもらう。」
「ここでやりあうのか?。」
「心配はいらない。隣に屋上がある。そこなら存分に戦える。」
「わかった。」
龍崎は神羅へ来るなりいきなりタークスのメンバーの誰か一人を選んで戦うことになった。しかし龍崎はある答えだした。
「面倒だ。三人まとめて相手してやる。」
「龍崎さん!!。」
光はその言葉に驚いてしまった。果たして龍崎に勝算はあるのだろうか?


続く
管理人:PN.らくがきねこ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください