このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
第65話(セカンド・ステージ最終話)、総帥の帰還
戻る時はブラウザで”戻る”を指定してください。
ここはスピラ、シンを完全に消し去り召喚士一行は反逆者から英雄となっていた。龍崎は襟にある高性能インカムで光と
交信していた。
「・・・・そうか、オレがいない間にそんなことが・・・、こっちはもう片付いた。いまルカのブリッツスタジアムにいる。で被害は
・・・・そうか、ミハエル・ボルナコフが沈んだか・・・・。あいつは創立以来ずっとつくしてくれてたからな。もうクーカイファウン
デーションには鈴木を残して撤退するしかあるまい。クーカイファウンデーションはいままでどうり、移民・都市開発中心に
にもどす。これ以上いたら、また帝国の攻撃にあってクーカイファウンデーションに迷惑がかかるやもしれない・・・。」
「でも、隊士の募集はどうするのです?龍崎さん。」
「隊士の募集はクーカイファウンデーションでは鈴木に委任、第二オートザムと第二ミルチアを中心にやってくれ。」
「基地はナカジマ大佐が帝国の本国デボネア帝星の辺境に作ったところを提供してくれることになりました。」
「そうか、オレは近いうちに本国に戻る、こっちも隊士を連れてくるでな。」
「誰です?。」
「それは秘密だ。それから光、エレメンタル・フォースは東京本部とクーカイファウンデーション支部を除いてしばらく休業だ。
再開は2001年の10月とする。帝国との戦いに決着をつけようと思ってな。お前もそれまで休みたければやすんでいいぞ。」
「でも今度の9月11日にアメリカのNYの貿易センタービルで商談があるんです。それには参加させてください。」
「・・・・・わかった。それ以外は休め。姉貴や覚義兄さんによろしくな。」
「わかりました。」
ワッカがやってきた。
「龍崎さんこんなとこにいたんすか。龍崎さんも出ればよかったのに・・・。」
「オレは”ウラカタ”だ。それにエボン=ジュを倒したのはお前らだろ。」
「そうですけど、龍崎さんの采配があったからこそですよ。」
龍崎はひょうたんの中の物をのんでいる。
「また酒ですか?。」
「ちがう中はスポーツドリンクを凍らせたものだ。おまえも、ガキのころ遠足いくまえよく水筒の中の物を凍らせてもっていった
ことないか?。」
「ああ、なつかしいっすねえ。自分もやりましたよ。」
「・・・・・これからどうすんだ?」
「オレ近いうちにルーにプロポーズしようと思うんですよ。」
「そうか、がんばれよ。だが、本当にこのスピラは平和になったんだろうか?。」
「何いってんすか龍崎さん、。」
「ティーダもアーロンも逝ってしまった。それにこのシンの戦いでいままで隠されていたエボン教の素性が明白になったんだ。
近いうちに”派閥”が生まれるような気がする。」
これは後に2年後(2003年)に青年同盟などという派閥がうまれ、スピラ中に隠されていたスフィアの争奪戦(※FF10−2)に
つながっていく。
「なあに、また何かあればまたオレがここへ来るよ。それまでにルーと結ばれてるといいなワッカ。」
「はい。」
龍崎はルカでワッカたちと別れた。エルザ号にのった龍崎はブリッジへ移動していた。
「ご苦労だったな。龍崎の旦那。」
「ああ・・・。」
「あとは帰還するだけだな。」
「船長、ちょっとよってほしいところがある。」
クーカイファウンデーションではガイナンたちと別れるときが来た。ガイナンと光が握手を交わしている。
「短い間でしたが、ほんとうにお世話になりました。ガイナンさん。」
「いえいえ、こちらこそまたいつでも来てくださいね。」
「また来いよ。ヒカル。」
「鈴木、後は任せたわよ。」
「はい、自分は引き続きクーカイファウンデーション支部業務に励みます。」
「突然だが、新しい隊士を紹介する。ラズリ・プロスト大尉だ。彼は元星団連邦に所属していた士官で、以前オレ
と光が第二ミルチアへ行ったときに引き抜いてきた。彼は海上部隊のタクトの副官をしてもらう。」
「ラズリ・プロストです。以後お見知りおきを。」
光たちを乗せたエルザ号はクーカイファウンデーションを離れていった。デュランダルブリッジからはガイナンたちが手をふっていた。
それから7日後、9月8日
山波たちはオートザム空軍へ戻り、隊士の募集と再編成そして飛行訓練をしていた。
イワンはまだ旧オートザムにいる。ライコネンは新しい機体宇宙用に改造された。ステルス型戦闘機F117に乗り換えていた。
山波はF−14を使用している。
「山波だ、各機、一機に高度5000まであがるぞ。遅れるなよ!!。」
旧オートザム上空を見るタクト。
「ユートの隊はもうあがったのか早いな。」
「キャプテン・タクト、スタンバイOKです。」
「おし、あがるぞ、ラズリ、新入りのケツにつけ!!。」
オートザム上空では山波たちが訓練飛行をしている。
「ライコネン、後ろの連中はおまえに任せる。エリー!!オレと一緒に来るんだ!!。」
「イ・・イエッサー!!。」
エリーのF5タイガーはなんとか山波についていってるようだ。
「オレの動きから目をはなすなよ!!戦闘中に指揮官の動きを見失ったら死は目前だ!!。」
「は・・はい!!。」
山波機とエリー機は急降下をしている。エリーは強烈にG(※重力による圧力のこと重力加速度の単位でもある、1Gは約10キロ)
に耐えている。
「まだだ・・・まだスティックはひくな!!、今ひきあげると空中分解するぞ!!。」
「は・・はい!!。」
山波とエリーのマンツーマンによる飛行訓練は続く・・・。
「・・・・・・・。」
「どうした!!。もうへたばったのか!!まだまだこれからだぞ!!。」
そして日没の時がきてやっと山波のF14とエリーのF5が降りてきた。
「やっと帰ってきたぜ、今日もああやって燃料をいれてはまた飛んでは帰ってきてのくりかえしだぜ。」
「あいつらしくないしごきかただな・・・・。」
「本田君、山波君はまだやってるの?。」
「ヒカル・・・もうやめさせたほうがいいぜ、あれじゃ両方ともつぶれちまうぞ。」
「山波君には山波君の考え方があるんでしょ。ほっときなさい。」
しかし山波は飛行訓練をやめる気配はなかった。
「燃料を入れろ!!まだへたばるのは早い!!これより夜間訓練に入る!!。」
「えーっ!!まだ飛ぶんスか!?。ムチャですよ山波総長!!、今日も朝から10時間も飛びっぱなしじゃないですか!!。」
「ウルセー!!」
「や・・・・やります・・・ワタシ、だいじょぶです・・・どうぞ中佐。」
「そうこなくてはな、アフターバーナ全開スロットルON!!。」
夜になっても山波機とエリー機は飛び続ける。
「ひでぇ・・・あれじゃエリーの奴、死んじゃうにょ。」
「なんだってあいつだけいじめられてんだ?。」
エリーはもう肩で息をしていた。
「ひいいいいいいいーーーーーーーーーーーーーーっ!!。」
間一髪でF14との接触するところだった。
「今の一撃でおまえはもう、あの世行きだははは!!。」
「・・・・・・も、もういやだ!!死んだほうがましだ!!う・・・ううう(TT)。・・・どうして私だけこんなにひどい目にあわせるんですか!!
私のどこが気に入らないんですか!!私がオートザム大統領の娘だからですか!!。」
「・・・・・。」
「まさか私がオートザムから来たエレメンタル・フォースを監視するために派遣されたと思っているんじゃないでしょうね!!。」
「!!なぜソレヲ!?。」
「クーカイファウンデーションへ行くとき立ち聞きしたんです(※第52話参照)ジェオさんやザズさんはともかく!!私はそんなことで
エレメンタル・フォースへ来たのではありません!!(/дT)/。」
「全部ハズレだ・・・・。理由は自分で考えるんだな・・・答えを見つけるまで明日もあさってもこの訓練だ。」
「中佐・・・・(TT)。」
そらからまもなくしてようやく飛行訓練が終了した。エリーはすっかりフラフラになっていた。
「今日も、10回以上あの世にいったな、明日は死ぬ回数をへらせよ。」
「・・・・・。」
「ユート、なに考えてんだか知らんが・・・やりすぎだぜ、これじゃ実戦配備のまえにくたばって・・・あ!!。」
エリーはその場に倒れてしまった。
「おい・・・エリー大丈夫が!?。」
エリーはその場で寝てしまった。
「おい、ユート・・・、こいつもう眠って・・・あ、ユート!!オマエモカー!!。」
やっとのことでエリーは自室に到着していた。
「死んだほうがマシ・・・死にたい・・・死ねばいい・・・ちんだ・・・。」
そのままベッドに寝てしまったようだ。そして翌朝再び飛行訓練が始まった。
「今日は何回死ぬ予定だ?。」
「5回ぐらい・・・いや、3回ぐらいですね。」
「フっ・・・腕を上げたなよし!!出るぞ!!。」
「おう(さだはる)!!。」
山波のF14とエリーのF5は互角にドックファイトをしている。昨日とはうって変わった。エリーであった。」
そして夕方。訓練飛行を終え、エリーはパイロットメットを取り、ポケットに入れてたベレー帽をかぶった。
「エリー!!。」
「はい、中佐。」
「まだ死んだほうがましかな?。」
「いえ・・・生きていたほうが楽しいです。」
そして山波は笑顔で答えた。
「よし・・・訓練おしまい(^^)!!。いいかよく覚えておけ!!オレたちが生き残る方法は射撃や格闘、戦闘術に
よる己のポテンシャル(※潜在能力)そしてマシンの性能でもない!!。死んだほうがマシだとも思える状態ですらも、
生きて明日をみるんだというその気持ちが生き残る秘訣なんだ。しぬなよエリー(^^)!!。」
「はい!!、山波大佐。」
ここでひといき、今回は特別編です。そのためここでいったん切ります。それでは続きをどうぞ。
そして9月11日、オートザム空軍基地にエルザ号が到着した。龍崎は途中で降りたようであって乗ってはいなかった。
「おーい!!、ユートとタクトはいるか!?。」
「山波中佐、本田少佐よんでますよ、マシューズ船長ですよきっと。」
「おーい!!ユート!!タクト!!生きてっか!?。」
「マシューズの旦那!!。」
「わはははこのやろう、生きてやがったな。」
「ようタクト!!オートザムから戻ってきたぜ。」
「イワン!!。」
「おまえたちにいいもの持ってきたんだ。おいトニーはやく運んでこい!!。」
「アイサー!!。」
するとエルザの搬入口から見覚えのある機首がでてきた。
「うおおおおっ!!、ま・・・マシューズこいつぁ!?。」
「どうだ!!こいつが欲しかったんだろ・・・・え!?タクトこいつ(F14トムキャット)がよ。」
「最高さなんでもしてやりてえ!!。」
タクトはマシューズにチューをしそうになった(^^;)そして木槌を持ったマシューズに追いかけられるタクトだった。
「コノヤロー!!。」
「冗談だってばで。・・・速く組み立てようハンガーに運んでくれ!!」
「ようユート、赤毛のねーちゃんは今日はいないのか?。」
「光は流通部門の業務でアメリカのNYにある世界貿易センタービルで商談にいったよ。」
「それよりお前にも渡したいものがあるんだ。イワンがオートザム本国で習熟運転していたよ。おいトニー!!
ユートに例のものを運んでこい!!。」
「アイサー!!。」
そして銀色の機体が搬入口から現れた。」
「こ・・・こいつは!?。」
「おまえさんが以前設計した可変ギアだよ。REー3だ!!正式名称レイアースMK−Ⅲ!!。」
「レイアースMK−Ⅲ・・・・。」
「なんでえ色塗ってねえじゃねえかよ。これ。」
「タクト。」
「あんだよ!!ザズ。」
「こいつは今回投入したPS装甲(フェイズシフト装甲)ってやつだよプラント(※ザフト)で開発されたものだよ。」
「PS装甲!?。」
「このアドレス↓をコピペしてみろよ。くわしくのってから・・・。」
(http://ja.wikipedia.org/wiki/PS%E8%A3%85%E7%94%B2)
「つまりアレか電源を入れるとこいつに色がつくってわけか・・・すげーなー。」
「ガンダムさんにもこのネタあったな・・・・・。jこの物語がスパロボみたくなってるような・・・・。」
「こいつがレイアースMK−Ⅲ・・・・。オレの新しい機体。」
そのころタクトは基地内の娯楽室にてイワンにミハエルが死んだことを伝えていた・・・・。
「タクト・・・ミハエルのやつ、どこをやられたんだ?。」
「風防にバルカンを一発くって、その破片で目をやられた・・・・。」
「どうして安全地帯に誘導してやらなかった・・・・・。」
「イワン!!・・・・エンジンにもそうとう弾、食ってたしな・・・誘導しても戦闘区外には出られなかっただろう・・・・。」
「それで、手っ取り早く目の前の帝国軍の戦闘空母に突っ込むように誘導したのか、結構だな・・・・いい指揮官だぜ。おまえ。」
「イワン・・てめェ!!。」
「やんのか、ヤパンスキー(※ロシア語で日本人を差別的に呼ぶ言葉)・・・。」
タクトとイワンは爆発寸前だった。そこで一人の隊士がとめに入った。
「よせ、二人とも!!。」
山波も駆けつけてきた。ユーノスが答える
「あの乱戦状態で、被弾した機体を誘導するのは不可能だ!!、ミハエルが助けをよんだとき・・・タクトだから、まだ駆けつけられたんだ!!。」
ジェオが答える。
「俺達もすぐ近くにいたはずなんだが、とても目がいかなかったし・・・インカムに入る声だって、だれが誰やらわからなかった・・・タクトは気が
ついただけえらいよ。」
「でもミハエルは死んだんだ・・・あいつとはロシア空軍時代からの親友だったんだぞ。」
「たしかに誘導してやったよ。あいつは空母はどこだ・・・って聞いてきたんだからな。目の前、ちょい左・・・って教えてやったのさ。」
「特攻することはそのとき・・・わかったはずだ・・・。」
「ああ!!よくわかってたよ!!何べんも戦場で戦ってきたんだ!!しにいくやつの気持ちは勘でわかる!!・・・だからどうだっていうんだよ!!
あいつの手を引いてこっちへ来いってできるかよ!!音速を超える戦闘速度でぶっ飛んでいるのに!!。」
「なんで脱出をすすめなかった!!、たとえ目をやられたとしても、脱出レバーの位置はわかるはずだ!!ミハエルはお前が殺し・・。」
いまにも殴りかからんとするイワンに山波が割って入ってきた。
「やめろ!!、どうか・・してるぞ二人とも・・・ミハエルは死んだんだ、もう帰ってはこない・・誰かが彼を殺したわけじゃない・・・・。
誰にも防ぎようがなかったんだ・・・みんな・・・自分が生き残るのが精一杯の戦いだったんだ。カペラだってわかってるはずだ。仮にミハエルが
脱出したって、あの戦闘空母の最後の爆発に巻き込まれて助からなかったさ・・・・あのとき空母近くにいた数機だって巻き込まれて一瞬のうちに
消滅した。」
「タクトは、直感でミハエルの死に場所をさがしてやったんだ・・・・男として・・・ファイターとし・・・て一番ふさわしい死に場所を・・・。」
「ミハエルよぉ・・・なんで、おれ一人残して死んだんだよぉ!!ウワアアアアアアアアオオオオオオッ!!。」
イワンはその場で大声で泣き叫んだ。
「前にもあったなこんな場面が・・・(※第26話参照)。」
エレメンタル・フォースの戦いはその規模からいけば損害は少なかったほうである・・・・・しかし・・目にみえない損害・・・心の傷は大きかった。
ここでひといき、今回は特別編です。そのためここでいったん切ります。それでは続きをどうぞ。
アメリカ、ニューヨーク、現地時間9月11日朝。
光はホテルで寝坊してしまい。いそいで自分のF40に乗って世界貿易センタービルへ向かっていた。服装はゼノサーガカラーのビジネススーツである。
「なんだってこんなときに寝坊するかな・・・もう一時間近く遅刻している。」
そしてようやく貿易センタービルが見えたそのときであった!!。一機の中型旅客機がビルに体当たりをしたのだ。
光は車から降りてビルを見上げている。
「なっ!!何よあれ!!、何で飛行機がビルにぶつかるのよ!!。」
東京、現地時間9月12日よる9時ごろ、場所エレメンタル・フォース東京本社ビル。留守を任せれている川崎があわててオフィスへ駆け込んできた。
「みんな大変だ!!、すぐニュースを見てくれ!!アメリカ、ニューヨークにある世界貿易センタービルに旅客機がぶつかった。!!」
「なんだって!!。たしか獅堂代表があのビルで商談に出かけているはずだ。」
「おい!!そこのお前!!すぐにオートザム空軍基地にいる山波総長に連絡をとるんだ!!。」
「はっ!!。」
オートザム空軍基地。
「山波総長!!。」
「なんだ、明里!!。」
「東京本社の川崎統括から火急の電話です。」
「かせっ!!、はい山波です。え!!それは本当ですか!?。わかりましたすぐに安否の確認をとります!!。」
「どうしたんですか!?」
「みんな聞いてくれ!!今日アメリカのニューヨークにある貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ!!いま東京本社は大騒ぎになってる。」
「ええエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
後に言うアメリカ同時多発テロであった。
「ヒカルが心配だ。すぐに携帯に連絡を!!。」
そのとき山波のエリについてる階級章型のインカムに通信がきた。
「誰だ!?。ヒカルか!?今どこにいる。」
「今、世界貿易センタービルから400メートルはなれたとこにいるのよ、携帯つながんないからインカムに連絡してわけ。速くTVつけて!!。」
「わかった。!!」
山波は大型スクリーンに目をみはったそこには貿易センタービルが燃えているとこが写されている。」
「それより、おまえ商談にいったのでは?なんで助かったんだ!!。」
「私としたことが、寝坊しちゃったのよ!!(TT;)。」
光はその場で泣き出してしまった。寝坊したことによって命拾いしてほっとしての涙だった。」
タクトたちも駆けつけ。大型スクリーンを見ている。
「ひでえな・・・こいつァ・・・・。」
「あ、山波君また飛行機が隣のビルにぶつかった!!。」
「おおおおおおっ!!。」
2機目がぶつかったようである。
「光!!聞こえるか!?、今すぐそこから離れろ、ビルが倒壊するのも時間の問題だ!!そこにいると巻き込まれるぞ!!。」
「もう、離れているわよ!!。とにかく私はホテルへ一旦戻る!!。東京本社には私は無事だとつたえていいね!!。」
「わかった!!。」
光との通信を終えた山波はみんなに光は無事であることを告げた。基地内ではみんな歓声を上げていた。
東京本社ビルでも光の無事を知り、ほっと胸をなでおろした用である。
「また、帝国の刺客の仕業か!?。」
「いや、今回は違うようだ。現にペンタゴン(※アメリカ国防省)の近くにも旅客機が突っ込んだ。これは同時多発テロだ!!。」
「帝国じゃないと、いったい誰が・・・・。」
あとになってこれはアフガニスタンのタリバン政権の仕業というのが有力説だった。
光は無事にホテルに到着していた。
「総長、獅堂代表から電話です。」
「おうっ!!。」
「山波君、私しばらく休むわ。総帥からも休んでいいって言われてるのよ。」
「・・・・そうだな、おまえが寝坊するなんよほどのことだからな。ゆっくりやすめ、留守は俺達に任せろ。総帥も明日の便でここへ戻ってくると
いうし・・。」
「10月まで私は休むわ。山波君もやすんだら・・・。東京本部とクーカイファウンデーション支部以外は10月まで休業するっていってるし・・・・。」
「そうなのか?でも帰るとこないしな・・・東京本部のお前の部屋借りてもいいか?。」
「別にいいけど・・・・。変なことしないでよ。」
「おれはそんな人間ではないタクトならまだしも・・・。」
「ハーックショッン!!。」
タクトは娯楽室で大きなクシャミをしていた。(^^;)。
「あすオートザム空軍基地へ戻る。」
「気をつけろよ。」
「大丈夫よ自家用機で帰るから。川崎に迎えをよこさせてね。」
「わかった。」
翌日、エルザ号ブリッジ
「龍崎さん。もうすぐオートザム空軍基地に到着しまっせ。」
「久々だな。」
「しかし、途中で降りてまた向かえこいって何してたんだ?。」
「新しい隊士を連れてきたんだ。」
「この女性ですか?。」
身長は172か3はあるだろうか、黒くて長い髪をしているが・・・顔はまだよくわからない。
「すごい美人ッスねえ。」
「あらありがとうハマーさん。」
龍崎の視点ではその女性は後ろ向いているので顔はわからない。
「お前は確か光のことを知っているんだったな。」
「・・・・ええっ。早いものですね”あの戦いから”もう7年もたつんですね。」
口元までは見えているが・・・・まだ顔はみえない。
「まもなくオートザム空軍基地です。龍崎さん、(ピーガガガガッツ(電波妨害の音(笑))!!)さん。席についてください。」
エルザ号は静かにオートザム空軍基地に着陸したのだった。そして龍崎が連れてきたなぞの女性はいったい誰なのか?
ファイナル・ステージ第4部へ続く。
第3部 終(セカンド・ステージ 完)
管理人:PN.らくがきねこ
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください