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第27話、FF7サイドストーリー編(21)シノブの過去

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ファルコン号の中はカジノになっていた。
「あいかわらずだな、セッツァーは。」
「いやこれは、ただの娯楽用で、金儲けにはつかってはいない。エドガーが発明した次元転送装置をこの飛空挺に取り付けている。だから
異世界中を回れるようになったんだ。」
「FF財団でもその装置をつけた乗り物をいくつか配備しているが、ここではともかく、俺たちの本国では極秘なんだ。」
「なんで秘密にするんだ?。」
「おれらの世界では、まだこういった代物は作れねえ、それにこれが悪者の手にわたって悪用された日にゃ、FF財団は商売あがったりよ。
表向きは貿易商だけどな。」
「かわってるんだなFF財団は。」
「おれも良くはわからんが、もともとはイタリアの大富豪が作った財団だったらしい、それをどういったことか、オレの仲間のナルミがその大富豪の
御曹司と結婚していて、その御曹司が死んだあと、後継者に選ばれたそうなんだ。」
「何時の話だ?。」
「いまから2年前かなケフカとの戦いが終わってすぐにその財団はナルミが後継者になったよ。」
「ナルミって女性か?。」
「ああ、ホントに凄いよあの女は。」
「私もナルミさんの依頼でジュノンへ派遣されたんです。」
「すごいんだな本当に・・・。それよりも壱番驚いたのは俺はてっきりセリスと結ばれると思ったんだがまさかあのティナと結婚するとはな・・・・。」
(※注、これもらくがきねこの設定です。)
「ま、いろいろあったからな、ナルシェでは・・・あいつ一人に重荷を背負わせるわけにはいかねえよ。」
「えー(・○・)!!。葛西さんの奥さんってあのティナさんだったんですか!!、ドウリで似ているとおもいましたよ。」
「表向きでは、イタリア人ってことになっている。」
「葛西さんてあのロックと同一人物だったのはわかりますが、経緯が知りたいです。私は」
「いいだろう・・・・。」
時は2001年に戻る
「ジュノンからシンキロウへ転属になった私はそこでセッツァーという人に会った。そこで私は葛西さんの過去をたずねたのよ。」
葛西信夫(Shinobu Kasai)はこのとき高校2年だった、青い制服を着て頭には青いクールバンダナをしていた。池袋のある男子校に
通っていたが、そこは不良の巣窟で卒業した半数が”本職”につくというそんなところだった。
彼は除霊師の家系で、シノブ自身もそういった能力を見につけており、学校へは殆ど行かず、除霊の仕事ばかりしていた。しかし以外にも
学校ではまともなほうだった、ケンカは自分から仕掛けることはなかった、売って来た相手のみケンカはするがいずれも3分で決着がついている。
そして、相手は必ずアバラを折られるといったことであった。
「学校ではかつアゲさせた奴とかパシリにしている奴といったそういういじめっ子をシメていたから、いつのまにかオレはみんなから慕われていた。
現に”本職”からも幹部にならんかって誘いも来たぐらいだ・・・。」
「どうりで、”そっち系”にも顔が聞くんですね(^^;)。」
「そしてオレに不思議な能力があることに気がついた・・・時空を操れる能力があることにな・・・。」
「時空を操る能力?。」
「ああ、ナルミも同じ能力があるといってた・・・・。彼女の場合は傭兵時代、飛行機の訓練の事故で覚醒したそうだ。ホントかどうか知らんが、異世界
へ行ったとかいってたな。」
「ナルミさんとは何時しりあったのです?。」
「オレがまだ19のころだよ、ナルミは21まで傭兵で、除隊してからは東京にスポーツジムを経営していたんだ。そのとき一緒に働いてた奴が宮崎
だったな。」
「宮崎ナオトさんですね。」
「そうだ、おれはナルミにあってから異世界の話を聞かされて最初はぜんぜん信じなかったでも、自分の能力のこともあって信じて見ることにしたんだ。
高校を出てたオレは除霊事務所を設けた、その仕事のあとはいつもナルミのジムで鍛えてな、そしてナルミがフースーヤ(※FF4)とかいうクソジジイに
つれられて、戻ってきてから、異世界にはもっと凄い奴がいることをナルミに聞いたのだよ。それからだな、弟もおれと同じ高校に入って、東京四天王と
かいわれてムッとなってその残りの3人をシメにいったとき、オレも異世界をシメにいった、まずはゴルベーザ(※FF4)にケンカを売った、だが3分でケリ
はつき、オレは奴に腕一本、アバラ7本へし折ってやったよ。」
「えげつなかったんですね(^^;)。」
「そして、もっと面白い話を聞いてな、なんと未来からナルミの息子、弘幸(※コードネーム、フリオニール)が異世界に現れたということだ、なんでも
青年時代はフリオニール(※FF2)と名乗っていたらしい、そんな奴が異世界を牛耳っていると聞き、オレは奴に戦いを挑んだのだよ、だが、返り討ちに
あってしまった。そのとき奴がこういったんだ・・・。」
「なんていったんです?。」
「お前には素質がある、もっと鍛えればお前は強くなるどうだ?、オレの仲間にならないか?てな、あとでわかったのだが、ナルミもその未来の自分の
子がフースーヤに依頼して、ゼロムスとの戦い(※FF4)の戦闘指揮を執らせていたというのだよ。そこでオレはフィガロへ旅立ったそのときオレは21
、そこでオレはロック=コールと名乗って、バナン率いるリターナに加入したのだよ、そして恋人もできた・・・。」
「レイチェルさんですね。」
「ああ・・・、なんで光がそれを知っているんだ?。」
「龍崎さんから聞いたんです。」
「あのおしゃべりめ(^^;)・・・。そうオレはそこに数年間生活をしてトレジャーハンターにも明け暮れていた、だが、そこでは不思議なことに魔法は魔石の
力を授からないと、この世界では魔法がつかえなかたんだ。」
「そうだったのですか、ところで次元城の城主ハリカルナッソスさんとはずいぶんしたしいそうですが・・・。」
「ハリカルナッソスもモトはエクスデスの手下だったんだ、バッツたちにエクスデスを倒されてから改心したらしい、そこでオレがイサムを修行につれてきた
時に知り合ったんだよ。」
2001年リサのアパート
「葛西さんはその後次元転送装置をFF財団のナルミさんへ渡し、それをつかって異世界でも貿易をする、もちろん、その事業は大成功し、FF財団を大きく
成長したことに、龍崎さんもそれに目を光らせていた。」
「つまり、次元転送装置がきっかけでFF財団とエレメンタル・フォースは大企業になったのね。」
「そういうこと、あの3000の魔物を倒した龍崎さんはシンキロウ30万石の領主になって、リュウザキ・コーポレーションを作り、FF財団の下請けや、ケフカ
との戦いで崩壊した世界の復興支援に大きく貢献していたのよ、私がシンキロウへ来たときはちょうどフィガロの復興事業が続いていたのよ、その輸送に
はセッツァーさんが行っていたわ。」
「そのあいだリュウザキは何をしていたの?。」
「シンキロウにいた間は私も聞いていなかったのよ、でもある日次元城の城主ハリカルナッソスに呼ばれてとき・・・・。」
1997年次元城玉座の間
「よく来てくれた、シドー実はな先ほど神羅のルーファウスというものから電話があってな、すぐにミッドガルへ来てくれというのだ。」
「ルーファウス社長が?。」
「そうだ、わらわも詳しいことはわからぬ、イサムを迎えによこすといっている。」
「龍崎さんが?。」
光はその言葉に驚いていたのであった。

続く
管理人:PN.らくがきねこ

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