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第23話、FF7サイドストーリー編(17)龍崎とタークス
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2001年リサのアパート・・・
「ジュノンへついたと同時にハイウィンド号へついたとき、いたるところから煙が発生しクルーたちは火事だと叫びだした。
でもそれは龍崎さんが仕組んだことだったのよ。でも他のアバランチの仲間を保護できたけど、ティファさんやバレットさんは
ハイデッカーたちに捕らえられてしまった。龍崎さんはルーファウス社長に呼ばれて、ウエポンによって被害を受けた地域の
救助と復興支援の任務に就いたのよ。」
「光はどうしたの?。」
「わたしは、ジュノンも安全じゃなくなるといわれて荷物をまとめてシンキロウへ転属になったのよ。」
時は1997年にさかのぼる、光は龍崎からもらった親書を手にして、途中で葛西と合流し次元城(※FF5に登場した城)へ
へと向かった。
「いいか光くれぐれもそそうのないようにな。」
「はい。」
そして城主ハリカルナッソに謁見することになった。
「久しいのうシノブ。そのほうも遠路はるばるご苦労であった。面をあげよ。」
紺色の戦闘装束を着ている光はハリカルナッソに面をあげた。
「いい目をしておるのう、ヒカルといったか・・・そちのことはシノブとイサムからよく聞いておる、シンキロウでユックリと学問と
修行に励むがよい。」
「ありがたきしあわせにございます・・・。」
「うむ・・・しっかり励め。」
そういうとハリカルナッソは玉座から去っていった。
シンキロウの村
「この家を使え光。それにしてもイサムの親書があったとはいえハリカルナッソに気に入られるとはな、あいつは滅多に人をほめん。」
「そうなんですか葛西さん。」
「ああ・・・。ところでイサムはどうしている?。」
「龍崎さんはいま神羅の流通部門業務でウエポンに被害を受けた町や村の復興支援のための救援物資輸送で奔走しています。」
「そうか・・・・。」
そのころジュノンでは流通部門がフル稼働していた。
「ゲルニカは!!。」
「4機全部出動しています。」
「総長!!万能薬がたりません!!。」
「なんだと!!すぐに在庫からありったけの万能薬をもってこい!!。」
そこへルーファウスがあらわれた。
「はりきっているな、龍崎君体のほうはもういいのか?。」
「こんな重大なときにいつまでも寝てられん!!。」
「ツォンの意識が戻ったそうだ・・・だがもはや廃人も同然だ。さっきイリーナが見舞いにいったがな・・・。」
「そうか・・・・。」
「ところで、あのアバランチの二人だが、処刑することにした。」
「なんだって!!なぜそんなことを!!(やはりそうきたか・・・)。」
「世間にはこの事件を引き起こしたということだ。そのために彼らには生贄となってもらう、あとの仲間もどこぞに潜んでいるかは知らんが
いずれ見つけ出しそいつらも処刑する。」
「(ハイデッカーの差し金だな・・・)処刑はオレは反対だ!!いまは神羅だのアバランチだのといがみ合っている場合ではない!!。
いまはお互いにてを組んでウエポンやセフィロスを倒しメテオを阻止すのが先ではないのか!!。」
「私の命令に意見するというのかね龍崎君!?。」
「ガハハハハ、社長の命令は絶対なのだ・・・したがってもらおうか龍崎”殿”!!。」
「くっ!!(おまえがそうルーファウスに吹き込んだクセに・・・)わ・・・わかりました・・・。」
「それでよい・・・。流通部門の業務しっかり励んでくれ・・・。」
「ガハハハハしっかりはげめよ龍崎”統括”。」
「(あのやろう・・・”総長”と呼ばずに”統括”と呼びやがった・・・まあいい・・・ここまではすべてオレの筋書き通りだ)。」
龍崎は黙々と流通部門業務に励んでいた。
それからしばらくして龍崎は南ジュノンの病院へ来ていたツォンを見舞うためである。ツォンの病室にはタークスのメンバーが先に見舞いに来ていた。
「龍崎さん。」
「イリーナ・・・それにレノとルードも一緒か。」
「業務の方は大丈夫なのかと?。」
「心配するな・・・。それよりツォンの意識が戻ったそうだな・・。」
「でも医者がいうにはもう二度と体は動かないってただ息をしているだけだって・・・。」
「植物人間か・・・・。」
「ジェノバは・・・古代種の神殿でツォンさんをこんなことに・・・最初はクラウドたちにやられたとばかり思っていた・・・。龍崎さんツォンさんのカタキを
とってください・・・・。」
「・・・・・・。」
イリーナは両手で顔をふさいでその場で泣き崩れてしまった。龍崎はただ黙ってうなずくより他になかったのだ・・・。
「ルードとレノに頼みがある。」
「なんだぞっと?。」
「クラウドの捜索を頼む・・それから奴らと戦闘になったら、本気をだすな・・・・あくまでの奴らの戦力の見極めだけにしておけ、お前たちがゴンガガで
やりあったのと同じようにな・・・。あとこれも渡しておく。」
「これは?。」
「ザイドリッツとタフネスリングだ・・・武器庫から”いただいてきた”。」
「龍崎さんも悪い奴だぞっと・・・。」
「おまえらだって本当はクラウド達とは戦いたくないだろ?。」
「・・・ああ・・・・。」
「でも、仕事ならそれもやむおえないぞっと・・・。」
「それに私たちの上司はハイデッカー統括ですし・・・。」
「形のうえではな・・・でも総長のオレにもタークスに命令できる権利はある・・・・。」
「最近ウワサを聞くのですが、龍崎さんはアバランチと通じてるというのですが本当なんですか?。」
「だれがそんなことを・・・・ハイデッカーだな・・・。」
「はい・・・。」
「たしかに行動上、アバランチと接触することは多いからな・・・・。だがそれはオレを陥れるためにハイデッカーが”うそ”をいっているのだ・・。」
「そのとおりだぞっとイリーナ・・・。」
「ヒカル・・・どこ・・・・いった?。」
「ウエポンが暴れているいまジュノンはもう安全じゃないからな・・・だから別の場所へ転属させた・・・。」
「あのこいい子だったのに残念だぞっと・・・。」
「じゃあ、レノ、ルード・・・クラウドの捜索たのんだぞ。」
「了解だぞっと。」
そのころジュノンではサファイア・ウエポンが襲いかかっていた。神羅はサファイアウエポンに必死に戦い、キャノンによってようやく沈めることが
できたのであった。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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