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第28話、FF7サイドストーリー編(22)ミッドガルの攻防(前)

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次元城に異次元航行船が降下してきた乗船していたのは龍崎である。
光は髪をUPにしてベレー帽をかぶり紺色の戦闘装束を着用していた。
「龍崎さん!!。」
「迎えに来たぞ!!光すぐにミッドガルへ向かおう。」
そばにはハリカルナッソスもいた。
「短い間でしたがお世話になりました。」
「また次元城に来てくれよそなたは大歓迎じゃ。」
異次元航行船はミッドガルへむかってとんでいる。船は龍崎が操縦していた。
「龍崎さん、あれから何かかわったことありました?。」
龍崎はいままでの経緯をはなした、ウエポンの襲来やヒュージマテリアの略奪など、
「・・・・おれがシスターレイをミッドガルに設置したあと、ルードとレノを乗せたゲルニカがエメラルド・ウエポンに撃墜されたというのだ。
すぐにオレはイリーナと一緒に潜水艦でルードとレノの救助へむかった。そのときオレの乗る潜水艦にエメラルドウエポンが襲ってきて、
魚雷で応戦したがぜんぜん歯が立たなかった、もはやこれまでかと思ったときピンチを救ったのはハイデッカーとスカーレットの乗った
プラウド・クラッドだった、プラウド・クラッドによってエメラルドウエポンは撃破されあとは2体を残すのみとなった。」
「レノさんとルードさんは?。」
「無事救助した、遭難しているときにクラウド達が乗りこんできて一戦交えたようだ、ザイドリッツとタフネスリングを盗まれたいうから、
また手渡したよ、そしてふたりにはゲンコツもお見舞いしてやった。」
「レアな防具を盗まれたからですね。」
「ああ、もう最後のひとつをわたしたからな・・・・。」
「また作ればいいじゃないですか。」
「あほたれ、そう簡単に作れるものではない、あれは異世界でもっとも硬い鉱物アダマンタイトが原料だ。そのアダマンタイトはそう発掘で
きるものではない、だからザイドリッツとタフネスリングはわずかしか生産できないのだよ。神羅の武器庫から盗むのも大変なんだぞ。」
「だめですよ、いくら総長だからって職権の乱用は・・・。」
「もうすぐミッドガルに到着するぞ。」
異次元航行船はミッドガルの本社ビルの屋上に降下した、下ではルーファウスとハイデッカーが出迎えていた。
「ガハハハハお帰り、ヒカルちゃん。」
「ハイデッカーか・・・エメラルド・ウェポンの件は一応礼を言う・・・・あのプラウド・クラッドがなければ俺たちはやられていたからな・・・・・。」
「ガハハハ・・・・プラウド・クラッドを設計したのはスカーレット女史だ・・・彼女にも礼をいうんだな。」
「・・・だがこれだけはいっておく、ヒカルには指一本も触れさせはしない!!わかったな。」
「う・・・・わかりました・・・。」
「その辺にしておけ龍崎くん。実わなウエポンがこのミッドガルに向かっているというのだ、それですぐに防戦態勢をする。」
「わかった。光はオレの直属の部下を率いてプレートの上にいる人をすぐに安全な場所へ避難させろ。」
「わかりました。」
光はすぐにそばにあったヘリに乗って市民を避難させにいった。
「龍崎君は私のそばにいろ、それとハイデッカー」
「何でしょうか?。」
「すぐにタークスに司令を出せ。」
「はっ。」
ハイデッカーはタークスのもとへいった。
そのころ光は一緒にエアリスの実家にいた。
「あ、赤毛のおねえちゃん。」
「エルミナさん、マリンちゃんここは危険ですすぐに安全なところへ避難してください。」
「どこへ避難するのかね?。」
「ここから先にカームの町があります、そこへ避難してください。」
「・・・・わかりました。」
光はマリンたちをカームへ避難させた。
ダイヤ・ウエポンはミッドガルへ移動していた、龍崎は70Fの社長室から双眼鏡で外をみた。
「あれはダイヤ・ウエポン・・・コッチへ向かっている。ルーファウス!!来るぞ、すぐに戦闘配備につかせろ。」
「わかった。」
ルーファウスはハイデッカーに戦闘の司令をだした。
「ガハハハハ、シスターレイの発射準備が整いました。」
「キャハハハハ、いつでもいいわよ。」
「やれ!!。」
シスターレイはゆっくりと動き出し先端の照準をダイヤ・ウエポンに合わせた。そして壱番以外のすべての魔光炉がシスターレイにエネルギーを
供給しはじめた。やがてそれは一本の光線となって発射されたのだ。
光線は凄い勢いでダイヤ・ウエポンへ向かっている。ダイヤウエポンは体中から銃身を出しミッドガルへ向けて速射を始めた。
光線はダイヤウエポンの体を貫き撃破したが光線はまだ進んでいる。
「なんてことだ、あのダイヤ・ウエポンを一撃で破壊するとは・・・・、まてよあの先は北の大空洞・・・そうかバリアを破壊するんだな・・考えたな
スカーレットめ・・・・。」
光線は見事に北の大空洞のバリアを破壊した。しかし最後にはなったダイヤ・ウエポンの銃弾が神羅ビルに直撃したのである。
「うわああああ!!。」
龍崎とルーファウスのいる部屋にも直撃した。そして瓦礫からなんとかはいでた龍崎である。
「ブホッ!!、まいったなあ・・・まさか直撃をくらうとは・・・。」
龍崎の左のコメカミから出血していた・・・。
「そうだ!!ルーファウスはどこだまさか・・・。」
「わ・・・・私は・・・・こ・・・・こだ・・・・。無事だったか・・・・」
「しっかりしろ!!。」
「やられ・・・たよ・・・・。龍崎・・・・神羅をたの・・・・む・・・・。」
さっきの直撃で光も駆けつけてきた。
「だいじょうぶですか!!。」
「おれは大丈夫だ・・・だがルーファウスがやられた・・。すぐに南ジュノンの病院へ運べ生命維持装置をわすれるなよ。」
「わかりました。」
光は重症を追ったルーファウスを背負って南ジュノンの病院へ向かっていった。


ここでひといき、今回は特別編です。そのためここでいったん切ります。それでは続きをどうぞ。


そのころ、ハイデッカーとスカーレットそしてリーブの3人はボードルーム(※役員会議室)にいた。宝条がキャノンを暴走させていることで話していた。
「社長と連絡がつかない・・・。」
「まさかやられたんじゃ・・・。」
「そのまさかだよ・・・。」
「龍崎どの・・・。」
龍崎はパルマーの肩を借りてボードルームに入ってきた。
「あんた血だらけじゃないの!!。」
「これからはオレが神羅の実権を握ることになった。」
「社長がそういったのか・・・。」
「ああ・・・。」
「だれがお前の命令なぞ聞くか!!社長は”死んだ”これからはオレのおもうようにさせてもらう!!。」
「なんだと・・・。」
「いままでお前はルーファウスのお気に入りだったから下でにでていただけだ。その社長がいないいまもうお前のいいなりになる
必要もないわけだ・・・・。警備兵!!。」
「はっ!!。」
「こいつらを直ちに捕らえろ!!スパイ容疑だ。」
「りゅ・・・龍崎総長とリーブ統括をですか?。」
「ただちに拘束しろ!!」
「は・・・・はい・・・。」
「龍崎イサム総長、リーブ・トゥエスティー統括残念です・・・。」
「早くしろ!!。」
「おろかな・・・・・世界が滅んでもいいのか・・・・。いまは神羅だアバランチだっていがみ合っている場合ではないというのに・・・。」
「ハイデッカー、プラウド・クラッドを使うわよ!!。」
「おう!!アバランチを片付けたら次はお前だガハハハハ首を洗ってまっていろ。」
ハイデッカーとスカレーレットはボードルームを出て行った。
「とにかく傷の手当てを・・・・。」
「・・・・・。」
そこへタークスが入ってきた。
「ざまあないぞと・・・龍崎さん。」
「おまえら・・・・。」
「やはりウワサは本当だったんですね、龍崎さん・・・信じていたのに・・・・。」
「・・・・・。オレらは・・・・これからアバランチ・・・殺しにいく・・・・仕事だ。」
「たしかにオレはクラウドたちと通じていた・・・だがそれはこの世界を思ってのこと今は宝条博士の暴走をとめるのが先ではないのか!!。
おまえらは仕事とこの世界のどっちが大事なんだ!!、お前らだってわかっているはずだ・・・本当はあいつらとは戦いたくないってことを・・。」
「・・・・・・だが、龍崎さんはこの世界の人間ではない・・・・。」
「ああそうさ、だがこの世界を思う気持ちは変わりはない!!。それにルーファウスは倒れる間際にオレに神羅を頼むといったんだ。」
「それはホントなのかと・・・?。」
「ああ本当だ。」
「だれだ!!。」
「誰だとはつれないな龍崎君。」
神羅兵はマスクをとった。
「ツォン!?おまえ、意識が戻ったのか!?。」
「ツォンさん!!。」
「おまえたちも目をさませ!!、いまは龍崎君の言ったとおり今はこの世界を救うことが先だ。」
「ハイデッカーとスカーレットにはそれがわからないんだよ!!。」
「・・・・わかりました。もうハイデッカー統括やスカーレット女史の命令には従いませんんだが、アバランチたちとは己にけじめをつけるために
彼らと戦います。」
「・・・・・わかった。だが約束してくれ、勝ち目がないとわかったときはすぐに撤退してここへ戻ってこい、死ぬことはこの俺がゆるさん!!。」
「わかりました。」
レノたちはクラウドたちに最後の戦いを挑みにいったのであった。
「ところでツォンどうやって意識がもどったんだ?医者がいうにはもう廃人だと聞いたが。」
「エアリスの声が聞こえたんだ・・・・。」
「エアリスの声。」
「ああ、まだここにはきてはいけないと・・・・。気がついたら病室だったよそして隣にはルーファウス社長が横たわっていた。」
「それじゃあここへは。」
「私がつれてきました。」
「やはり光か。」
「はいルーファウスさんを病院へ運んだらツォンさんが立っていたんです。」
「そうだったのか・・・・。」
「龍崎君もうすぐクラウド達がタークスと遭遇するころだ。」
「なんだと!!。」
そのころクラウド達は螺旋トンネルでタークスと遭遇していた。結局クラウド達はタークスと戦うことになるが、レノたちはころあいを見てその場から
去っていったのだった。
「なんなんだあいつら・・・。」
その時ケットシーの声を通して龍崎の声がした。
「うわびっくりした!!。」
「タークスを追う必要はない!!それよりも魔光キャノンだろ・・・だがハイデッカーたちはお前たちを倒すつもりだ、ここからはオレの指揮で動いてもらう」
ケットシーはクラウドたちに小型の通信機を渡した。
「それを耳につけろ。高性能のインカムだ。」
「いつのまにこんなのを・・・。」
「そんなことはどうでもいい。さてケットシーはリーブさんに切り替える。」
「それよりもお前は大丈夫なのかこんなことして、リーブと一緒に捕らえられてるんだろ?。」
「形勢逆転したんだよ、神羅はいまオレが実権をにぎることになった・・・・この世界はお前たちにかかっている、そしてお前たちに司令をあたえる。
ハイデッカーとスカーレットを見つけしだい、ただちに殺せ!!、報酬は10000ギルとラグナロクだ。」
「いいんだな?龍崎。」
「もう神羅はおしまいさ・・・・これからはお前たちがこの世界を守っていくのさ。」
「わかった・・・・。おまえとはゆっくり話がしたいな龍崎。」
「オレもだよ、クラウド。」
そして龍崎はポータブルのモニターを取り出しクラウドたちの戦況を見守ることにした。クラウドたちは途中神羅ビルにたちより、取りこぼしたアイテム
をすべて回収した。そして螺旋トンネルを抜けたときそこはミッドガル8番街だった。
「ここは、オレがエアリスと初めてあった場所だ。」
「変われば変わるもんだな・・・ん・・・なんだこの地響きは?。」
そこへプラウド・クラッドが現れた。
「神羅の兵器か?。」
「ガハハハハ!!来たな来たな!!。」
「キャハハハ!!やっぱりきたにょ!!。」
「しょ・・・・正気かよこいつら・・・。」
「よくも今までコケにしてくれたな!!。」
「私の可愛い兵器たちを沢山壊してくれたわね!!。」
「ガハハハハ!!だがこいつは対ウエポンの兵器だこいつは既に2対のウエポンを倒している(※ルビーとエメラルドのこと)。裏切り者の
龍崎!!そしてリーブ!!どうせそのネコの人形を通して聞いているんだろ!!、こいつらを始末したら次はお前らだ覚悟しておけ!!
ガーッハハハハハハハ!!。」
「キャーハハハハハ!!こいつは私の絶対の自信作このプラウド・クラッドの破壊力!!見せてあげるよ!!。」
「抜かしやがれ!!」
「リーブさん!!シドと交代だ!!。」
「わかった!!。」
そしてクラウド、シド、バレットVSプラウド・クラッドとの戦いがはじまった。

続く
管理人:PN.らくがきねこ

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