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第77話、光とリサの休日
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翌日光とリサは、光のビジネスジェットで日本へむかっていた。機内のソファーでは光とリサがゲームボーイでテトリスの対戦をしている。
「また私の勝ちねリサ。」
「インチキしてないでしょうね。ヒカル。」
「してないわよ。」
「それにしてもすごいわね、こんな飛行機までもってるなんて。」
「流通の仕事をしてると。こういったのも必要なのよ。物資の運搬には飛行機をつかってる。これ以外にもB747の貨物機を4機保有して
いるからね。わたしはちょっとして資産家なのよ。」
モスクワをでた光の飛行機はいったんドイツのフランクフルトで燃料をいれ、次にロサンゼルスでまた燃料補給して機内で一泊そして、
2日目にしてようやく成田に到着するのだった。2001年の9月も下旬となっていた。成田から光はリサをF40にのせ、東京へ向かう。
そして携帯電話をかけた。
「山波君、いま私は東京オフィスへ向かっている、新しい隊士は集まった?。」
「なんとか50名確保できた。」
「それぐらい集まれば十分よ、今日はお客さんも泊めるから、今日から代表室は私が使うね。」
「わかった、俺とタクトは基地へ移動してそこで業務を続けるよ。」
「わかったわ。それじゃまた。」
「だれと電話してたの?。」
「私の部下よ。」
しばらくしてF40は、エレメンタル・フォースの東京本社ビルに到着した。
「あ、お帰りなさいませ獅堂代表。そちらの片は?」
「私の友人だ。中へ入れさせてもらうわよ。」
「は・・・・はい・・・。」
そしてエレベーターにのった。光は”E”と書かれたボタンを押したのだ。
「本当にここの”社長”なんだね。それに”E”てなに?。」
「役員階よ。このビルは13階だてでね、地下3階は書類資料保管倉庫室、地下2階は駐車場と搬入口と異世界へのゲート、地下1階は
多目的ホールに報道室、1階はロビーで2階は食堂そして3階〜12階がオフィスなのよ。13は縁起でもないのでエントランスとしてるわけ。」
「なるほど・・。」
「ついたわよ。ここが代表室、山波君と本田君は基地へいったみたいね。」
光は鍵をあけ、リサを中へ入れた。外からは東京タワーが見えている。
「リサ、私はシャワーを浴びてくるから、冷蔵庫の中のものお酒以外なら、勝手に飲んでていいわよ。」
「シャワールームがあるのこのオフィスは!?。」
脱衣室では光がビジネススーツを脱ぎながら話す。
「プライベートルームがあるからね、それに私はここでよく寝泊りするから、シャワールームは不可欠なのよ。」、
光は服をすべてバスケットにいれ、シャワーを浴び始めた。隣は大きめの風呂桶もある。大人4人が同時に入れるぐらいの大きさだ。
風呂桶にはお湯も入っている。光はいま髪と体を洗ったあと、長い髪をUPに束ねハンドタオルを頭にまいて湯船につかった。
「リサ、あんたも入ったら・・・モスクワからここへ移動したんで私たち2日もお風呂入ってないんだから。」
「でも、2人はいっても平気なの?。」
「4人までなら入れるから大丈夫よ。」
リサも脱衣室で服を脱ぎ中へ入ってきた。
「あら、気持ちよさそうねヒカル。」
「早くそのシャワーで髪と体洗っちゃいなよ。」
リサは髪を下ろし髪と体を洗いそして、タオルで体を隠し湯船に入ったのだ。
「かくす必要ないのに、女同士なんだから。」
「読者がみてるでしょ(*・・;*)・・・・。」
「そうだったわね(^^;)」
ヒカルは湯船から上がりその場にすわった。光は黒のストラップレスのビキニの水着を着用していた。
「あーっ!!ずるい!!ヒカル、水着なんかつけてる。」
「ほらリサもつけなよ。ここにあるから。」
光はリサに光がつけてるのと同じ水着を渡した。リサは湯船のなかで読者に見えないように(笑)水着を着用した。」
「ちゃんと作者も考えてるのよ、いかに入浴シーンを健全にするかね・・・。」
「ヒカルってけっこうプロポーションいいのね・・・モデルみたい・・・。」
「高校のとき新体操してたからね、リサだって私より胸大きいじゃない、見たとこ93か4はあると見たけど・・・。」
「でもなんで、お風呂入るのに水着なんかつけるの?。この作品が健全なものだから?。」
「それもあるけど、すぐに入っていつでも出られるようにするためよ。それに露天風呂でも混浴の場合はタオル巻いたり隠す手間も
省けるからね・・・。」
「でもあがったら、それ脱がなきゃならないんじゃ・・・。」
「大丈夫タオルで拭けばすぐに乾く素材でできているから・・・これね、下着兼用なのよ。スリーナインに登場したメーテルというキャラも
着用しているしね。」
「便利なのね。」
風呂から上がった二人は白いバスローブをまとい、リサの長い髪を光がブラシでとかしている。そのあとリサが光の髪をとかしている。
「光のこの赤い髪生まれつきなの?。」
「ええ・・・私の祖先が異世界の人間だったんで私はその血とDNAを引き継いだみたい・・・・。」
「でもさらさらしてとてもいい香りがするよ。」
「ここまで髪を整えるのに苦労したのよ。高校2年あたりから、ストレートパーマをかけて、おさげもやめたのよ。リサだって髪を下ろしても
素敵よ(=^▽^=)。」
光は笑顔でこたえた。
「ありがとう(=^▽^=)。」
リサも笑顔でこたえたそれは作り笑顔ではなく本当の笑顔だった。
「ちゃんと笑えるじゃないとてもいい笑顔よ(=^▽^=)。」
「ヒカルも素敵よ(=^▽^=)。」
二人はその場で笑っていた。
そして夜、光とリサはベッドルームにいる。光は大きい白いYシャツを寝巻き代わりにしていた、リサはオレンジ色の寝巻きを着ている。
「ちゃんと寝るとこまであるのね。」
「私が24時間働く理由はこういう設備があるからなのよ。」
「代表室の隣に光のプライベートルームがあるなんてすごいわ・・・バスルームにカウンターバーまでそれとピアノのあるし・・・・。」
「だって、エレメンタル・フォースに総長が配備されるまで私は2ヶ月休みもなく24時間ぶっとうしだったからね・・・。その見返りとして私は
このオフィスに自分の寝泊りできる部屋を投入したのよ。それにこの部屋は私が休みのときは総長または総帥がこの部屋をつかっているのよ。」
「男の人も使うの?。」
「ええ・・・。」
「クローゼットルームもあるけど、大丈夫なの勝手に光の着替え取られたりしない?。」
「エレメンタル・フォースにそんなセクハラな人間はいないわよ。それにちゃんとオートロック機能があるから、鍵がないと空かないようにできてるのよ。」
「私もそんな部屋欲しいなあ・・・。」
「リサが正式にエレメンタル・フォースに入ってくれたら、この部屋使わせてもいいわよ。」
「・・・・・・・。」
翌朝、光はクローゼットルームへ入り代表用のタンスを開けたそこには紺色と黒のビジネススーツが何着もあった。光はビジネススーツではなく、
カジュアル・ウェアと長いジーンズズボンをチョイスしていた。
「出かけるわよ、リサ。」
「どこへ・・・・?」
「東京見物よ・・。」
光はリサをつれ、F40に乗って東京タワーへ向かった。そして大展望台に到着した。光は外をずっと眺めている・・。サングラスのしたからは
涙が流れ落ちていた。
「(東京タワー・・・・すべてはここから始まった、日本海にある謎の柱・・・・そして7年前の東京タワー閃光事件なにか関係があるようなきがしてならない。)」
「泣いてるの光?。」
「ええ・・・昔を思い出してね・・・。ここでウミちゃんとフウちゃんで永遠の誓いを立てた場所でもあるのよ。そしてウミちゃんは金沢へ、フウちゃんはイギ
リスへそして6年ぶりに再会したのもつかの間・・・帝国の刺客の手にかかって・・・。」
「そうだったのね・・・・。」
それかた光はお台場、浅草、上野公園と、東京の名所をまわったのであった。そしてエレメンタル・フォース東京本社へ戻った光はリサを新潟へ
のホテルにとまらせて自分の実家へむかったそこには龍崎勇もきており、今生の別れになるかもしれない挨拶しにいくそして10月2日夜中の
11時佐渡にで光とリサは再開するのであった。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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