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第10話、FF7サイドストーリー編(4)龍崎とセフィロス
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龍崎はハーディー・デイトナにまたがって、ミッドガルからジュノンへ向かっていた。
「いいバイクだな。限定解除のバイクの免許とっておいてよかったよ。凄いモンスターマシンだクラウドの奴はこんなの
に乗って追ってのライダーをほぼ無傷で倒したというのか・・・・あいつなら、鍛えればセフィロスに勝てるかも知れないな。」
その後龍崎はカームの街で燃料補給をして、さらに進む。
「あの時オレはルーファウスにどやされると思ってたよ・・・。」
回想神羅ビル70F、戻ってきた龍崎はルーファウスに呼ばれていた。
「クラウドたちを取り逃がしたそうだな・・・そればかりかモーターボールも奴に沈められた・・・君らしくない失態だな・・・。」
「いいわけの言葉もない・・・・。」
「それでいい・・・これで奴の強さが大体わかった。本当にセフィロスを追うといったのだな。」
「間違いない。」
「そうか・・・私は親父の後をついで社長になる。君はたしかFF財団では総長だったな。その腕をここで振るって欲しい。
頼むぞ神羅カンパニー総長、龍崎勇。」
「オレが総長に!?。」
「本来なら副社長にしたいところだが、君は神羅の身内でもなければこの世界の人間でもない。だから周りから反感買わ
ないようにした。私の好意だ。流通部門そして都市開発・宇宙開発部門は君にまとめてもらう。私はタークスと治安維持、
兵器開発そして科学部門だ。」
「半分こか・・・。」
「そういうところだ。近日中にジュノンで私の就任パレードを行う。その運営も君にしてもらおう。それまでは”自由時間”だ」
そしてカーム近郊に戻る。
「結局おれはここでも総長になった。ルーファウスはオレのために3つの部門をまかせるとは・・・少し見直した。」
そして沼地にでた。
「コレでは進めないな、こんなこともあろうかと四次元カプセルを持ってきて良かった。」
龍崎はカプセルをあけすっぽりとハーディー・デイトナを収容してしまったのだ。
「さてホバー船はあったかな。あったこれだ。」
龍崎はホバー船をだし沼地をすすんだ。すると銀色の長い髪をした男が巨大な蛇と戦っているのが見えた。
「あれはセフィロス!?間違いない・・・まてよ奴はオレのことを知らないはずだ。ここは奴と接触して見るか。」
巨大な蛇がセフィロスにめがけてブレス(ベータ)を吐いてきた。龍崎はすばやく風のバリアをはってそれをガードしたのである。
「守りの風。大丈夫か!?、助太刀するぞ!!。」
「どなたか知らぬが、すまない!!。こいつはこの沼地に生息するミドガルズオルムだ。」
龍崎+セフィロスVSミドガルズオルムとのバトルが始まった。龍崎はマルチロッドをだしすばやくマイティーガードをかけた。
そしてセフィロスはリジェネ(※HPを徐々に回復させる魔法)をかけた。
「魔法が使えるのか?。」
「ああ、オレはイサムお前は。」
「セフィロスだ。来るぞ!!。」
ミドガルズオルムが龍崎めがけて突進してきた。龍崎はすばやくマルチロッドをしまい、懐に両手を交差させ中から2丁の
デザート・イーグル(※イスラエル製の大型拳銃)を出し、ミドガルズオルムめがけて乱射したのだ。
「いまだ!!とどめをさせセフィロス!!。」
セフィロスはミドガルズオルムめがけてジャンプして頭を思いっきり突き刺したのだ。そしてセフィロスはミドガルズオルムを
抱えて枯れ木めがけて投げたのだ。そして串刺しになり、そのまま動かなくなった。
「すごいな。まるでもずのはやにえだな。」
龍崎とセフィロスはダンジョン入り口の前で一休みした。龍崎はキセルタバコをふかしている。
「タバコすうか?。」
「私はタバコはやらないのだ。それにしてもお前もなかなかやるな。どこから来た?。」
「はるか遠い”東”の島国から来た・・・。どこへ行くつもりだったんだ?」
「約束の地だ・・といっても異国から来たお前は知らないようだな・・・。」
「・・・・・。」
「ここからはるか北の地にそれはあるのだ。」
「そうなんだ。」
龍崎はチョコボにまたがっているクラウドたちを見たこのままではセフィロスとあってしまう。
「歩きながら話そうセフィロス。」
「そうだな。」
龍崎とセフィロスはミスリルマインというダンジョンを進んでいた。
「おれの一族は風水師の一族で地形を利用した攻撃を得意としている。それにオレは元傭兵でな。」
「傭兵だと!?神羅のか?。」
「そこじゃない。”中東”という砂漠地帯で戦っていた。どうかしたか?」
「いや・・・なんでもない。おまえはこれから何処へ行くつもりなのだ?」
「あてはない(ウソ)ただ風の吹くまま気の向くままさ。」
「なら、私と一緒にこないか?。」
「悪いけど遠慮しておくよ。寒いとこは苦手だし・・・。」
「・・・・そうか・・・気が向いたらいつでもきてくれ・・また会おうイサムとやら。」
「オマエモナー・・・。」
セフィロスはそのまま去っていった。
そしてしばらくして背広を着た一人の女性が現れた。
「お前は何者だ!?。」
「その格好タークスだな。」
「そうだ・・・何処へ行くつもりだ?。」
「ジュノンだよ。どうやらオレを知らないようだな?。」
「なんだと!?。」
「その辺にしておけイリーナ、お前のかなう相手ではない。」
「ツォン先輩。」
「彼は我々の仲間神羅カンパニー総長の龍崎勇君だ。」
「え!!この人がツォン先輩やルード先輩そしてレノ先輩を負かしたあの龍崎勇。」
「いかにもたこにも足が8本(^^;)・・・そうだよオレが龍崎だ。」
「失礼しました。」
「新人か?。」
「はい。ソルジャー1stだった私は今回の異動でタークスに配属になりました。よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく。」
龍崎とイリーナは握手を交わした。
その後龍崎は一足速くジュノンへむかった。そしてまもなくイリーナたちがクラウド達と接触したのはいうまでもない。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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