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第11話、ガイナン・クーカイ

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オークションは始まり次々と入札が始まった。
「550億G!!」
「530億G!!」
光はまだ入札しない・・・、
「400億G!!」
「クーカイ・ファウンデーションさん(※ゼノサーガに登場した財団の名前)400億Gです。他にいませんか?」
「380億G!!」
ついに光が重い腰をあげた。
「おっとエレメンタル・フォースさん350億Gです。」
「330億G!!」
「330億Gです!!」
「300億G!!」
「300億G!!エレメンタルフォースさん300億Gです。他にいませんか!!」
「・・・・・・・。」
「いないようですね。それではクーカイ・ファウンデーションさんそしてエレメンタル・フォースさんで落札決定です。」
「やりましたね少佐。これであとはクーカイ・ファウンデーションとやらと交渉するだけですね。」
「ああ・・・・。落札したのはいいがまだうちは未熟だ学ばなければならないことは山ほどある・・・」
「それではお二方は・・詳細を説明いたしますのでこちらへどうぞ。」
クーカイ・ファウンデーションからは一人の若い男性と2人の女性を引き連れていた。


そして光はタトラにつめよった。
「お久しぶりです。タトラさん、私を覚えていますか?」
「どなたでしたっけ?」
そして光はサングラスをはずしこうつぶやいた。
「私は6年前にセフィーロでデボネアと戦った龍咲海の親友そして魔法騎士のリーダー的存在だった獅堂光です。
今回は私事ではなく、エレメンタル・フォースの代表としてここへ来ました。」
「あらあら、あなたがヒカル!?たしかウミの仲間だった・・。」
「そうです。覚えてくれていましたか。」
「まさかこんなとこでお会いできるなんて夢にも思っていませんでしたわ。積もる話もありますが、とにかく応接間へ。」
そしてクーカイ・ファウンデーションの若い男性が光に詰め寄ってきた
「お初にお目にかかります。私はクーカイ・ファウンデーションの代表理事をしていますガイナン・クーカイと申します。
こちらは私の秘書をしておりますメリーとシェリィです。」
「こちらこそ、エレメンタル・フォース代表の獅堂光です以後お見知りおきを・・」
そしてガイナンと光はシェイク・ハンド(※握手のこと)をした。
「そちらの御仁(ごじん)は?」
「私の直属の部下の一人・・・・」
「川崎浩人です。」
応接間へ案内されたガイナン・光たちはタトラとタータによって今回のコロニーについての説明が行われた。
その内容は、いろいろあったが、結局コロニーの設計ならびに建設はクーカイ・ファウンデーションが行い、その資材や
人員の運搬輸送をエレメンタル・フォースが行うことになった。
そして光はガイナンにたずねた。
「残念ながら我々は残念ながらまだ大型コロニーを作る手立てがない・・ガイナンさんよければ
その技術を我々にも教えていただけないでしょうか。」
「よろしいですよ。またよかったら、貨物輸送用の船もこちらで供給しますがいかがですか?獅堂さん。」
「それはもう願ってもないことです。」
「儲けは折半(せっぱん)ということで。」
「いいでしょう商談成立ですね。」
またガイナンと光はシェイク・ハンドをした。
こうして会合は進み、タトラたちとのお茶会にまで進んだのである。
光と川崎は王宮をあとにしようとしたときガイナンがたずねてきた。
「どうですか、私たちがあなた方にお貸しすろ貨物線をみていかれますか?ちょうど空港に入港していますので。」
「それはありがたいぜひ拝見させてください。」
「そちらの方もどうぞ。」
こうして光たちはクーカイ・ファウンデーションから一隻の貨物船を借りることになったのである。そしてやがて深い関わりを
持つようになろうとは、まだ知る由もなかったのであった。

続く
管理人:PN.らくがきねこ

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