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第84話、潜入!!機動要塞編(6)始動!!レイアースMK−Ⅲ
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エルザ号はなんとか機動要塞から脱出に成功していた。そしてエルザ号女性キャビン・・・。髪の色を元に戻した光は紺色の
ビジネススーツに着替えていた。(上着は着ていない)そして泣いている。モコナも光のそばにいた。
「クレフが死ぬなんて・・・・。」
そこへアルシオーネがきてそばにあった紺色の上着を光の肩に乗せた。
「私だって、あの導師クレフが死んだなんて信じられない・・・。」
「あのとき私をみて笑ったんだ・・・。」
光はアルシオーネの腕の中に飛び込み泣き続けた。そのときである。
「後方から、帝国のチェイサーが現れた全部で4機だ!!。」
トニーの声がしたが、光はクレフの死のショックで元気がない・・・。そこへタクトが現れた。
「光っ!!、戦闘指揮をとってくれよ・・・。」
「タクト・・今の光にはとても指揮を取れる状態じゃないわ・・・。」
「クレフとかいう奴が死んだのがそんなにショックなのか・・・。」
「・・・・・・・。」
光はタクトの方を振り向いていたが、両目からは涙が流れ続けている。
「・・・・・わかった、いまブリッジへ行くってつたえて・・・・。」
「お・・・・おう・・・。」
「大丈夫なの?ヒカル。」
「ええ・・・・、いつまでも落ち込んでなんかいられない・・・。」
光はエルザ号のブリッジへ移動した。
「タクトとラズリに出撃させてそれとジェオはGTOでタクトたちの援護。」
「了解!!。」
格納庫についたタクトたちは自分の機体をいれた四次元カプセルを取り出した。そしてタクトはF14に乗り込む。
「本田拓斗F14トムキャットスーパーカスタム、出るぞ!!。」
ラズリはクフィールカスタムに乗り、ジェオも援護で出撃した。
「防御シールドON、くるぞ!!。」
タクトたちは空中戦を繰り広げていた。そして場面は変わってNSXブリッジ
「ナカジマ艦長、エレメンタル・フォースの獅堂中佐から入電です。機動要塞のメインコンピューターの機能を停止させるのに成功
したとのことです。」
「よし、コレよりNSXは機動要塞へ向かう。獅堂中佐を助けにいくんだ。」
NSXは機動要塞へ向けて発進した。
NSX格納庫では、山波の新しい機体レイアースMK−3がスタンバイしていた。機体の色は銀色のままである。
そのころタクトたちは帝国の追ってと戦っていた。
「これで最後だくらえ!!。」
タクトはチェイサーへ向けてミサイルを発射した。機体は見事に命中した。
「これで4機全部かたづいたな。引き上げよう。」
タクトたちはエルザ号へ帰還し、その後エルザ号はハイパースペースジャンプをした。ハイパースペースを抜けるとそこにはNSXが
いたのである。
「NSXだ、助かった。おいトニー救助信号だせ。」
「アイサー!!。」
NSXブリッジ
「ナカジマ艦長、クーカイファウンデーションのエルザ号から救助信号がでています。」
「直ちに回収せよ。」
「はっ!!。」
「獅堂中佐ご無事でなによりです、NSX艦長のロータス・ナカジマです。エレメンタル・フォースのかたがたも乗艦していますぞ。」
「本当ですか。ナカジマ大佐。」
「はい、後部ハッチから着艦してください。」
「了解しました。」
「でかいっすねえ。」
「さすが、オートザム軍の旗艦だけのことはあるな。」
エルザ号は無事にNSXに着艦した。そして格納庫では光とナカジマ艦長が握手を交わしていた。
「これでナカジマ大佐に助けられたのは2度目ですね。」
「こんどはあなた方が我々を助けるばんですね。」
「わかっています、機動要塞を破壊することですね。」
「そうです。」
「無事だったか、タクト!!。」
山波も駆けつけてきた。
「おう、そんな簡単にくたばるかよ。」
「そうかしら、ゴミのプレッサーにつぶされかけたのはどこの誰?。あのとき私がいなかったら3人ともゴミせんべいになってたのよ。」
「そういえばタクト、おまえにおうぞ!!はやく風呂入ってこいよ。」
「タクトまだ風呂はいってなかったのオケツいやフケツですう。」
「わーったよ、オレは風呂へいくぜ。」
タクトはそのまま風呂へ直行していった。
機動要塞の制御室、技師とクライスラー少将がメインコンピュータの再起動を試みていた。
「だめです、クライスラー閣下完全にプロテクトがかかっていて、再起動できません。解除パスワードを入力されています。」
「ぬぬぬぬ・・・・・これではどうしようもないではないか・・・しかし何故エレメンタル・フォースの連中が解除パスワードを知っていたんだ?。」
「何者かがエレメンタル・フォースに教えたとしか考えられませんね・・・。」
「クライスラー将軍、奴らはもうすぐここへ攻めてきますぞ。」
「わかっている。」
NSX艦内のブリーフィングルームでは、龍崎が壇上にたっていた。スクリーンには機動要塞が大きく映し出されている。
「メインコンピュータが止まったいま、機動要塞へ総攻撃をかけるチャンスがきた。これよりエレメンタル・フォースはオートザム正規軍と共同で
総攻撃をかける。山波率いる航空部隊とタクト率いる海上部隊で攻撃をする以上だ。攻撃は2100とする各自時計あわせ!!。」
そして格納庫ではいよいよ出撃の時が来たのだ。
「山波機、スタンバイOKです。」
山波のレイアースMK−3がカタパルトに装着された、飛行形態のままである。
「レイアースMK−3、メインエンジン、イグニッション(点火)!!。山波裕人、レイアースMK−3出るぞ!!。」
するとさっきまで銀色だった期待は青色へ変化したのだ。山波のレイアースMK−3はついに84話にして出撃することになった。
「本田拓斗、F14トムキャットスーパーカスタム出るぞ!!。」
タクトのF14もカタパルトから出撃していった。
「こちらブルーリーダー山波だ!!。全機報告せよ。」
「ブルー2準備よし!!。」
「ブルー3(笑)準備よし!!。」
「ブルー4準備よし!!。」
「ブルー5準備よし!!。」
以下略
「ブルー24準備よし!!。」
そして山波たちは機動要塞に到着した。
「見えたぞ!!あれだ!!。」
「でかい、惑星ぐらいの大きさはある、あんなの破壊できるのか?」
「無駄口はよせ!!、メインコンピュータは機能を停止させてても地上施設は生きている。油断するなよ。」
「おう。」
「グリーンリーダーのタクトだこれより突入する。」
「よし全機突入せよ!!。」
機動要塞ブリッジ
「きました!!、数は50です。」
「うるさいハエどもだ、ビーム砲で撃ち落とせ!!」
地上の対空砲が火を噴き始めた。
「防御シールドを前にはれ!!。」
「もっとスピードを上げろ!!。」
山波のレイアースMK−3は回転しながら敵のビーム砲をよけている。
「すげえ、弾幕だ。ビームキャノンで破壊してやる。」
タクトのF14は確実の対空砲を撃破していった。
「閣下!!、地上施設が次々と破壊されています。」
「チェイサーを出せ!!コッチも迎え撃つ!!。」
「ワシもゲルニカででる。」
ロード卿も魔神ゲルニカで出撃した。
山波たちはターゲットであるコアへと向かっていた。
「レーダーに敵の機影あり数は80!!。」
「帝国も本気で攻めてきたな。ここからが正念場だぞ、防御シールドをフォースフィールドに切り替えろ!!。」
「ターゲットまであと300」
「後ろだユート!!。」
「なにっ!!。」
チェイサーがレイアースMK−3の後ろについてバルカンを撃ってきたが、レイアースMK−3は回転してバルカン
をやり過ごした。そしてユートはスピードを落としたのである。
「どうした!!なぜスピード落とす!!ユート!?。」
「ギリギリまでひきつける!!。」
そしてチェイサーがミサイルを発射しようとしたそのとき、レイアースMK−3は急上昇しあっという間にチェイサーの
後ろについたのだ。
「形勢逆転だな。」
レイアースMK−3はバルカンを発射しチェイサーを撃墜した。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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