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第24話、FF7サイドストーリー編(18)ミディール
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ケットシーの機転でバレットはティファは神羅の手によっての処刑は免れた。龍崎はレノとルードの捜索によってクラウドがミディールにいることが
判明したので、自らの操縦でスキッフでミディールへ向かった。
ミディール上空・・・スキッフはユックリと着陸する、したではレノとルードがいた。
「クラウドが見つかっただと?。」
「ああ・・・・。」
「どうした・・・二人とも・・・そんな顔して・・・まさか死んでたのか?。」
「いや・・・生きてるぞっと・・・。」
「とにかく案内してくれ。」
レノは龍崎を診療所へ案内したそしてそこには変わり果てたクラウドの姿があった。
「クラウド!!オレだ龍崎だ!!。」
「う・・・・・ああああ・・・・・。」
「レノ!!一体クラウドの身になにがあったんだ!?。」
「極度の魔光中毒にかかってるぞっと・・・。これがいままでライバルだったなんて・・・・。」
「クラウド・・・・。」
「百億のかけら・・・・小さな・・・・ともしび・・・・とら・・・・われた・・・天使の・・・・歌声・・・ゼノ・・・・ギアス・・・。」
「はあ!?、なにいってるんだ!?。」
「いつもこんな調子なんだぞっと・・・。」
このクラウドがいったゼノギアス・・それは龍崎の運命を大きくかえることになるのだがそれは別の物語・・・。
「このライフストリームの泉にクラウドが浮いてるのをオレが見つけたんだぞっと・・・でもすでにこんな状態になっていたぞっと・・・。」
「そうかご苦労だったな・・・・。お前たちはもう引き上げていいぞ・・・後はおれに任せろ。」
「了解だぞっと。」
レノとルードが去ったあと、宿で龍崎はリーブに連絡をとった。
「リーブさんか?。おれだ龍崎だクラウドがみつかった。」
「それは本当か龍崎くん。」
「ああ・・・それより・・・ティファとバレットは無事か?。」
「大丈夫だサファイアウエポンが襲撃してくれたおかげでその混乱に乗じて救助に成功した、あとはハイウィンド号の件だが、君の思惑通りになったよ。」
「そうか。よくやった。これで行動範囲が広くなる・・・となるとこのミディールにもこれるな。」
「そのとおりだ。」
「タイニーブロンコもバギーもあのまま放置していたからな・・・。」
「タイニーブロンコはウエポンに破壊されたが・・・バギーはディオ園長に変換したよ。」
「そうか・・おれもそっちに加わりたいのだが、総長の立場である以上それもかなわない・・・まだアバランチのサポート支援を続けてくれ。」
「わかった。それと龍崎君ハイデッカーやスカーレットには気をつけろ・・・二人は君がアバランチと通じていることをウスウスと感づいている。」
「わかった。」
「光ちゃんを”転属”させたのは正解だったよ、もしあのまま残していたらハイデッカーらはもっとひどいことをしていたかもしれん・・・。」
「ああ・・・オレと光の部屋にわざとエアコンをとめていたのだからな・・・・。おれがいなければ光は凍傷がもっとひどくなって悲惨な姿になっていただろう。」
「次は君だ・・・、ハイデッカーらは君をつぶしにかかるぞ・・・・。」
「その時は寝返るまでよ・・・。」
「じゃあ、ミディールで・・。」
翌朝ハイウィンド号はミディールに到着した。シドとティファそしてバレットがやってきた。
バレットは龍崎をみた。
「お前か・・・本当にクラウドはここにいるんだろうな!?。」
「間違いないオレの”部下”が見つけたんだ・・・・。」
「そうかい・・・あの時は悪かったな・・・お前にあんなこといって・・・。ケットシーから聞いたよ・・・ハイウィンド号略奪にお前が糸をひいてたなんてよ・・・。」
「・・・あのことをいっているのか・・・、それはもうあんたに殴られてもうケリはついたんだ。それにおれはいつまでも昔の話をグダグダするのは好き
じゃない。」
「それでクラウドはいまどこに?。」
「あの診療所にいま入院している・・・。」
「無事なのね・・・・。」
「それは自分の目でたしかめるんだな・・・。」
「ケッ!!相変わらずいけ好かないやろうだぜ!!。」
「バレットさんよそんなこと言うもんじゃないぜ・・・自分の危険を顧みず・・クラウドを見つけてくれたんだからな・・・。」
バレットたちは診療所へむかっていった。
龍崎は外でタバコをふかしている・・・。
「(ハイデッカーにスカーレットか・・・・今の神羅ではあいつらがだんだん目障りになってきた・・・かといってオレが手をくだすわけにもいかないし・・・。
どうしたものか・・・。)」
一方ここはミッドガル神羅ビル・・・
「ねえ、ハイデッカーあたし思うんだけどさ・・あのハイウィンド号がアバランチに奪われたの絶対”アイツ”が仕組んだのよ・・・。」
「よせ・・・スカーレット・・・アイツがやった証拠なんてないだろ・・・。」
「でも、あんたの部下のタークスだっていまじゃアイツのイイナリじゃない・・・ただの流通部門の統括だからって・・・。」
「アイツは総長でもあるんだ・・・・タークスにだって命令できる権限もあるだろう・・・それにアイツはルーファウスのお気に入りだ・・・ウカツなことはできん。」
「赤毛の小娘をつぶしたのが唯一の救いね・・・でもあいつが毛布を貸さなければあの小娘を二度と人目に見れぬ姿になって再起不能にできたのに。」
「だからアイツはもう”転属”させてしまったんだよ・・・。たかが毛布されど毛布だな・・・・ガハハハハハ。」
「笑い事じゃないわよ!!どうやってアイツをつぶすか考えてよ!!。」
「やめとけ・・・ワシらがかなう相手じゃないよ・・・タークスが束になってもアイツには勝てない。」
「いまにアイツのシッポをつかんでやる・・・。」
ミディールでは龍崎は大きなクシャミをしていた・・・。
「(ケッだれかオレをウワサしてやがる・・・まドーセハイデッカーかスカーレットの悪だくみだろ・・・。)」
そこへバレットとシドが診療所から出てきた。
「ティファがいないな・・・・」
「あいつはクラウドの看病に残る・・・・なあ龍崎さんよ・・・二人で話したんだが・・・俺らの仲間にならないか・?。」
「なかまだと?・・・・やなこった・・・。」
「なんでだよ。」
「オレはこれでも神羅の総長だぞ・・お前らとは敵同士なんだぞ!!。」
「そこを何とか・・・。」
「・・・・いまは無理だ・・・。その代わりケットシーがいる・・・。そいつがいろいろとサポートしてくれるよそれにオレはいま流通業務で忙しい・・・。」
「なら、しゃあねーな、気が向いたらいつでも声かけてくれ。」
バレットとシドはハイウィンド号にのってさっていった。
龍崎はミディールの診療所に入った。そこでは、てはたんが傍について看病している。
「龍崎・・・さん。」
「クラウドを見つけてくれたのはタークスのレノとルードだ、オレが二人にたのんで捜索してもらっていたんだ。」
「私たちのために・・・。」
「神羅にもハイデッカーやスカーレットような連中ばかりではない・・それにクラウドはいまこの世界を救うために、なくてはならないんだ。」
そこへ私服を着たイリーナが花束をもって入ってきた。
「イリーナか・・・。私服ってことはプライベートだな。」
「はい、ここは私の故郷でもありますので。」
「なにしに来たのあんたは。」
「決まってるでしょクラウドの見舞いに来たのよ。」
「あんたに見舞われてもコッチは迷惑なのよ!!。」
「やめろ!!二人とも!!いまは争っている場合ではないだろ!!。」
「すいません、龍崎総長・・・。」
「ここは病室だ、バトルフィールドではない・・・。」
「私はクラウドに誤らなくては・・・てっきり彼がツォンさんを再起不能にしていたとばかり思っていました・・・・。でもそれは間違いだと気づいたのです。
タークスもホントはアバランチとは争いたくないのです・・でも”上”からの命令は絶対なので・・・しかたなく・・・。」
「イリーナ・・・。」
その時龍崎の携帯に反応があった。
「なんだ?・・・・なんだとヒュージマテリアの回収?そんなの何に使うんだ?」
「それをすべてロケットに集め、メテオにぶつけるのだよ龍崎くん。」
「ミサイル代わりか・・・そうなんだろルーファウス。」
「ああ・・だがアバランチは必ずそれを狙ってくるはずだ・・・・君に護衛の任務についてもらいたいのだが・・・。」
「それはハイデッカーの仕事だろ・・・こっちは復興支援や救援物資の輸送で忙しいんだオレにふるな・・・たまにはアイツもいいとこ見せてもらいたいね
ジュノンに襲い掛かってきたサファイア・ウエポンを倒したようにな・・・。」
「何故君がそれを知っているんだ?。」
「タークスの連中から聞いたんだじゃあ切るぞ・・・。」
「ホントに凄いですね、あのルーファウス社長に堂々と会話するなんて・・・・。」
「これが普通なんだよ・・・。」
「あの・・そのへんにしておいたほうが・・・。」
「そうであったな・・・ゴホン・・・。オレはこれからまた奔走しなけりゃならん、てはたんとかいったな・・さっきもいったが・・・神羅にもハイデッカーや
スカーレットような連中ばかりではないことをわかって欲しい・・・またあおう。」
龍崎はヘリの乗ってミディールを後にした。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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