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第26話、FF7サイドストーリー編(20)魔光キャノン〜シンキロウ

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龍崎とルーファウスはジュノンの空港にいた。FF財団から派遣される隊員を迎えるためである。
周りには12機の大型ヘリもスタンバイしていた。
「ホントに来るのかね?。」
「ああ、FF財団の治安維持部門ではみな選りすぐりの連中だよ。」
「たのもしいな。」
しばらくして大型の輸送機がジュノンに着陸した。
「しばらくぶりでしたな龍崎総長・・・FF財団の柴田です、以下36名魔光キャノンの輸送にかかります。」
「ご苦労だったな柴田。あとはまかせろ。」
「はっ!!。」
「柴田君といったか・・・私が神羅カンパニーのルーファウス・神羅だ、龍崎君には本当に世話になっている。彼の活躍もあって、ウエポンによって
被害を受けた世界は着実に復興している。」
「本国へもどったら、総帥にそう報告させていただきます。」
「よろしくたのむぞ。」
「じゃあ早速取り掛かるぞ。」
龍崎はヘッドセットマイクを取り付け作業の指示を行った。
「第一班はキャノンの先端の撤去作業を行う、いいな慎重にやれよ。」
4機の大型ヘリが上がり、キャノンの先端にいる作業員の手によってヘリから伸びるフックにしっかりとワイヤーをつなげた。
「よし、取り外しにかかる。すぐにミッドガルへ向かえ!!。」
龍崎の笛の合図で4機のヘリはキャノンの先端をミッドガルへ向けって飛び立っていった。そのあとも中軸、根元も撤去され、ミッドガルへと次々と
とんでいったのだ。
一方ミッドガルではパルマーとリーブがスタンバイしていた。
「うひょひょーい、根元班はすぐに設置作業にかかるんだよーん。」
なんとあのパルマーが指揮をとっているのだ。リーブは土台への固定ならびに接続作業の指揮をとっている。根元がつくと中軸そして先端が設置されたの
であった。
「あとは、魔光炉からの接続で終了だ。みんなよくやってくれた。」
キャノンの設置は一瞬にしてジュノンからミッドガルへ移設されたのであった。
そのころ光はシンキロウにある領主の家にて勉強にあけくれていた。葛西も一緒にそばについていた。
「葛西さん。」
「なんだ?光。」
「このシンキロウって所はホントに活気があふれていますね。」
「ああ、石高は30万石だ、魔法にアイテムそして武器や防具なども殆どここで作られているんだよ。エクスデス(※FF5のラスボス)がいたときはここはまだ
ゴク普通の町だったんだが、イサムがここの領主になってから変わったんだよ。」
「龍崎さんですね。」
「そうだ。」
「龍崎さんはどうやってここの領主になられたのですか?。」
「あれはな1993年にエクスデスが死んでから、2年後かな・・・次元の狭間に3000もの異世界の魔物がせめてきたんだよ。そのときイサムはまだ
オレのモトで修行中の身だった、オレが留守にしている間にイサムのやつたった一人で3000匹の魔物を退治してしまったのさ、それが理由で次元
城の城主ハリカルナッソスから褒美としてこの領地を与えられたんだ。」
「そうだったんですね。」
「そしてそれだけではなかった、ここには万病に効く霊水が湧き出す場所でもあることにイサムは気がついたんだ、しかもその霊水はエリクサーを
生み出すものだったんだ。そこに目をつけたイサムはエリクサーを売ることで大もうけをした。いまではフィン(※FF2)やもうひとつの月(※FF4)に
出荷している。ところで光はエリクサーがなぜ50000ギルもするかわかるか?。」
「いいえ・・・。」
「ここの霊水はある一定の期間しか湧き出ないからだよ、それによって生産数も限られている。だからいまでも他の異世界にはいきわたらないのだよ。
魔物が持っていたり、ダンジョンで宝箱のなかから出てくることもあるがそれはだれかが、ここかもしくはフィンで購入したものだとおもわれる。」
「エリクサーはいくつぐらいつくれるのです?。」
「そうだな年に30000〜40000ちょっとかな。」
「それは誰が運んでいるんです?。」
「リュウザキコーポレーション(※エレメンタル・フォースの前身)だよ。」
「リュウザキコーポレーション?。」
「イサムはエリクサーで大もうけしたといったろ、その設けた金でここに大きな組合を設けたのだよ。ちょうどエドガー(※FF6)が魔法では科学的に異世界
へ行き来できる機械を発明したんでな、いまでは異世界中に商品が出荷されているんだよ。」
「そういえば葛西さんはエドガーさんとは友人でしたね。」
「ああ、そのころは本名ではなくコードネーム”ロック=コール”だったからな・・・1994年にいっしょにガストラ帝国のケフカ(※FF6のラスボス)をも倒した。
そんな中なのさ。」
そのときシンキロウの上空に大型飛空挺があらわれた。
「あれはファルコン号(※FF6に登場した飛空挺)だな。」
「ファルコン号であのTVゲームで有名な・・・。」
「それはファミコンや(^^;)。」
ファルコン号はゆっくりと降下していく、中からは黒魔導師の服を着たウサギ(※ミシディアウサギ)を肩にのせ、灰色で長い髪をした顔に傷のある
男が降りてきた。
「久しぶりだな、セッツァー(※FF6に登場したギャンブラー)。」
「ああ、ケフカとの戦い依頼だなロック。」
「シンキロウへくるとは珍しいな。」
「いまでは、エドガーとFF財団の依頼でここから、フィガロへ復興に必要な物資を運んでいるんだよ・・・。」
「FF財団って私が所属していた・・。」
「ロック、この女性は?。」
「ああ、オレの弟子のアシスタントだよ、いまここで留学中さ。」
「かわいいね君、どうだい久々にファルコン号の中みるか?あれからかなり改造したんだ。」
シノブ(ロック)と光は飛空挺ファルコン号の中へ入っていった。

続く
管理人:PN.らくがきねこ

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