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第15話、FF7サイドストーリー編(9)ウータイへ
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翌日、ニブルヘイムに神羅のスキッフが現れた。操縦していたのはリーブではなく、一般兵士だった。
「おはよう龍崎君、昨日は眠れたかい?。」
「・・・ああ。」
「実はね、ここへ来る前にジュノンへよってヒカルちゃんをつれてきたよ。」
「どこにいる?。」
すると、一般兵士はマスクをはずしたナント光だった。
「学校はどうしたんだ!?。」
「今日は土曜日ですよ龍崎さん。」
「スキッフを操縦できるのか!?。」
「いろいろな乗り物の操縦をリーブさんから教わっていたんです。」
「ヒカルちゃんはね。ゴールドソーサのバトルスクウェアでもかなり鍛えているんだよ。いまでは園長に気に入られ裏バトル
もしている。それでバトルスクウェアの商品は全部入手したそうだ。」
「すごいな。」
「いまレベルは75ぐらいですね。」
「75だと!?クラウド達より強いじゃないかよ。」
「でも龍崎さんにはまだかなわないですよ。」
「魔法はどのくらい覚えた?。」
「7割ぐらいです。」
「とにかく移動しながら話そう。」
光の操縦するスキッフはニブルヘイムを飛び立った。下にはクラウド達のバギーが見えている。
「それでウータイで何すんだ?。」
「ミッドガルのスラムを取り仕切るドン・コルネオがウータイへ逃げたというのだ。その討伐をすることだ。」
「コルネオ?聞かない名だな。」
それもそのはず、龍崎はコルネオとは面識がないここで初めてその名を聞くのだから。
「そんなのツォンにやらせりゃいいんだよなんでオレに振るんだ。あの御仁(ルーファウス)は。」
「ツォンは別件で今ミッドガルにいる、社長もパルマー統括と一緒にロケット村へ出張中だし。他に頼れるのは総長の君しかいない
んだよ。」
「パルマーか・・あのうひょひょ野郎もいるのか・・・。」
「パルマーさんはあんな性格ですが、宇宙開発統括だけあって天文の知識はすごいですよ。私もパルマーさんからいろいろ教わっ
ていますからね。」
「以外だな・・・。」
「しかし、ルーファウスはロケット村で何をするんだろうか?」
「北へ行くのに飛行機が必要だといってましたよ。」
「このスキッフじゃだめなのか?。」
「燃料がもちません。」
「ハイウンドとゲルニカは?」
「ゲルニカは物資輸送で使用中です。また、ハイウインドはまだ整備中だと言ってました。」
「難儀だね・・・。」
「龍崎君これが今のクラウドたちのデータだ。」
「オレの小型モニターに転送してくれ。」
そして龍崎はクラウドたちのデータをみた。
「なんだこれは、メンバーが二人も増えてるぞ。ユフィ・如月にヴィンセント・バレンタイン・・・平均レベルは35そこそこか・・。」
「いまクラウドたちが神羅屋敷に入ったようだ!!んセフィロスがいるぞ!!。」
「(まだあそこにいたのかご苦労なこった)どうなってる。」
「リュニオンの誘いを受けている・・・。あ、セフィロスがスーパー頭突きして飛んでった。」
「スーパー頭突きだあ!?ストⅡのエドモンド本田じゃあるまいし・・・・・。」
「このままニブル山をこえてロケット村へ向かうようだ。まずいな社長とあってしまう。」
「そのときはそのときだ。ところでリーブさん。」
「何か?」
「ニブルヘイムで面白い書物を見つけてな、黒マテリアの情報をつかんだんだ。」
「黒マテリアだと!?。」
「古代種の神殿にあるのはわかったのだが、キーストーンという奴がないと中へは入れないそうなんだ。」
「偶然だね。ツォンはいまそれの調査をしているのだ。」
「クラウドたちにキーストーンを見つけさせてはどうだろうか?そしてころあいを見てそれをいただく・・。やり方は汚いかもしれんが、
黒マテリアがセフィロスの手に渡らないようにするためにはやむをえん。」
「・・・・なんとかしてみよう。」
「光、おまえはジュノンへ戻ったら、本国に連絡してオレの直属の部下を3名ほど派遣するように総帥に連絡してくれ。」
「呼んでどうするのです?」
「とにかく言われた通りにすりゃいいんだよ。それと神羅兵の制服を3着ばかし手配しておけ。」
「・・・わかりました。」
「あとはクラウドたちどう料理するかはまた後で考えるとして、とにかく今はウータイだ。」
「まもなくウータイ上空に到着します。」
スキッフはウータイの上空にさしかかり入口にて着陸した。
「じゃあ龍崎君キーストーンの件はまかせてくれ。タークスのメンバーも休暇でここへきているはずだ。」
「リーブさんクラウドたちに何か動きがあったらまた連絡をくれ。」
「わかった。」
光とリーブを乗せたスキッフはここで燃料補給をしたあとジュノンへ向けて飛び立っていった。
「ここがウータイか・・まるで日本にいるみたいだ。」
そのころクラウドたちはニブル山を越えてロケット村へ到着していた。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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