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第85話、潜入!!機動要塞編(終)デボネア帝星へ

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「コアまであと150!!」
そのとき黒い魔神が出現した、ロード卿ののるゲルニカである。
「この青い機体はワシが片付ける!!。」
ゲルニカは山波のレイアースMK−3にビームソードで切りかかってきたのだ。
「人型兵器がこんなところに!!コレでは分が悪いコッチも人型に変形する。」
山波は右の赤いレバーを引いたするとF14に似た機体はたちまち人型に変形しどこからか、飛来してきた
オプションアーマーを装着した。すると機体は青から赤に変化したのだ。
「なんだと変形するのか・・・・レクサスと同じタイプとはな。」
山波のレイアースMK−3はビームソードを取り出し、両端からビームソードが出てきた。
「すげえ!!コレがレイアースMK−3か!!ポテンシャルがものすごい高い!!。」
レイアースMK−3はビームソードを回転させ、ゲルニカとチャンバラを繰り広げている。
「タクトは早くコアへ向かえここは俺に任せろ!!、ライコネン!!お前が変わりにブルーリーダーの指揮をとれ!!。」
「死ぬなよ!!ユート!!。」
「このフォースは・・・いつもと違う!!なんだこのフォースは!!。」
ロード卿は戸惑っている。そしてレイアースMK−3はゲルニカへ突進してきた。
「覚悟!!。」
しかし腕を切り落としただけだった。
「ぐうおおおおおおッ!!。」
ロード卿は斬られた腕の傷口を抑えながらその場から逃げていった。
「・・・・・コアへいかなければ・・・。」
レイアースMK−3はオプションアーマーを外し、再び飛行形態に戻った、
そのころタクトたちはコアを目前にして敵と空中戦を展開していた。
「ラズリ!!ケツにつかれた!!はやく来てくれ!!。」
ラズリはタクトのF14の後方にいるチェイサーをバルカンで撃墜したのだった。
「助かったぜ、ラズリ。」
「がんばれタクト!!コアまでもう少しだ!!。」
「その声はユートか!!。はやく来てくれ、チェイサーに囲まれている!!。」
「任せろ!!。」
レイアースMK−3はバルカンで次々とチェイサーを撃墜していった。
「閣下!!ロード卿がやられました!!いまコッチへ帰還してます。」
「機動要塞はもはやコレまでですクライスラー閣下・・・ここは脱出を・・・・。」
「ぬう・・・・無念だ!!無敵を誇った機動要塞がいとも簡単に落とされるとは・・・。」
ブリッジへ戻ったロード卿は左腕がなくなっていた。
「エレメンタル・フォースにも可変ギアが配備されているとは、うかつでした。」
「クライスラー閣下脱出の準備がととのいました!!。」
「わかったいまいく!!。」
山波とタクトはついにコアへ到着した。
「よし全機集合しろ!!。」
あつまったのはわずか12機だった。
「コアへ一斉射撃!!。」
12機の戦闘機はコアへ集中砲火を浴びせた。そしてコアは破壊された。
「全機脱出だ!!。」
山波たちは機動要塞から脱出をはじめた、同時に後方には、クライスラー少将とロード卿らをのせた脱出艇のすがたもあった。
そして機動要塞は大爆発をしたのである。その爆発に4機が巻き込まれた。
「50機出撃して残ったのはわずか8機か・・・・・。」
「エレメンタル・フォースの隊士からは戦死者はいないぜ。」
「だがオートザム正規軍と帝国には大勢の戦死者がでてしまった・・・・・・・。」
「これが戦争なんだよユート・・・・。」
「あの黒い機体・・・あれが魔神という奴か・・・・。」
「でも勝ったんだろ・・・。」
「勝てたのはオレの腕じゃない・・・このレイアースMK−3の性能のおかげだ。もっともっと腕をあげなければ・・・。」
「NSXが見えた、これより着艦する。」
山波たちはNSXへ8機すべてが着艦した。
そして格納庫では龍崎たちやNSXのクルーが拍手で迎えていたのだ。
「やったなユート!!。」
「ジェオ!!」
「お帰りタクト!!。」
「命拾ったぜ!!アルシオーネ!!。」
そこへ龍崎が現れた。
「ユートにタクト2人ともよくやってくれた、これでオートザム本国とデボネア帝星への補給ルートが確保できたわけだ。」
そしてナカジマ大佐も現れた。
「これで、デボネア帝星に取り残されていたわが正規軍は滅ばずにすんだ、君たちのおかげだ。本当にありがとう。」
ナカジマ大佐は山波たちに深々と頭を下げたのである。
NSXブリッジへ山波たちは移動していた。そこには光とモコナの姿もあった。明里はNSXのオペレータをしている。
「見えました、デボネア帝星です。」
それは青色できれいな惑星であった。
「これがディアマンテ帝国の母星、デボネア帝星か・・・・ついにきたんだなオレたちは。」
「ああ・・・。」
「まるで、地球と変わらないな。」
「NSX大気圏突入3分前です、各自持ち場についてください。」
「よし、180度反転!!バリュート開け!!これよりNSXは大気圏に突入する。」
ナカジマ大佐の号令でNSXは180度反転し後方からバリュート(パラシュートみたいなもの)を開き後ろ向きで大気圏へ
突入を開始した。隣にはエルザ号の姿も写っている。
「あれは、エルザ号だ。一緒にデボネア帝星へ行くんだ。」
そして大気圏を突破したNSXとエルザ号はデボネア帝星上空に差し掛かった。
「ここがディアマンテ帝国かなんてきれいなんだ・・。」
「てっきり、草木もなにもない廃墟で魔物がうようよいると思い込んでいたのに・・・。」
「見た目で判断するなっていういい見本だ。」
光は鋭い目つきでディアマンテ帝国上空をにらみつけているのであった。
「これより本艦はエレメンタル・フォースの基地へ向かいます。」
「そういえばエレメンタル・フォースの基地が完成してるんだった。」
「そうです。これから案内いたします。」
いよいよデボネア帝星に上陸したエレメンタル・フォースはこれから過酷な戦いを繰り広げていくことに
なるのであった。

潜入!!機動要塞編

管理人:PN.らくがきねこ

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