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第31話、FF7サイドストーリー編(25)星の体内〜片翼の天使
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ハイウィンド号はゆっくりと大空洞の中へ入っていった。
最初に降りたのはクラウドと龍崎である。龍崎は小型ノートPCを出しクラウドにそれを見せた。
「これは?。」
「リーブさんが提供してくれたお前たちの戦闘データだ、そうだねお前たちはもう十分に強い、マテリアさまさまだな。」
龍崎はヘッドマイクを装着した。
「このマイクで俺が戦闘の指揮をとる、それをさっき渡したインカムで聞き取るんだ。」
「その武器は?。」
「アイテム保管庫から拝借させてもらった、エアリスが使っていた武器だよ。アンブレラとプリンセスガード以外は装備ができる。」
「そういえば、棒術使いみたいな戦闘スタイルだったな・・・。」
「だけど、これ以外にも戦闘スタイルはある、それは2丁拳銃で戦う奴さ、ガンナーってやつかな。」
「ぜひ見て見たいもんだ。」
「さて他のメンバーが全員降りてきたところで、先発メンバーを決めるクラウドとシドそしてオレだ。では行くぞ。」
龍崎たちは中へと進んでいく、魔物もこれまでとは比べものにならないほどの強さであった。
クラウドは次々と魔物を倒していく、そして龍崎も武器をロッドから2丁拳銃に代えて一回転しながら魔物を倒している。
「龍崎さん凄いね、ロッドよりも銃もったほうがはるかに強いじゃん。」
龍崎は空になったマガジンをすて、新しいマガジンに交換していた、ユフィの後にアーリマンが襲いかかかったが龍崎はそれを撃破した。
「ボケッとしてんじゃねえ!!、しっかり援護しろ!!。」
「なによあいつ!!。」
「ユフィ、龍崎の言うとおりだぜ、ここは魔物の巣窟なんだ、背中にもめんたまつけてないと、あっという間にあの世行きだ。」
しばらく進むと道が分かれていた。
第1分岐点>>
「道が別れているな。 ここは二手に別れるか」
「どっちにすんだい龍崎?」
「クラウドはティファとバレット、そしてオレのとこはシドとユフィ、ケットシーはナナキとヴィンセントでいく。」
ここでクラウドたちは別のルートを進んでいった。
「死ぬなよ、みんな。 ヤツの…… セフィロスのもとにたどりつくまで……!」
「オマエモナー。」
第2分岐点ではケットシーのパーティーが別ルートを進むことになった。
「ここからは3人だけだ、心してかかれ・・・・。」
「お前がいてくれてよかったぜ・・・。」
「あたしも・・・。」
「でもなんでクラウドとは別行動をとったんでい?てっきり一緒になると思ったのに・・・。」
「こういう場合はバランスが取れたほうがいいんだ、そのほうが戦場では生き残る確立が高くなるからな・・・。おれが傭兵だったころはそういった
方法で今までの戦いを生き残ってきた。仲間の戦闘能力を把握してないと、その先に待っているのは”死”だけだ・・・。」
「たしかにそうかもな・・・。」
「クラウド、ソッチはどうだ?。」
インカムからは龍崎の声がする。
「いまマジックポットとやり合ってるよソッチこそどうなんだ!?。」
「いま恐竜の骨をつたって下へと進んでいる。ずいぶん楽なルートのようだな、そこにセーブクリスタルを配置しろ。経験値やAP稼ぎには持ってこい
だからな。」
「わかった。」
「こっちにも魔物があらわれたようだな・・。」
それは黒くて長い髪をした女性であった。ポーランサリタである。
「いくわよ。」
ポーランサリタはナゲキッスをしたするとユフィが混乱状態になったのである。
「どうかしら私の天使のささやきは。」
ユフィは龍崎に襲いかかってくる。しかし龍崎は当身でユフィを気絶させたのである。
「すこしはやるようだな・・・。」
ポーランサリタは龍崎に天使のささやきを仕掛けてきたが、龍崎はソレをすんなりとよけてしまうのだ。そして龍崎は一瞬にしてポーランサリタの
背後を取り、後頭部に銃口を突きつけた。
「チェックメイト・・・・。」
「は・・・はええええ・・・・(´△`)。」
「ジェミニーの方がもっと強かったぞ・・・。」
「なぜその名前を!?。」
「ゴールドソーサーのバトルスクエアでの対戦相手だよ。」
「妹はそこにいるのね!?。」
「ああ・・・古代種の神殿で黒マテリアのパズルを解いていたときに傷だらけになった金髪の女性がきたんでオレが助け出し、ゴールドソーサへ転送
させたあと、ディオ園長におねがいして、バトルスクエアで働かせてることにしたんだ。」
「そうだったの・・・・。」
「俺たちは先を急ぐ、命を大切にしろよ・・。」
龍崎はユフィを正気に戻し先へすすもうとしたとき、ポーランサリタは呼び止めた。
「まって!!、私も一緒に連れて行って。」
「・・・・・・。」
「どーすんの?龍崎さん?。」
「連れて行くのか?。」
「・・・・コレを着ろ。」
龍崎は自分が着用している戦闘装束と同じものをポーランサリタに手渡した。
ポーランサリタは黄色いレオタードの上に直接それを着用し、紺色のベレー帽をかぶった。
「ほう似合うじゃないか。この大空洞の上にハイウィンド号が着陸している。そこへいって待機していろ・・・いいな。」
「は・・・はい。」
ポーランサリタをハイウィンド号へ送ったあと龍崎たちは先をすすんだ。
「おまえも意外と甘いとこあるんだな。」
「ああ・・・それよりもあのポーランサリタがジェミニーの姉だったとはな(※これはらくがきねこの独自の設定です。)」
「雪女(※北の大空洞にいるスノウのこと。)もおんなじ格好してた・・・。」
そしていよいよ深部へ到着するのだった。
ここでひといき、今回は特別編です。そのためここでいったん切ります。それでは続きをどうぞ。
空洞深部
そこにはバレットやクラウド達が既に到着していた。
「おせーぞ、龍崎。」
「またせたな。全員そろっているな?。」
「みんないまっせ、龍崎さん。」
「いよいよセフィロスとの対決か・・・・。」
その時上から無数の魔物が龍崎とクラウド達に襲いかかってきたのだ!!。
「こんなときに!!」
「かなり多いぞ。」
「クラウド速くメンバーを決めろここは俺たちが食い止める!!。」
「わかった。」
クラウドはシドとバレットを選択し、セフィロスのいる星の体内へと降りていった。
龍崎たちは無数の魔物と戦っている。ティファやクロちゃん(※ケットシーのこと、安田●サーカスのクロちゃんにあらず(^^;)。)やヴィンセント
達も応戦していた。
「数が多すぎる、こんなときにタークスや光がいたらなあ・・・。」
「それはいいっこなしでっせ龍崎さん、光ちゃんやツォンたちは今はミッドガルの人々の避難活動の真っ最中でっせ。」
「桜塚やっくんじゃないけど、がっかりだよ(`△´)!!。」
「あの龍崎さん、いまは1997年(※この当時の時代設定)でっせ、まだやっくんはおろかあばれヌンチャク(※桜塚やっくんの前身斎藤恭央が
竹内幸輔とコンビを組んでいたころのユニットの名前、2005年4月に解散)だってたぶんまだ結成してまへんで(^^;)。」
「・・・・・(マイケル)冗談はさておき、マジにヤバイぞ・・・・。オレのMPも殆どない・・。」
「次元の狭間で魔物3000体を一人で倒したのあれはウソだったのかよ(`△´)!?。」
「それはもう昔の話だ、いまではこのオレでもキツイ(`△´)!!。」
その時である。突然隕石が無数の魔物を一瞬にして一掃してしまったのだ。」
「誰だ!!まさか光か!?。」
救ったのはなんとポーランサリタだった。
「妹を助けてくれたお礼です。」
「あのポーランサリタににこんな力があったとは・・・・。」
「・・・とにかくこれでクラウド達のとこへいける。恩に着るぞサリタ。」
「無事に戻ってきてくださいね。」
ポーランサリタ(以下サリタ)は星の体内へと進む龍崎たちを見送っていた。
星の体内を進む龍崎たちはテツキョジンやドラゴンゾンビ、アーリマンといった凶悪な魔物を次々と倒しながら????(笑)へとすすみ、ようやく
クラウドのところへ合流した。
そこは不思議な場所であった、正面には心臓のような形をした岩があり中央では緑色に光っている。
そのときであったその心臓のような形をした岩からセフィロスが現れたのだ。体は完全に再生されており長い刀を振りかざしてコチラをにらんでいる
「私の眠りを妨げるものはお前達だな・・・・。この星は私のものだ!!誰にもわたさん!!。」
セフィロスから衝撃波がクラウド達を襲う、龍崎は素早く風のシールドを張ってクラウド達を衝撃波から守った。
「(守りの風!!)・・・なんて力だ!!これがあのセフィロスの真の力なのか!!。」
「シッポが千切れそうだよ(>_<)。」
「正面はオレとクラウドそしてシド、右はティファ、ユフィ、バレット!!左はヴィンセントとナナキ(※レッド13)とリーブさん(ケットシー)でいく!!
遠距離攻撃のできない武器を持っているものは遠距離攻撃のマテリアの着用を忘れるな!!戦闘用意!!。」
セフィロスは両腕を広げ、異形の姿に変身を遂げた(リバース=セフィロス)。龍崎はマイティーガードを張り、クラウドはリジェネをかけ、シドが
先制攻撃を仕掛けた。
「他の連中は気にならないのか?」
「バレットとリーブさんがいるから心配ないと思う・・・とにかくコッチはひたすらやつのHPを削るしかない!!」
「この乱れうちのマテリアは無駄ではなかったな。」
「ボス系の魔物にはこれがよく発揮する。魔法は回復系を中心にしろ。」
リバース=セフィロスは龍崎にグラビガをかけ7割以上のHPを削り頭部の機能は停止した。それと同時に中心のコアの防御が解除されたのであった。
龍崎はフルケアでHPをリカバリーした。
「コアをうまく狙え!!そこが奴の弱点だ!!。」
だが乱れ撃ちのマテリアを装備しているのでなかなかコアに命中しない。そのためリバースエナジーで再び機能を停止していた頭部が活動を始めたのだ。
「キリがねえぜ!!。」
そのときクラウドのリミットが発動し、リバース=セフィロスに狂ったように斬りかかっていったのだ(超究武神覇斬)。
そして龍崎もリミットが発動し、懐から二丁のデザート=イーグルを取り出しリバース=セフィロスへ銃を乱射したのだ(龍崎式デスペラード)(※ゲームには
登場しません)。その衝撃でリバース=セフィロスのコアは破壊され体が崩れてゆくのである。
「やったか!?。」
「いや、まだだ・・・・。」
龍崎のいったとおり、リバースセフィロスの頭部の部分から天使のような姿が現れた。右腕は鳥のような姿になっている。(セーファー=セフィロス)
そして龍崎たちのいた空間が異次元空間に変わった。
「片翼の天使・・・・・。」
セーファー=セフィロスは龍崎たちにスロウをかけて来たが、龍崎はマイティーガードでソレを打ち消し、シドがリジェネをかけ、クラウドは取っておいた
ラストエリクサーを使った。
「第2ラウンドといこうか・・・。」
クラウドが最初に斬りかかる。その間に龍崎は銃のマガジンを交換している。シドは身構えているだけだ。クラウドが4回斬りつけたあと龍崎は2丁拳銃で
体を横に回転させながらセーファ=セフィロスの攻撃をかわしながらセフィロスに確実にダメージを与えていった。
セーファ=セフィロスはスーパーノヴァを発動した。それは一瞬にして龍崎たちに大ダメージを与えたのである。3人ともリミットが発動しているが、まだ立ち上が
らない、龍崎とクラウドは辛うじて立ち上がったがシドは動かない。戦闘不能のようだ。龍崎はフェニックスを召喚しなんとかシドの戦闘不能を回復させ、
ラストエリクサーでリカバリーさせたのである。
「これが最後のラストエリクサーだなんとしてもここで決めなければ、俺達の負けになる。」
「こんな奴に勝てるのかよ?。」
「やるしかない!!。」
龍崎は銃を懐にしまい、ロッドを取り出した。そしてロッドからセーファ=セフィロスへ光弾を発射したのだ。
「ぐうううおおおおおっ(`△´)!!。」
セーファ=セフィロスは苦しんでいる。
「レノからもらった武器がここで役にたつとは・・・・。」
「いまのはネオ=タークス光線だな。」
「いまだ!!クラウド!!超究武神覇斬を使え!!。」
クラウドは二度目の超究武神覇斬をセーファ=セフィロスに使ったのである。そして龍崎も続いてロッドを高速回転させ、セーファ=セフィロスに体当たりを
したのである。最後はシドのハイウィンドミサイルで決めた。
セーファ=セフィロスはそのまま崩れ去っていったのであった。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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