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第20話、FF7サイドストーリー編(14)古代種の神殿〜忘らるる都へ
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龍崎たちは古代種の神殿へ到着した。
「クラウドたちは既に古代種の神殿へ入っていますね。」
神殿に入った龍崎はツォンを発見した。そして脈を取っている。
「かすかに脈はあるが、危険な状態だ・・・光っ!!、すぐに生命維持装置をつけて南ジュノンの病院(※FF7本編には登場しません)
へ至急運べ!!いいな。」
「わ・・・わかりました。」
光はツォンに生命維持装置をつけてヘリにのせ、古代種の神殿を後にした。
龍崎はリーブの操るケットシーの映像をポータブルに直結させて、リーブと一緒にクラウドたちの戦況をじっと見つめていた。
「クラウドがかなりレベルを上げてきているな・・・。エアリスはどうなっている?。」
「エアリスはすでに究極リミットを取得していますね・・・。」
「しかしこうしてみると古代種の神殿はいろいろと仕掛けがあるな・・。手助けしてやりたいが、キーストーンはクラウドたちがもっている。
だから、このケットシーのモニターで見守る以外に方法がない・・・。」
そのとき龍崎の襟のインカムに反応があった。
「なんだ?光。」
「ツォンさんは無事に南ジュノンの病院へ送ったことでなんとか一命は取りとめましたが・・・もうタークスへの復帰は絶望かと・・・。」
「・・・・・再起不能ってわけか・・・だが、死なずにすんだのはせめてもの救いだ・・・ご苦労だった。」
「あのツォンが再起不能になるなんてセフィロスは恐ろしいですな。」
「ああ・・・・。」
そのころクラウドたちは、壁画の間に到着していた。だが黒マテリアを回収するので戸惑っている様子だ。
「ここはオレの番だな・・・・リーブさんはケットシーの声を続けて、ケットシーの操縦系統をオレに切り替えてくれ。このパズルは一癖ありそうだ。」
龍崎はポータブルから精密操作ようのマジックハンドを自分の腕に装着していた。その間にリーブはクラウドたちを説得している。そのときデモンズ
ウオールが攻めてきたがクラウドたちの敵ではなかった。
「龍崎君クラウドたちは既に神殿の外に出た、はじめてくれ。」
「よし!!。」
龍崎はモニターを見ながら神殿パズルを解きにかかった。表情は真剣そのものである。その間に神殿の前には光の操縦するゲルニカがケットシー
2号機を運んできた。龍崎のバンダナのしたからは汗が流れ出てきている。その汗を光がそっと拭い去っている。光もモニターを真剣に見つめていた。
パズルを解いているうちに神殿を不気味な黒い光が包みだした。と同時にケットシーのモニターはプツリと消えてしまったと同時に神殿も消えてしまった。
「失敗か!?。」
「いえ、そうでもないみたいです。」
光は双眼鏡を取り出して神殿の跡地を見下ろした。するとそこには黒光する玉とクラウドたちの姿があった。リーブもそばにきて見下ろしている。
「どうやら成功したようだね・・・あれが黒マテリアだよ。」
龍崎は光から双眼鏡を取りクラウドたちの様子をみた。
「クラウドのようすがおかしい・・・。リーブさん2号機をすぐに送って音を拾えるか?。」
「やってみよう。」
リーブはケットシー2号機をクラウドたちのもとへ送りクラウドたちの様子を探ったするとクラウドはその場で気を失ってしまったのである。
双眼鏡でみていた龍崎はすぐに光に指示を出した。
「すぐにタイニーブロンコをゲルニカに回収しろ。クラウドたちものせる。」
「はい。」
龍崎はクラウドたちの所へ駆けつけた。バレットたちは身構えていたが・・・・・、
「すぐにここを離れたほうがいい。オレの船で途中まで送ってやる。」
「ここは龍崎さんにしたがったほうがいいと思います。」
「ちっ!!しゃーねーなー!!。たのむぜ龍崎さんよ!!。」
リーブはヘリでジュノンへ戻り、クラウドたちは龍崎のゲルニカに搭乗した。
ゲルニカブリッジ、シドが操縦している光を感心そうにみていた。
「すごいね、お嬢ちゃんが操縦しているのか・・・・年はいくつだ?。」
「17です。」
「光にはいろいろな乗り物を動かせるように俺が仕込んだ。」
「あんたがかい・・・・?。」
「光はオレの大切なアシスタントだ。」
「すごいな・・・。まだ若いのに。」
「クラウドの意識はまだもどらないのか?。」
クラウドはエアリスの膝を枕にして横たわっていた。
「あのとき・・・セフィロスが現れたから・・・・。」
よく見るとエアリスの右の頬には小さいアザがあった。混乱したクラウドに殴られたようであった。
「これからどうするんだ?。」
バレットが答える。
「とりあえずゴンガガで俺たちを下ろしてくれ。後はそれから考えても遅くはない・・・・・・。」
「わかった。」
「タイニーブロンコはちゃんとあるんだろうな?。」
「もちろんだ、お前たちにちゃんと返すよ。」
ゲルニカはゴンガガに到着しクラウドたちを下ろして、龍崎と光はジュノンへ帰還した。
「クラウドたちはこれからどうするつもりなんだろうか・・・・・。」
そこへリーブが現れた。
「龍崎君エアリスがパーティーからいなくなってしまった!!。」
「なんだって!?。」
「いまみんなで手配して探しているが見つからない・・・・。」
「なにか手がかりはないのか?。」
「ちょっとまって・・・・。忘らるる都?。クラウドが言うにはエアリスはそこへ向かったといってる。」
「忘らるる都・・・・ニブルヘイムの神羅屋敷で読んだ書物によると古代種がかつて住んでいた都だと聞く・・・・となるとセフィロスも
必ずそこへ向かうはずだ・・・・。」
そこへレノとルードがやってきた。
「龍崎さん、ツォンさんがセフィロスにやられたって本当ですか?と。」
「間違いない・・・・。」
「・・・・・信じられんあのツォンさんが・・・・やられるなんて・・・。」
「キーストーン争奪でディオ園長と一戦交えたからな・・・その傷が治りきらないウチに古代種の神殿へいったものだから・・・・。」
「して・・・・ツォンさんは?。」
「いまだに意識が戻らない・・・。仮に戻ったとしても、医者がゆうにはもうタークスへの復帰は絶望かと・・・・・。」
「クソッ!!。」
ルードは口惜しがっていた。
「宝条博士がハイデッカー率いる治安維持部隊に捕らえられたぞっと。いまミッドガルの留置所に入れられていると・・・。」
「宝条博士がみつかったか・・・・。」
そこへ光がやってきた。
「龍崎さん、忘らるる都への発進準備が整いました。」
「よしいまいく。」
「・・・・ハイウィンド号が完成したのですか?。」
「完成はしているが・・まだ使わない・・・先にオレがスキッフに乗って忘らるる都へ行く。それからルーファウス社長と合流するつもりだ。」
「了解ですと。」
龍崎と光はエアリスを救うために忘らるる都へと向かった。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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