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第29話、FF7サイドストーリー編(23)ミッドガルの攻防(後)

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「このプラウド・クラッドはゴールド・ソーサにも配備されているが、こいつはそんなに強くない、ジャマー・アーマーを集中攻撃しろ!!
リフレクを使ってきたら、回復魔法が使えなくなる!!すぐに破壊しろ!!。」
「わかった!!」
「なぜ龍崎がこいつの弱点を知っているんだ!?。」
「ゴールド・ソーサのウラバトル用に配備したのが運のツキだな、ハイデッカー!!こいつは既に光が攻略済みなのだよ。」
「あの赤毛の小娘がこのプラウド・クラッドを攻略したですって!!フカシこいてんじゃないわよ!!。」
「だが龍崎が弱点を知っているのは事実だ・・・。」
そのときシドがリミット・ブレイクを発動させた。
「みてろよ海底に沈むゲルニカで覚えたオレ様の究極リミットでい!!。」
シドは大空を見上げて合図をした。すると無数のミサイルがプラウド・クラッドを襲ったのである。
「うおおおおおっ!!。」
「小賢しいまねしてんじゃないにょ!!。」
プラウド・クラッドもビーム・キャノンで反撃してきた。
「やるな!!。」
「マイティーガードかけてなかったらやばかったぜ。」
「次はオレだくらえ!!カタストロフィー!!。」
バレットの右腕のキャノンから波動砲のようなものが発射され着実にダメージを与えていた。
「ジャマーアーマーが壊れたな、すぐにリジェネをかけて回復だ!!あとはひたすら攻撃し続けろ!!。」
クラウド達はひたすら攻撃を繰り返したそしてその結果、プラウド・クラッドはついに動かなくなってしまったのだ。
「バカな!!このプラウド・クラッドが・・・こいつらごときに・・・。」
「ウボァー!!」
「クラウド!!爆発するぞ!!すぐにその場から離れろ!!。」
龍崎はインカムでそう叫んだのだ、クラウドたちは素早くその場から離れたと同時にプラウド・クラッドは大爆発をしたのである。
「ハイデッカーとスカーレットのシグナルコードロスト!!。」
「・・・・・そうか・・・。」
そして爆発するプラウド・クラッドの前
「見てるか?ビッグス、ウェッジ、ジェシー・・・そしてダイン用・・・もう神羅はおしまいだ、ウエポンの砲撃でルーファウスは沈み今では龍崎が
実権を握った。その龍崎もいまは俺たちに味方している、そしてたったいま、あのハイデッカーとスカーレットも死んだ、最後まで目先の欲望
に取り付かれた哀れな死に様だったぜ・・・。」
そこへヴィンセントが現れた
「此の先に宝条がいるのだな。龍崎とやら、ここは私を加えて欲しい宝条はこの私自身で決着をつけたいのだ。」
「わかった・・・シド、ヴィンセントと交代だ。」
「わかった!!。」
クラウド、ヴィンセント、バレットはキャノンの制御室へむかう、バレットは途中でミッシング・コアを拾いそれを装備した。
「こいつはオレ様の最強の武器だ、待ってろよ宝条。」
クラウドたちは上へと上へと登っていくがそこにはソルジャー1Stが3人待ち構えていた。
「ここから先は通さん!!。」
「お前ら世界が滅んでもいいのか!!。」
その言葉にソルジャー1Stは戸惑った。
「世界が滅ぶのは我々とてそれは困る、だがこれとは話は別だ、行くぞ!!。」
「このわからずや!!。」
クラウドは射合いぬきで一瞬にして3名のソルジャー1Stを葬ってしまったのだ。
「強いな・・・。」
そしてついに宝条のところにたどり着いたのである。龍崎はポータブルモニターでその様子を見ている
「宝条!そこまでだ!!」
「あぁ・・・失敗作か。」
「名前くらい覚えろ!俺はクラウドだ!」
クラウドが叫ぶと嫌そうな顔で宝条は言う。すると宝条は意外な事実を喋り始めた。
「息子が力を必要としている」。
「・・息子・・・?・・どういうことだ・・・?」
ヴィンセントは嫌な予感をよぎらせ、宝条に尋ねる。
「クックック・・・、アイツは知らないがな。クックック・・・クァックァックァッ!!セフィロスの奴、私が父親だと知ったらどう思うかな。あいつは私
のことを見下していたからな。クァックァックァ!」
「・・セフィロスが・・・貴様の息子だというのならば、・・まさか!!」
ヴィンセントは脳裏に一人の女性を思い浮かべる。かつて愛した・・・ルクレツィアの姿。
「クックック・・、私の子を身ごもった女をガストのジェノバ・プロジェクトに提供したのだ。クック・・・・セフィロスがまだ母親の胎内に居る頃にジェノ
バ細胞を・・・クァックァックァッ!!」
「き、貴様・・!!」
ヴィンセントの拳は震え、銃を向けた。
「アンタがこんなことをしているのはセフィロスへの罪滅ぼし・・・・」
クラウドが聞くと宝条は更に笑い出した。
「ヒーヒッヒッヒ!違う違う!科学者としての欲望だ!ヒーヒッヒッヒ!」
その言葉にクラウドも剣を抜く。
「・・・・あの時眠るべきだったのは私ではない貴様だ、宝条!!。」
ヴィンセントはそう宝条に指をさして答えたのである。
「私は・・・、ヒッ、ヒック!科学者としての欲望に負けた。この間もな、負けてしまった。
自分の身体にジェノバ細胞を注入してみたのだ!お前から取った残りのジェノバをな!ヒーッヒッヒッヒッヒ!結果を・・・ヒーッヒッヒッヒ!見せてやろう!!
クァックァックァッ!!」
「(セフィロスが宝条の実の子だったとは・・・・)油断するなクラウド!!。何をしてくるかわからんぞ!!。」
宝条は不気味な笑いを浮かべ、変な踊りを始めた。そして2つのカプセルを取り出したのである。
「宝条の野郎魔物を出しやがった。」
バレットはカプセルの魔物を次々と倒すがそのたびにカプセルを取り出していく。
「魔物には目にくれるな!!、宝条だけを攻撃しろ!!。」
クラウドは宝条に一太刀浴びせた。宝条は傷を押さえながらこう答える。
「クククク・・・・なら魔光ジュースの効果はどう・・かな・・・。」
宝条は緑色の液体を飲み干した。すると宝条は魔物へと姿を変えたのである。
「(ヘレティック宝条・・・・。)左腕だ!!左腕を集中攻撃しろ!!。」
ヴィンセントは龍崎の指示に従い左腕に向けて銃を連射したのである。
「とうとう悪魔に魂を売ったか、宝条・・・・。」
バレットも左腕を集中攻撃する。すると左腕を失ったヘレティック宝条はバランスを崩してしまいその場に倒れこんでしまったのである。そして再び
姿を変えた。
「これが奴の完全体か・・・。」
「不用意に近づくな!!何をしてくるかわからんぞ!!。」
バレットが極限生命体宝条NAに近づくとコンボ攻撃を食らってしまったのである。バレットは毒と眠りに冒されてしまった。
クラウドが素早くバレットをエスナで回復させる。ヴィンセントはリミットで13日の金曜日に登場するジェイソンみたいな姿に変身してチェーンソー
で極限生命体宝条NAを切り裂いたのだ。回復たバレットもミッシングコアで攻撃を続ける。とどめをさしたのは結局クラウドであった。
「・・・・・・・。」
「これで・・・魔光キャノンは止ったわけだ・・・。」
ヴィンセントはモトの姿に戻っていた。
「・・・・永遠に眠れ宝条・・・・・。」
ボードルームでは一部始終その成り行きを龍崎は見ていたのであった。

続く
管理人:PN.らくがきねこ

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