このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

第17話、FF7サイドストーリー編(11)ウータイ騒動(2)

戻る時はブラウザで”戻る”を指定してください。

龍崎はかめ道楽の中へ戻った。レノたちと相変わらず食事を続けている。
「今日はオレのおごりだ、遠慮はいらんぞ。」
「龍崎さん、今日は気前がいいぞっと。」
そのとき、杯を口にしたとき龍崎は何かを感じたようだ。
「どうしたんです?龍崎さん。」
イリーナがたずねたあと龍崎は小声ではなした。
「クラウドたちが来るぞ!!。」
「何ですって!?。」
イリーナはすばやく身構えた。その時クラウド、エアリス、バレットの3人が中へ入ってきたのだ。
「よう、またあったなクラウド。」
「龍崎・・・・。」
イリーナがクラウドの前に近づき両手で襟首をつかみにらみつけた。
「おまえ達!?なんでこんなところへ・・・・。フッそんなのはどうでもいいわ。ジェリド・メサじゃないけどここであったが100年目ってね、
覚悟はできてるかしら。」
イリーナは懐から拳銃を取り出しクラウドに突きつけた。龍崎が止めようとしたとき。
「イリーナ、うるさいぞっと。」
「レノ先輩!?。」
「俺達が来たのはなんのためだっと。」
「そ、それは休暇をとって日ごろの疲れをいやそうと・・・・。」
「せっかくの休みが台無しになっちまうぞっと。」
「し・・・しかし・・・・。龍崎総長・・あなたもそばにいながら・・・。」
「せっかくの酒もまずくなる。ここはオレに免じて大目にみてやれ、イリーナ。」
「は・・・・はい・・・・。」
「もっと飲めよ、ルードさんよ。お前さんと組んでもう何年になるかなと・・・タークスの仕事はつらいこともあるが、オレはやっててよかった
と思ってるぞっと。」
「・・・・・タークスに・・・・・レノに・・・・そして故郷に・・・乾杯。」
「オレがいてよかったなクラウド。さっさとここは離れた方が身のためだ。行けっ!!。」
「龍崎。」
「なんだ?。」
「ユフィを見なかったか?忍者みたいな!?かっこうした子だ。」
「(・・・あいつのことか・・・)さあな。入口のでっかいツボのなかにいるんじゃないか?。」
「じゃましたな。」
「エアリスは龍崎たちに頭をさげ、バレットは今に爆発寸前だったが、思いとどまったようだ。そしてクラウドたちは店の外へいった。
「なぜ、見逃したんです総長!!。」
「ここはフィールドじゃない、店の中だここでバトルしたら他のお客さんに迷惑がかかっちまうだろ。そんなのもわかんねーのか!!
それでよくタークスに入れたもんだな。」
「しかし・・・・。」
「しかしもかかしもねえ!!。奴らはまだ利用価値があるこれからのことを考えればな。」
「これからのこと?。」
「いまは知らなくてもいい。」
龍崎は焼き鳥を食べながら答えた。
「そういや、レノにルード、ゴンガガではクラウド達とやりあったそうだな。どうだった?。」
「まだ、あいつらはたいしたことはないぞっと、あんなのでセフィロスを倒そうってんだから笑っちまうぞっと。」
「だが、今はもう平均レベルが45になっている。特にエアリスは究極リミット”大いなる福音”を取得したそうだ。あなどるな。」
「ずいぶん詳しいんですね。龍崎さん。」
「じつは、奴らのオレのスパイをもぐりこませている。」
「あれは、龍崎さんの差し金だったのか、と。」
「・・・・何故?・・・・・。」
「スパイって誰です?。まさかあの赤毛の小娘!?。」
「光ではない!!。ケットシーというネコだ。」
「ねこ?。」
「あれは遠隔操作ロボットじゃないかっと!!誰があやつってる!?。」
「それは秘密だ。」
そのとき、神羅の一般兵士が中へ入ってきた。
「おおっやはり、きてましたか龍崎総長。ついにコルネオを発見しました。」
「それはまことか!?で、どこにいる!?。」
「総本山の地下に隠れているところを見つけたようです。おおっ、やはり休暇で来てる情報はホントだったか、タークスにも協力を
頼みたい。」
龍崎はそばにある酒を一気に飲み干してしまった。
「やなこった。」
「龍崎総長、今なんと。」
「わしゃやらん、面倒じゃから、おんしらがやれや、それにタークスはいま休暇中じゃき、みてわからんがか!?。」
龍崎は酔うと土佐弁になるのだ。これは自分の一族が土佐出身てこともあることが原因らしい。
「しかし・・・。」
「しかしもかかしもねえ!!コルネオだかトルネコだか知らんが、おまんらをみちゅーと酔いがさめてしまうぜよ!!。」
「総長にはルーファウス社長から直に命令を受けているはずです。タークスも例外ではありません。」
「さっさと消えや!!。総長の命令ぜよ。」
「もうよい!!、総長やタークスの力なぞ借りなくてもやつを捕まえて見せる!!このことは本社に報告しとくからな!!。」
神羅兵はそのままさっていった。
「あいつらには無理じゃき、返り討ちにあうじゃろな。」
「そう、そう、と。」
「レノ先輩、龍崎総長!!ホントにそれでいいんですか!?これがプロフェッショナルのタークスのやりかたなんですか!?。」
レノは答える。
「イリーナ、勘違いするなよ、と。仕事のためにすべて犠牲にするのがプロじゃない。そんなのはただのアホだぞっと。」
「ルード先輩・・・・。」
「・・・・・・。」
「龍崎総長、私にはあなたの考えが理解できません!!・・・失礼します!!。」
「待ちや・・・。」
「ほっておきなよ。龍崎さん。イリーナはガキじゃないんだ。好きにさせるさ、と・・・・・。」
「・・・・どこ・・・・行く・・・・。」
「厠じゃ、なんか吐きたくなってしもうたがじゃ。ウォエ・・・」
いまにも吐きそうな雰囲気であったレノがあわてて止める。
「飲みすぎだぞっと!!。ここで吐くんじゃねえ!!、便所で吐け!!。そんなとこで吐いちゃイヤイヤイヤーン〜(>△<)〜、
イヤイヤーン〜(>▽<)〜。」
でた(^^;)。レノのイヤイヤダンス。
龍崎はそのまま便所へ直行し、そして・・・・・(^^;)。
「はあ・・・吐いたらすっきりした。朝から深酒はよくねえな。さてそろそろ行くか。」
「・・・・・どこへ?・・・・・。」
「コルネオさんを捕まえに行くのさ。あいつは向こう見ずなとこがある。行くぞ!!レノ、ルード。」
龍崎はすっかり酔いが醒めていたようだ。」
「さっきと性格がぜんぜん違うぞっと(^^;)。」
龍崎はひょうたんを返してもらいかめ道楽をあとにした。

続く
管理人:PN.らくがきねこ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください