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第11話、FF7サイドストーリー編(5)ジュノン就任パレード
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龍崎はようやくジュノンへ到着した。ハーディデイトナにまたがってエレベーターまで到着していた。
「あ、龍崎総長お帰りなさいませ。」
「ご苦労ちゃん。」
龍崎はエレベータにのりジュノン上部に到着した。そこはちょうど空港の中で窓の外からは大型の飛空挺が整備
されている。
「すごいな、アレがうわさのハィウインド号かゲルニカより凄い。あれが流通部門で使えればもっと物資を輸出入できる。」
そばには神羅の軍の制服を着た光もいた。
「光いつの間に、学校は?。」
「今日は日曜日ですよ龍崎さん。」
「あ、そうであったな。どうもいかんな曜日の感覚が・・・」
「龍崎さんは土日祝日は関係ないですからね(^^;)。この制服ここの隊長さんにもらったんです。似合いますか?。」
「マスクかぶったら誰かわからんぞ、でもいいんじゃない。」
そこへルーファウスが現れた。
「やっと戻ってきたようだな。明後日のパレードは彼女が考えてくれた。」
「へーどんな流れなんだ?。」
「まず私がオープンカーに乗ってジュノンをパレードでその前後に治安維持部門の兵士を行進させるそんなところだ。」
「別に普通じゃん。」
「まだあるんだ。それをこのジュノンをはじめ全国にTV中継させ、そのあと、港で閲兵式を行うこんなとこかな。」
「光にしちゃ上出来かな。オレは別にかまわんが、あのガハハハがなんていうか・・・。それにセフィロスがこないなんて保障
もないぞ。」
「そのことなら心配いらん、全てハイデッカーに任せてある。警備も強化している。君にも同行してもらおう。」
「私も参加したいな。」
「おまえはお留守番、ここへは遊びにきてるんではないのだぞ、異世界留学の最中ということを忘れるな。このあとたしか、
リーブさんの講義があるだろ。」
「そうだった。じゃあ私はこれで・・・。」
光は去っていった。
「なかなかいい子じゃないか。ところで飛空挺はもうみたかな。」
「ああ、いい飛空挺だな。」
「流通部門で使わせてやりたいが、あれは治安維持で必要だからな。」
「なら、ゲルニカをもう一機貸してくれ。」
「いいだろう。」
その後、ジュノンではパレードのリハーサルが始まった。龍崎はオープンカーを運転している。
「あいつらは来ないみたいだな。」
「アバランチか?。」
「そうだ、彼らに邪魔されては厄介だからな。」
「そうかな、逆に利用する手があると思うよ僕は。」
「・・・・・・。」
ルーファウスは何も答えなかった。
一方ここはジュノン支社内の光の自室ではリーブが講義していた。
「(私の発案なのに、見たかったなあ)。」
「どうしたの、パレードだったら明後日だよ。」
「でもその日は学校だししかもテストがあるから休めない。」
「TV中継されるから、ビデオに録画しておくよ。授業を続けるよ。」
パレード当日、外では行進曲がジュノン中に鳴り響いていた。龍崎がオープンカーを動かし、後ろではルーファウスが手を振って
声援にこたえている。そこには遅れてきた兵士がこっそり後ろから紛れ込んできた。クラウドである。龍崎はまだ気づいていない。
そしてパレードは終わり閲兵式まで間が空いた。龍崎は一足速く港へ向かっていた。そこになにやらぎこちない歩き方した兵士や
やけにごっつい水兵も乗船しているのを龍崎はみた。
「あんなのいたっけ・・・・。」
「これは、龍崎総長。」
「閲兵式は決めてくれよ。社長のおめがねのチャンスがあるかもしれんぞ。」
「任せてください。みっちり特訓しましたんで。」
「期待しているぞ。」
「ルーファウス・・・・様・・到着よ。」
一人の女性兵士(ティファ)がルーファウスの到着を報告した。そしてハイデッカーを引きつれあらわれたのである。
「整列っー!!いざっ本番!!ジュノン軍式お見送りー!軍人らしく元気よーく。さんはいっ!!。」
隊長の号令の下、的確に3人の兵士は銃をかかげたり、右回り左回りを繰り返した。
「最後は決めるぞ!!スペシャルポーズ!!。」
3人の兵士はいっせいにライフルを高く掲げ回転させたのである。
「(んーーーーっ!!)。」
龍崎は目を疑ったミッドガルハイウェイでクラウドが決めたポーズと同じだったのである。
「どうした?龍崎君。」
「いや・・・・なんでもない(まさかな・・・3人とも外見が同じだから・・・おれの思い過ごしか・・・・。)」
ルーファウスは縦にはくしゅをした。
「上出来だ。今後も我が神羅カンパニーのため全力をつくしてもらいたい。」
ルーファウスはそういって労った。
「特に最後のスペシャルポーズがよかった。ハイデッカー統括、彼らに特別ボーナスを」
龍崎はHPアップのマテリア3つとフォースイーター(※剣の名前)3本をハイデッカーに手渡した。
「ガハハハハ!!、特別ボーナスだぞ、お前ら!!ルーファウス社長と龍崎総長のご好意だ!肝に命じとけ!。」
「セフィロスがここに来たというウワサがひろまればクラウドたちも現れるはずだ。」
「・・・・・・・。」
「見つけ次第捻りつぶしてくれましょうぞ!!。」
「邪魔をされてはかなわんからな。」
「おまかせ下さいガハハハハハ!!。」
「その下品な笑いはやめろといったはずだ!!。」
「ガハ・・・・。」
ハイデッカーはまさにこぶしを振り上げんとしたとき龍崎がハイデッカーの背中を後押しした。
「さささ・・・もう船がでますよ。いきましょうハイデッカー統括。」
龍崎の機転で3人の兵士は八つ当たりを受けずにすんだ。
「(あいつ本当にルーファウスの側近だったんだな。)」
クラウドも貨物船に乗り込んでいった。
そして船はコスタ・デル・ソルへ向かう
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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