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第9話、FF7サイドストーリー編(3)ミッドガル・ハイウェイの戦い

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光は今CLAMP学園の食堂で昼食をとっている。そこへ光の友達がやってきた。
「おっす。光。」
土方利幸(モデルは山本耕史)で後の飛鳥航空国際線の若き機長になる男だ(※レイアース3第32話参照)。
「トシそれにシドも。」
シド(苗字は不明)イギリスからの留学生で機械いじりが大好きな少年で、後にFF:Uのコモディーンのメカマンに・・。
「FF7どこまで進んだ?。」
今は1997年2月であった。
「まだやってないんだ。トシは?。」
「オレはいま2枚目に突入したよ。」
「そういえばヒカルはいつも難しい本ばかり読んでるな。それも貿易や流通の本ばかりだ。商人にでもなるのかい?。」
「そんなとこね・・・ここ出たら貿易会社に就職しようと思ってるんだ。」
「おれの夢は国際線のパイロットだよ。家に帰っては航空関係の本ばかり読んでる。シドは理工系だったよな。行く末は
エンジニアか?。」
「異界へ行く乗り物を作りたくてね。そういえばトシもヒカルも読んだか”界列の日”って書物。」
「読んだよ、よくあんな話が書けるな。」
「私もその本を読んでここへ入学したんだよ。」
「光はここへは補欠で入学したのに、今じゃクラスいや学年で成績トップだ。シドが今2位でオレが3番目だな。」
CLAMP学園は有名校で頭のいい人の集まる学校であった。特にこの3人は成績が優秀だったのだ。
「今度の春のインターハイ出場するんだろ。」
「まあね・・・。」
「しかし変わってるよな。お前の家は剣道の道場なのに、ここでは新体操部だ。てっきり剣道部に入るとおもったのに・・。」
「私はこうみえても獅堂流免許皆伝よそれに私は身長を伸ばしたいのよ。だから新体操を始めた。剣道は家でいつでもできる」
「そういえば。この1年で背伸びたよな。今どのくらいあるんだ?。」
「160センチよ。」
「マジかよ。1年で10センチものびたのか。」
「努力の賜物よあともう7、8センチは伸ばしたいわね。」
そのころミッドガルではアバランチ(※バレット率いるテロリスト集団)が壱番魔光炉を破壊していた。
ジュノン支社。龍崎はルーファウスの元で流通業務に励んでいた。
「ここにある救援物資を至急ゲルニカで被害の大きかったミッドガル壱番街へ輸送してくれ。」
「龍崎さんポーションがたりません!!。」
「なんだと。直ぐに生産させろ!!。それと重傷患者もいる。エクスポーションとエリクサーも出荷させろ!!。」
「わかりました。」
ルーファウスがきた。
「励んでいるようだな。龍崎君。」
「魔光炉の爆破によって多数の死傷者がでた・・・救援物資がたりない・・。」
「ソルジャーも必要になるな・・アバランチを討伐したいがまずは復興支援も必要になる。アバランチは”本社”が片付けるだろ
う・・・。そういえばあの子がいないな。」
「光は今高校だ。本国の総帥は高校生活を優先させろと言っているのでね。」
「ところで副社長、あの話は本当なのか?約束の地とか言う所に都市を作るというのは?。」
「らしいな・・・セフィロスの行方もわからないと言うのに・・親父はおめでたいとしかいいようがない。」
それからいろいろな出来事があった。アバランチは5番魔光炉を破壊しようとするが結局は失敗に終わり、その後タークスの調査
によってアバランチのアジトが7番街のスラムにいることが判明しなんと7番街のプレートごと落し7番街スラムの住人をほとんど殺
してしまったのだ。当然龍崎は激怒した。
「いくら何でも酷すぎる!!アバランチを倒すためとはいえ関係ない人まで巻き込むなんて・・・・。」
「どこへ行くつもりだ!?。」
「ミッドガルだ!!。」
「やめておけ!!龍崎君、君一人いったところで何も変わりはしないよ。」
「あんたはなんとも思わないのか!?ルーファウス副社長!!。」
「悔しいのは私も同じだ!!、できれば私とて他の人を巻き込みたくはない・・・これが親父のやり方なんだ。それだけじゃない。7番
街を復興するつもりはないとまでいっている。君は待遇面では統括だが、所詮君はオブザーバーに過ぎない。行くだけ無駄だ。ここ
はこらえてくれ・・・・。」
「・・・・クソ!!。」
龍崎は椅子を蹴り飛ばし悔しがっていた。光はカゲからそれを見ている。
ジュノン支社屋上、龍崎は屋上で夕陽の海を眺めている。下には巨大なキャノンが夕陽で赤くなっているのが見える。(※FF7風の
龍崎のイメージ)光が龍崎のそばへ来た。
「ここにいたんですか龍崎さん。」
「ああ、おまえ学校は?。」
「今日は午前中で終わったんです。部活も今日はないし。」
「こんなのんびりしていていいんだろうか・・・この間神羅本社は7番街のプレートを落下させアバランチを倒したといっていたでも他の人
まで巻き込む必要はなかった。他に手段があったはずだ・・・。なのにオレはこの世界の人間ではない・・・・何もできないただ指くわえて
みることしかできないんて・・・。」
「でも、ここの神羅の人たちは龍崎さんが来たおかげで、みんな信頼してますよ。それにルーファウスさんも優しいし・・・。」
「・・・今のところはな・・・。」
その夜、クラウドたちがエアリス救出に神羅の本社ビルに突入していた。そしてセフィロスが(実はジェノヴァ)現れ、プレジデント社長が殺され
たと連絡がジュノン支社に入ってきた。龍崎とルーファウスそしてそのペットダークネイションをヘリに乗せミッドガル屋上へ。操縦しているのは
龍崎である。屋上にヘリを着地させルーファウスとダークネイションはクラウド達の前に現れたのだ。龍崎はヘリの中で会話を聞いている。
「(ルーファウス無茶はするなよ奴(クラウド)は強い。)」
「(わかっている。)」
そしてクラウドは他のメンバーを逃がし、ルーファウス&ダークネイションとクラウドの戦闘が始まった。龍崎はヘリを発進させ、上空でクラウドの
戦いぶりを見ている。ダークネイションがルーファウスにバリアを貼った。ルーファウスはわらっている。そのスキにクラウドはダークネイションを
倒し、ルーファウスと一騎撃ちとなった。
「(あいつがクラウド・ストライフか想像以上だな。だがあの程度ではセフィロスはおろかタークスにも勝てん・・・。だがこのままではルーファウスは
奴に沈められる。)ルーファウス!!もう戻れ!!このままでは奴に勝ち目はないアバランチの残党を追うのが先だ!!。」
ルーファウスは龍崎の言葉を聞き入れへリに跳び乗った。クラウドはそのままビルの中に入っていく。
「大丈夫かルーファウス!?。」
「助かったよ龍崎君。すぐにハイデッカーに追ってを差し向けさせる。」
その時通信が入ってきた。
「なんだスカーレット。」
「モーターボールの出撃準備ができました。」
「オレが行く!!。モーターボールはオレが操縦する。」
「龍崎さんがですか?。」
「奴らには聞きたい事があるんでな。生け捕って見せる。」
「わかった。」


ここでひといき、第9回は特別編です。そのためここでいったん切ります。それでは続きをどうぞ。


そしてヘリはモーターボールのところに降り立った。龍崎はそれに飛び乗ってミッドガルハイウェイを突き進んだ。
「凄い性能だ。コレならクラウド達を生け捕るのはわけないな。」
ハイウェイにはほとんどのバイクの前輪がなくなっており追ってのライダーが沢山横たわっていた。
「あの大剣でバイクの前輪だけを斬ったというのかライダーには切り傷の後がない・・・。相当な腕だな。」
そしてモーターボールはついにクラウドたちに追いついた。ハイウェイは途中で終わっていた。ジュノンまで伸ばす
らしいがその後はさだかでない。」
「もう逃げられないぞ。おとなしく降伏すれば悪いようにはしない。」
「断る!!。」
「そうか・・・それが答えか。」
龍崎(モーターボール)VSクラウド&エアリスそしてバレット組の戦いが始まった。
「お前達のHP・MPを回復してやろう(※本編ではモーターボールは回復させてくれません)。」
「敵ながら律儀なやつだな。」
龍崎はクラウドたちにラスト・エリクサー(※全員のHP・MPを完全回復)を放った。先制したのはクラウドだった。
クラウドの武器はハードブレイカーに変わっていた。クラウドとバレット中心にモーターボールを攻撃している。
「(なかなかやるな、ならコレならどうだ!!)コレでも食らえ!!ローリングファイヤーだ!!。」
モーターボールから火炎放射をクラウドたちに浴びせた。
「クラウド!!。」
後ろではティファとレッド13が叫びだした。ティファとレッド13がクラウドの側へよったがクラウドはこれを制した。
「手はだすな。こいつは俺達が片付ける。エアリス!!、リミットの癒しの風を使ってくれ!!。」
「OK!!。」
「癒しの風だと!?それは桜木風水術の専売特許だぞ!!。」
「これで終わりだ!!」
クラウドは剣でモーターボールに”凶”の字の形に切りつけたのだ。
「このままではモーターボールが!!ここで沈んでたまるか!!。」
龍崎はとっさにコックピットから飛び出し脱出した。そのあとモーターボールは爆発してしまったのだ。
龍崎は立ち上がり、左腰のホルスターにある銃を取り出した。そしてクラウドたちに近寄る。
「やってくれたな・・・。」
「おまえがあのモーターボールを操縦していたのか・・・・第2ラウンドと行こうか・・。」
クラウドが龍崎に突進したが、龍崎の方が速く、クラウドの眉間に銃口を突きつけた。
「調子に乗るな!!。いくら剣の腕がよくても”コレ”にはかなうまいさてオレの質問に答えろ!!何故プレジデント
社長を殺した!!。神羅に恨みでもあるのか、クラウド・ストライフ!?」
「殺したのはオレタチじゃないセフィロスだ。それに神羅は7番街のプレートを落下させ関係ない人までも殺した。」
龍崎はバレットの足元近くへ銃を発砲した。威嚇射撃である。
「お前に質問はしていない!!クラウドに聞いているのだ!!。それに、7番街のプレートの件はお互い様だ。
アバランチが壱番街の魔光炉を破壊して関係ない人が沢山死んだ・・・だがオレも7番街のプレートを落下させた
事は許せないいくらアバランチを倒すためとはいえ・・・他に手段があったはずだ・・。」
「お前でも人の心はあるのだな・・・バレットの言うとおりプレジデントを殺したのはセフィロスだ、その証拠に奴の剣
”マサムネ”が刺さっていた。なぜオレの名を知っている?。お前は何者だ!?。」
「おまえは”元神羅側”の人間だったそうじゃないか・・・オレはルーファウス神羅の側近で流通部門統括をしている龍崎
勇というものだ。」
「俺達はセフィロスを追う。」
「何のためにだ・・・。」
「星を救うためだ。」
「アバランチも同じ理由で魔光炉を襲ったそうだな。この星のエネルギーはたしかに”魔光”だまさかそれが星の危機とでも
いうんではないだろうな?。」
「バレットの話ではその魔光を吸い尽くせば星は死ぬといっている。」
「だが人々はその魔光のおかげでいい暮らしもしているそれに1日や2日でなくなるものでもあるまい。それにセフィロスと魔光
どう関係があるのか?。」
「関係はない!!だが、セフィロスは本当にこの星を滅ぼすつもりなのだ。」
「どうやってだ?。」
「それは今はわからないだから俺達はセフィロスを追い、その答えを見つけ必ず倒す!!この星を救うために。」
「いい答えだ。」
突きつけていた銃を龍崎は左腰のホルスターに納めた。
「この先にカームの街があるそこで戦いの傷を癒すといい。」
「逃がすのか!?。」
「神羅もセフィロスを追う目的が同じなら敵同士ではないわけだ。はやくいけ!!、もう直ぐハイデッカーがここへ来る。ここは
オレがなんとかする。」
「行こうぜ・・・。」
「待ちな!!コレをもってけ!!。」
龍崎はクラウドに向けてあるアイテムを投げたクラウドはそれを受け取った。
「これは?。」
「星のペンダントだ。毒属性の攻撃を防ぐことができる。この先何があるかわからないからな、何かの役に立つだろ。」
「龍崎勇また会えるといいな・・。」
「今度は敵として会いたくはないね・・・。」
「またあおう。」
クラウドたちは去って行った。それから5分後にハイデッカーたちが到着した。
「お怪我はありませんか?龍崎殿。」
「オレは大丈夫だだがモーターボールを沈められた・・・。」
「龍崎殿がご無事で何よりです・・。」
「あいつらは想像以上に強かった・・・大丈夫だ一人で歩ける・・・。」
龍崎はクラウドが乗り捨てたハーディーデイトナ(※バイクの名前)にまたがりミッドガルハイウェイを後にした。

続く
管理人:PN.らくがきねこ

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